高樹のぶ子のSIAブログ
猫と机
ある文学賞選考会で、井上ひさしさんが言っておられたこと、ぜひ、ご紹介したくて・・・ 先般の中国四川省大地震で、小学校の一クラス全員が助かったのは、地震が来たとき先生が、大声でこう叫んだのだそうです。 「机の下にもぐって!!!」 天井が崩れてきて、ほかのクラスではたくさんの児童が犠牲になりました。 ほかのクラスの子供は、みんな廊下に飛び出して、つぶされてしまったようです。 けれどそのクラス . . . 本文を読む
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タイの動乱
東京に出てきています。 久しぶりに、友人二人と銀座にでかけて、そぼ降る雨に濡れました。 とあるクラブで、ママから「甘苦上海」の反応を聞くことになりました。 朝からエッチな場面・・云々は耳タコでいまさら驚きませんが、思いがけず「診断書」と「コン」が話題になっているときき、複雑な思いです。 とくに診断書は、一人歩きしている言葉のようです。 「あなた、診断書もらった?」とか、そういう感じで女性同士の間 . . . 本文を読む
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内科医のみなさまと
昨日は九州大学の内科医のお医者さまの集まりに呼ばれて、アジアについてお喋りしてきました・・でも、アジアのつもりが、どんどん他の話になってっしまい・・最後の10分でアジアを駆け回る・・・という慌ただしさ。面目なし。 続く懇親会で、現場のお医者さんと話をして、いろいろ勉強になりました。 ウイルスの専門家は、いま、トリインフルエンザで、恐怖を覚えていますが、あっという間に何十万の人間が死ぬということは . . . 本文を読む
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「甘苦上海」特集サイトがオープン
11月20日から、日経朝刊連載の「甘苦上海」を、ウエブでフォローする 特集サイトがオープンになります。 「甘苦上海」特集はこちら(http://bizex.goo.ne.jp/special/shanghai/)⇒ このことは、日経紙面(企業欄)でも、20日紹介されます。 新聞連載小説の弱点として、最初の読者が、回を重ねるにつれて、減少してしまうことがあります。数日旅行をしてい . . . 本文を読む
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山口県と上海
この秋は、いろいろココロが支離滅裂状態なのですが・・ 18日は、9歳の新子ちゃんに戻って、劇場アニメ「マイマイ新子と千年の魔法」の制作報告会で、ふるさとの山口を訪ねます。 県知事さんや、県教育長さん、防府市長さんなどを表敬訪問し、また地元のテレビに生出演で、「よろしくね」と報告の予定です。 アニメの松竹系での公開は、もう少し先になりますが、文部科学省の推薦も受けて、これから . . . 本文を読む
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性と性格
先のブログで、日経連載「甘苦上海」について、盛り上がっていまして、作者としては嬉しいかぎりです。 性描写に関しての様々な反応は、とても良くわかります。 ちょうど今日11月12日に掲載された(42回)を例にとって、私の苦労というか工夫について、ちょっとだけお喋りしてみたいと思います。 石井京とベッドをともにしてしまった紅子のところへ、その夜遅く、ショートメールが入ります。京からです。「診断書 . . . 本文を読む
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ツバメの巣
先般の上海訪問が、ものすごく昔に思えるほど、その後忙しい日々を過ごしています。 上海からそのまま東京へ。戻って、翌週再び東京で文学賞選考と、それにつづく恋愛本「うまくいかないのが恋」のパブリシテイで、インタビューなどあれこれ。 そしてようやく昨夜遅く、自宅に戻ってきたという次第。 この秋は、覚悟していたものの、久しぶりの新刊本、日経新聞連載、SIAタイ編、「マイマイ新子」の . . . 本文を読む
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Colored
ずいぶん昔ですが、あるプラグラムでアメリカに行ったことがあります。 国務省の招待だったので、特別のビザをもらって出かけたのですが、そのとき、白人、カラード、のどちらかに印をつけなくてはならず、私はどうしようかと迷ったけれど、カラードに印をつけました。 黄色も黒も、白以外はぜんぶ、これに入るわけですね。 その後、このシステムはどうなっているのか、わかりませんが・・ 今回、大統領が「黒人」です . . . 本文を読む
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モンゴルSIA・・ムーヴが放送されました
昨夜、九州沖縄山口地方で、「SIA・モンゴル編」が放送になりました。 1990年に社会主義を捨ててモンゴル国となりましたが、その後の道は険しく、とりわけ弱者である子供は、犠牲になっています。 私が訪ねたモンゴル第三の都市エルデネトの、エネレルセンターでは、孤児たちが家族として暮らしていました。 子供たちの話を聞いているうち、涙が止まらなくなってしまい、テレビカメラに撮られてしまいました。 子供の . . . 本文を読む
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