高樹のぶ子のSIAブログ
月に拍手
写真家和田直樹さんが撮影された日食の写真を送ってくださったので、皆様にも見ていただきたくて、 和田さんの許可を頂いた上で、アップいたします。 上海の南西に位置する杭州で、撮影されたそうです。 皆既時の写真や、ダイアモンドリンブの写真は、いくつか見ましたけれど、 このように、三日月に太陽が陰った写真は、あまり発表されていませんので、 かえって新鮮です。 月が三日月になるとき、こんなふうに、紙 . . . 本文を読む
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上海浮遊
連日、「甘苦上海」を書いています。 このところの大雨のおかげで、外に出ることもなく、上海に浸っています。 去年から今年にかけて、１０回近く上海詣でしたおかげで、目を閉じれば、上海の街角に立っているような気分になれます。 日経新聞の上海支局から、このところの経済情報が入ってきて、様々な数値の読み取りにアタマを悩ませていますが、やはり他の政府直轄の都市と比べて、不況のあおりを直接的に受けているよう . . . 本文を読む
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白いオタマジャクシ
今朝のワイドショーで白いオタマジャクシと白いカエルが増えていると言ってました。 ニュースショーの話では、減反政策で、オタマジャクシの交配範囲が狭まり、ごく小さい確率で発生するアルビノが多くできるのだそうです。 ひ弱なイメージで、かわいくもあり、でもちょっと気色悪くもあります。 白い生き物は、高貴で神の使いと見られて、古くからあがめられてきたそうです。 白蛇、白い馬、白鳥、みな、良いイメー . . . 本文を読む
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核とトカレフと竜胆
数日、家を留守にしていたので、今日は母親のところに顔を出してきました。 襲い来る困難にも柳の枝が折れない譬えのごとく、３０キロの体で、笑顔で迎えてくれました。施設の人が、「今日はちゃんとご飯を食べられましたよ」と言われて、「頑張ったね」とまるで子供を励ますような次第・・ その帰り道、車の中でラジオをつけていたら、日本は核を持つべきだと、誰かが言いつのっていました。 核を持たなくては、日本は中国 . . . 本文を読む
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◆トークブログ６２「全州市にて」
（この「トークブログ」をあなたのブログに貼付けて見ませんか？→） ※「トークブログ」をご覧頂くには「Adobe Flash Player」が必要です。 ******************************************************************** 日本経済新聞朝刊連載 「甘苦上海」特集開始！ ■新聞掲載の翌日から小説本文を1週間掲載 . . . 本文を読む
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夏の嵐
「夏の嵐」という映画がありました。 確か、人妻と兵卒の情事だったかと思います。 けれど今年の夏の嵐は、政界で起きてます。 去年の秋以来、ずっと解散の風を言われていて、けれど何とかここまで保って来た自民党ですが・・ 福岡県からの総理大臣は戦後初めてだとか・・けれどわたしの周辺では、そうした地元意識はほとんどありません。 わたしの故郷である山口県からはかなりの数の政治家が総理大臣になっています . . . 本文を読む
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蝶の羽
雨の日が続いています。 渇水を経験した福岡では、でもありがたい雨です。 過ぎたるは・・で、降りすぎないでほしいですが・・ 昨日のことです、雨が一休みしたベランダで、折れたアゲハチョウの羽を見つけました。 ４センチの長さからすると、結構大きい蝶だったと思いますが、羽の折れた蝶の体は見つからず、どこに消えてしまったものか。 鳥に食べられたのかもしれません。 それならそれで、他の生き物の「役に . . . 本文を読む
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◆トークブログ６１「偶然出会った本」
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蒲田でホッピー！
打ち合わせを理由に、若い男性二人と飲みに行きました。 わたしの希望で「できるだけ庶民的で、面白いところ」ということになり、ならば蒲田の居酒屋へ・・・ 初めて行った蒲田は、私には近未来都市に見えました。 蒲田といえば、「蒲田行進曲」しかイメージがありませんでしたから。 ネオンのあざといまでのニギニギしさだけでなく、造花と生花が混在したような、そして明るさと暗さがごちゃまぜになったような・・面 . . . 本文を読む
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迷鳥
さだまさしの歌に「つゆのあとさき」という初期の名曲があります。 「つゆのあとさきの・・トパーズ色のかぜが・・」 まさに今頃の季節でしょうか。 トパーズ色の風。つゆが明けるころの風でしょうか、それともつゆの中休みか。 さださんの初期の作品で、一番好きな歌です。 「湿舌」という言葉も思いだします。 熊本在住だった光岡明さんの短編のタイトルです。 すでに他界した直木賞作家です。 湿舌とは、気象上の言葉 . . . 本文を読む
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