高樹のぶ子のSIAブログ
バンペイユ
銀座のバー「ザボン」のママから、バンペイユという果物が届きました。 多分、晩白柚と書くのだと思います。 聞けば、とても高級な柑橘だとか・・ ともかく、すごく大きいのです。直径が18センチ。重い。 それでこわごわ、包丁を入れて中を開いてみますと、ザボンの親玉というか王様みたいな感じなのです。 初めての果物です。 どこが王様のようかと言えば、ふかふかとした、真綿のごとき内皮、ク . . . 本文を読む
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日々の糧
不思議な映画を見てきました。 ヨーロッパで製作されているようですが、英語での原題は「Our Daily Bread」 パンという意味より、やはり日々の糧という意味でしょう。 日本語のタイトルは「いのちの食べ方」 始まりから終わりまで、一切の言葉なし、説明なし。 ただ、延々と今の食料生産の現場を、ドキュメントしています。 それも、個人生産や小規模生産ではなく、「工場」といっていいほどの規模で . . . 本文を読む
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ナント音楽祭10
ナント報告は、とりあえず今回で最後にします。 いろんなところに、エッセイや写真などで発表するものについては、そのつど、このブログでお知らせします。 また、音楽祭から離れて、ナントで出会ったことなど、通常のブログのなかで 書いていきたいと思います。 この写真は、青いスニーカーをはいたシューベルトです! この音楽祭の「顔」として、街のいたるところで見られます。 もち . . . 本文を読む
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ナント音楽祭9
ずっと私をシューテイングしてくださったNHKパリ支局のクルーです。 デレクターは日本女性ですが、カメラと音声さんはフランス人でした。 この写真を撮ったのは、アーテイストラウンジを言って、アーテイストや メデイア関係者が、自由に食事できる食堂です。 小さな町なので、こうした場所がなくては、出演者は不自由です。 なんと期間中に一万食が提供されます。 これが、日本の「ラ・フ . . . 本文を読む
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ナント音楽祭8
この「熱狂の日」のすべてを取り仕切っておられるルネ・マルタンさんをご紹介しますね。 期間中、トータルすると二百数十回の演奏会がありますが、その出演者、演奏曲目などの選択はすべて、彼自身がなさっています。 そこで発見された新人というか、埋もれた巨人が、世界に羽ばたくチャンスにも なっています。 クラシックへの垣根を低くしたい、という志も、質が低ければ、ソッポを向かれます . . . 本文を読む
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ナント音楽祭7
ナントの街の話題ばかりで、肝心の音楽祭のことを書いていませんでしたね。 音楽祭は一箇所にある、大小のホールでひらかれることは 書きました。 私を音楽大使として招待くださった方面に、原稿を書かなくてはならないので、あまり詳しくは遠慮しますが、朝から深夜まで1時間刻みで、いろんなクラシックを ハシゴできる音楽祭なんて、前代未聞です。 すべての演奏家と演奏曲目をまかされてい . . . 本文を読む
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ナント音楽祭6
クレープについてアップしましたが、それは主としてランチ。 夕食はやはり牡蠣とか海老の海産物、それもナマで・・ 食べる写真はありません、なにしろ、写真撮るヒマもなく、食べてましたので。 食べ終わり、ようやく人心地がついて見回すと、素晴らしいデコラテイブなお店でした。お店の名は「シーガル」。 店内の写真をアップしますね。 一見、静かな雰囲気ですが、牡蠣と格闘する地元あるいは音楽 . . . 本文を読む
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ナント音楽祭5
これは何だと思われますか? クレープです。 いろんな種類があって、日本のように、オヤツみたいに甘いものもありますが、ハムとかキノコとかサーモンなどを挟んで、この写真のように、卵も乗っています。 これを、何枚も注文して食べるそうです。 飲み物はシードルと呼ばれる、発泡したりんごジュース。 それも、写真のように、カップでタップリといただきます。 美味しそうでしょう? なにしろ、 . . . 本文を読む
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ナント音楽祭4
お城には椿が満開でした。 「椿姫」のオペラを思い出しましたが、あの椿は、日本から伝わったものだと 聞いています。 このお城の椿は、八重で、どうも日本の「侘助」とは、趣が異なっています。 もっと、あでやかというか、ポトリとは落首しそうにないですね・・ (続く) 高樹のぶ子 . . . 本文を読む
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ナント音楽祭3
ナントにも、オペラハウスがあります。美しい円柱が前面にならぶ、 趣のあるもので、伝統的なレストランがある広場に面しています。 颯爽と歩いていますが、結構寒いのです。 でも日差しの中にでると、目がまぶしいくらい、光が強い午前中でした。 (続く) 高樹のぶ子 . . . 本文を読む
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