高樹のぶ子のSIAブログ
花あり死あり
先のブログで、このサイト訪問者の皆様から紫綬褒章のお祝いを頂きました。 ありがとうございます。 いろんな小部屋を作ってきました。 恋愛小説の部屋、SIAの部屋、「マイマイ新子」の部屋。 それぞれ違う作りの部屋ですが、文学から外れてはいないことを、振り返ってとりあえず安堵しています。 なにぶん、気が多いもので、ついついいろんなことに手を出してしまいがちなので、自分の好奇心に警戒しておかなくて . . . 本文を読む
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月桂樹の花
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ずっと自宅にこもっていますので、ベランダの話題が続いてごめんなさい。 先のブログで紹介したテッセンは、花を幾つも空に広げていますが、反対側の隅っこに、憮然として色気のない枝葉を広げているのが月桂樹。 この木は、台所用に小さな苗木を植えておいたところ、どんどん背丈を伸ばして きたわけです。 葉はローリエと呼ばれて料理のシーズニングに使われています。一枚二枚あれば、お鍋の . . . 本文を読む
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見上げるとテッセン
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このところベランダが賑やかです。 とりわけ雑草の繁茂と、どこから飛んできたか判らない植物が地中からどんどん芽を出しています。 たかだか30センチの深さの土を信じて、生を根付かせようとしています。 地球も、宇宙から見ればそんなものかな。 宇宙に浮かぶささやかな球体を信じて、生命をあふれさせています。 でもウチのベランダと同じで、限りある土壌なんですね。いつでも干上がって . . . 本文を読む
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タイの政変とSIA記事
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/a3/db28c94fc2ac0484ce43a2483ada9fbd_s.jpg)
12月はじめに政変が起きたタイ。 おかげでSIA訪問を、ひと月のばす羽目になりました。 空港が占拠された記憶は、まだ生々しいです。 でもあのとき、追われたタクシン派が、いままた、バンコク市内でニュースの通りのありさまです。巻き返し暴動・・ SIA訪問は、ちょうど二つの政変トラブルの間隙を縫って行われた、ということになります。 いまSIAタイ編は、すべての予定を終 . . . 本文を読む
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春の憂い
憂いという漢字変換で、まず出てくるのは愁いの方です。 私が使っているソフトではその順番なのですが、どうもこの漢字には秋が使われているので、愁いはやはり、秋の愁いであって、いまこの季節のうれいは、やはり憂いと書くしかなさそうですね。 花が散り、葉桜がむんむんと匂い立つ季節になると、その生命力に気圧されて、気分がめいってくる、それが春の憂いの元なのではないでしょうか。 とりわけ、人生のピークを . . . 本文を読む
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【緊急告知】★ 「ムーブ2008 性を越えた性~作家・高樹のぶ子がタイで見た“性の壁”~」放送 ★
RKB毎日放送 「ムーブ2008」 にて、高樹のぶ子氏のタイへのVisit SIAの模様が放送されます!視聴可能な地域の方々はぜひご覧下さい。 残念ながら今回は地区限定の放送となりますが、後日、当WebSIAの「TVドキュメンタリーSIA」に全編ノーカットで掲載いたします!ご期待ください! ------------------------------------------------- . . . 本文を読む
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溶鉱炉の火・・料理人の腕
最近、本当に情けないことが・・・ 長年、慣れ親しんだ食事どころが、ふらりと行ってみると、「**日をもって閉店いたしました」という張り紙にであうことです。 皆さんのお住まいの近くでも、そうなのでしょうか。 今年に入って、お寿司屋、鰻屋など、専門店がいくつか、消えてしまいました。 何でもアリの居酒屋や、定食屋などは、大丈夫のようですが、専門店が消えるのは つらいですね。 食べ物屋も、コンビニ風に安価 . . . 本文を読む
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紅子さんの赤い花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7e/d1/3904994280b2b83ffa5c47e72df1c1ea_s.jpg)
パリでも桜が咲くそうで、そういえば、パリから東へ列車で二時間半、ストラスブルグに近い街ナンシーで桜の開花を見ました。 ナンシーは思い出深い街で、「HOKKAI」で高島北海という明治の官僚であり画家の人生を書いたときに、取材した街です。幸運なことに、この作品で、芸術選奨文部科学大臣賞を頂きました。 北海は、エミール・ガレと親交をもった、山口(長州)萩出身の長身でハンサムな男性 . . . 本文を読む
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