高樹のぶ子のSIAブログ
読むこと、選ぶこと
一日中、文学賞の選考のために本をよんでいると、つかれる。 どれも面白いから、尚疲れる。 目をあげて、あれこれと考えてしまう。 なぜ私が、選ぶ立場にいるのだろうと思う。 誠実さを買われて？まさか・・ 一語一句を誠実に辿って読む、ということがベストの読み方とは思わない。 もちろん誠実さは大事だと思うが、なんというか、読み始めて５ページもすれば、その一冊の質量、匂い、手触り、・・つまり本質 . . . 本文を読む
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ああ紅葉
今週後半の、文学賞の候補本と、格闘しています。 多分、一日、うちにいることになりそう。 せめて晩御飯だけでも、外に出たいですが・・ しかし、一年の出版物の収穫を、まとめて読めることは、しあわせです。 選考料を頂いて読めるんですから・・ 今日も明日も、眺めることができるのは、多分我がベランダだけです。 今年はなんと、驚くほどの鮮やかな紅葉です。 このマンションに越してきて、丸５年かな・ . . . 本文を読む
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水原紫苑さんへの手紙
紫苑さん、ブログへのコメントを有難うございます。 先日の京都は、とても楽しかったです。今も紫苑さんの紫の着物姿が、目に浮かんで・・ このブログは、かなりの薀蓄の宝庫？で、読者も知識豊富な方が多いようです。 紫苑さんがコメントくださって、さらに華やかになりました。 吉田山荘では、本当に三日月が美しかったですね。 高階先生、芳賀先生、そして紫の君紫苑さんに、平安文学のエキスパート山本淳子 . . . 本文を読む
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思わぬ収穫
11月18日のブログ「森の中・・古墳に出会う」ですが、諸説をコメントいただいて、ありがとうございます。「古墳」「炭焼き窯」「究明せずそっとしておいたら？」とさまざまご意見ありました。 このまま未解決で置いておくのも興があっていいものだ・・と想いましたが、同行の編集者が、あれは絶対炭焼きではない（炭焼き窯を知っている様子）、と言い 迷った場所を特定してくださったので、現地に問い合わせいたしま . . . 本文を読む
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消防ポンプ見いつけた！
同じく、近江路で道に迷ったとき、農家の納屋みたいなところで、こんなものを 見つけました。 これは間違いなく、消防ポンプです。 （前々回のブログ写真の、古墳か炭焼き窯か・・の疑問は、いま、当地の町役場が確認してくださってます） このポンプ、思わず、どんな風に使うのか、立ち止まって考えてしまいました。 川か井戸の水をくみ上げるのかもしれませんが、人力でポンプを押して、 水流を炎に向けるのでしょ . . . 本文を読む
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番組審議会
このSIAで「TVドキュメントSIA」を製作して下さっている地元テレビ局RKBの 番組審議会が、ありました。 番組審議会とは、局外の人間により、番組だけでなく、テレビ局への意見を言うコミテイです。 今日も、8人の審議委員が集まり、ひとつのドキュメンタリーに関して、感想を伝えました。 みなさん、真面目に番組を見ておられて、ご自分なりの意見を仰られました。 同じ番組を見ても、見る立場で、いろいろ違い . . . 本文を読む
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森の中・・古墳に出会う
先日の近江路の旅で、途中で道に迷い、突然車の近くに、写真のような古墳が 出現して驚きました。 きっと古墳だとおもいますが・・自信はありません。 まさか、防空壕ではないでしょう。 いつごろのものかは見当もつきませんが、近江路は、そんな昔から、人が生きていたんだとあらためて実感しました。 また、権力の集中があった証拠でもありますね。 墳墓は、死者を祭るものですが、死者の証しをみることで、 . . . 本文を読む
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宝塚
ある会社のご招待で、久しぶりに宝塚を見てきました。 会場は、近頃あまり催しものがなくなった「市民会館」でした。 スペインはバレンシアを舞台にした革命と恋の物語・・・ あらためて、宝塚のエッセンスに浸ってきましたが、歌舞伎と真反対に、 男装の女性たちが主役。 不思議な世界です。 なにが不思議かって？ 決して進化せず、古びもしない、一定の様式でキッチリと作られた舞台なんです。 その . . . 本文を読む
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紅葉の道
先日の近江路の旅。 米原の徳源院（佐々木道誉の墓所がある）の、入り口に美しい紅葉の道ができていました。お見せしたくて、写真にとってきました。前日の雨もあがり、紅葉の赤も潤っていました。 ブーツの底で、赤い色を踏んでしまいました。 このお寺は、道誉桜という古木があります。満開のときはさぞ美しいことでしょう。 . . . 本文を読む
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TVドキュメンタリーSIA・・マレーシア編がUP
マレーシアの旅の番組が、このブログにアップされました。 上部タブ（TVドキュメンタリSIA）をクリックしてください。 すでに上海編の準備に入っていて、マレーシアへの旅が昔のように感じられますが、あらためてブログで見ていると、あの暑かった日々や、市場の喧騒が、懐かしく思い出されます。 マラッカの夕陽も美しかった。 写真や文章では伝わらないものがもあります。 テレビ映像として、皆様と共有 . . . 本文を読む
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