高樹のぶ子のSIAブログ
紅葉の一年
みなさま、年の瀬を忙しく過ごされていることと思います。 私も、昼間は掃除と片付け、夕方からは食事会で、落ち着かない時間を 過ごしています。 この一年は、写真のように、紅葉の歳でした。 美しいか、アワレであるかは別にして、50代の女性を主人公にして 恋愛を描きました。 紅子の一年でもありました。 そして「甘苦上海」は、私にとって、大事な一作になりました。 この連載に関しては、いくつかの冒 . . . 本文を読む
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漢字と平仮名
このブログの有り難いことは、忘れていた冬至をコメントで思い出させていた だいたり、 一人では目の及ばない情報を提示していただいたりすることです。 大佛次郎文学賞の選考に加わったいきさつから、石川九揚氏の「書の読み方」に 関心をもっていたところ、前回のブログのコメントで、さらに、漢字と平仮名へ の言及があり、あらためて、日本語の多様さを思いました。 たしかに日本は二重言語国家で、政治と宗教と . . . 本文を読む
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雪景色
今年最後の遠出から戻ってきました。 途中で日本は大寒波に見舞われました。 その旅の途中で撮った写真です。 雪の世界ば珍しく、子犬がきゃんきゃんと啼くようなはしゃぎ方をするので、 同行の編集者たちに「どうしてこんな景色が珍しいんですか」と 呆れられましたが、雪景色は、人の気持ちを初期化するんですね・・ 瀬戸内で育った子供時代には積雪は珍しく、当時は地球温暖化も昨今の ようには進んではいなくて . . . 本文を読む
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なぜ男は女を怖れるのか
上記の本(アラン・リピエッツ著・・藤原書店刊)を読んでいます。 インドの話題から少しだけ外れて、急遽、ギリシャ悲劇の世界へ・・ この本のサブタイトルは・・ラシーヌ「フェードル」の罪の検証・・ となっていますが、あまり難しい話題ではなく、こういうギリシャ悲劇が、 ラシーヌによって再構築された、ということのようで・・ フェードルというのは、女性の名前です。 夫の息子(フェードルにとっては義 . . . 本文を読む
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結婚式のガスライトマン
これまでのきらびやかな結婚風景に、ガスライトマンの写真を加えます。 前にも書きましたが、このライトは鉄のかたまりで、かなり重そうです。 二十人ほどもいたでしょうか。 白馬の花婿や鼓笛隊を囲むように、彼らが明かりをともして随行します。 結婚式参列者と比べて、小柄で痩せた男性が多く、ライト用にそういう 体格の人を集めたのかと聞きましたら、インド専門家は「いえ、カーストの 下層の人たちですから」との . . . 本文を読む
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インドの花嫁
花嫁さんもたっぷりと大きい人でした。 花飾りを首に掛け合って、結婚の誓いです。 花嫁は輿で数人に担がれて入ってきました。 印象的だったのは、花嫁は花婿を見ません。 それが習慣なのか、ずっと伏し目でした。 なんだか不自然なぐらいでしたが、後日、納得しました。 結婚式で初めて花婿と会う・・という女性も、決して特別ではなく、 今でもよくあることだそうです。 花嫁は自分では結婚相手を選ばず、ネットや新 . . . 本文を読む
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白馬の花婿
結婚の会場に、遠くから太鼓そのほかの合奏が聞こえてきて、飾った馬が数頭、 その中心にこのような花婿が・・ マハラジャ・・の気分なのでしょうか・・ 日本でも、十二単の平安時代の衣装で披露宴、というのをどこかで見ました。 私の前で止まったので、カメラを向けると、ポーズ。 きんきらきんで、今夜はスター。 このあと、インド結婚事情を取材しましたが、自由恋愛はまずありません。 結婚は、家や家族の連帯 . . . 本文を読む
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サリーの美しさ
これからインドの輝かしい面をお伝えします。 と言っても、リッチ体験は、豪華な結婚式しかありませんが。 この写真は、参列者のご婦人方です。 たっぷりと体格の良い、女性達。太っていることは何と言っても 豊かさの象徴です。 サリーは、優雅ですが、下々のサリーはまた別の用途があります。 寒さ、暑さ、ホコリ、頭に物を乗せるためのクッションなどなど。 一枚の布(5メートル)の使い方は多様です。 こ . . . 本文を読む
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インド報告
ようやく、メールが通じましたので、あらためて・・・ デリーに来ています。 空港に着く早々に、ホテルまでの間に豪華な結婚式に参加してきました。 写真を送ることができませんが、新郎はなんと白馬に乗って会場へ、新婦は 輿にのって担がれてやってきました。 日本円で約3000万円をかけた披露宴です。 美しいサリーを山ほど見ました。 インドのお金持ちは、華やかです。 華やかなことが好きなのですね。 結 . . . 本文を読む
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