高樹のぶ子のSIAブログ
2009年03月22日 / 最近の出来事
ベトナムの若き女流、ドー・ホアン・ジュウさんと、対談してきました。
国際交流基金と開高健祈念アジア作家講演シリーズで、招聘された、今年32歳の女流は、作品テーマがほとんど「性」に関するものです。
SIAでお世話になったベトナム文学翻訳者の加藤栄さんが、短編を二編翻訳しておられます。
単行本ではなく、小冊子のかたちで、読めるようになっていますが、残念ながら販売はされていません。
この短編をもとに、対談を行ったのです。
その一遍「金縛り」は、人妻が夫の実家(田舎)の法事にでかけ(ベトナムでは法事が年に何回も行われ、その都度、親戚が集まるようです)亡霊となった先祖の男たちと、性関係を持つ、という過激で官能的で、スピリチュアルな作品です。
私はとても巫女的で、女性の官能が時空を越え、生死を超えて描かれて居ると感じました。
「観念や思想」ではなく「論理で説明出来ない生命の不思議」が描かれている、そのために性が描かれていると思いました。
タイのカム・パカーさんは、「タイ化政策」への反旗として性を描いていますが、ジュウさんは、女性の性的なパワー(感受性)が、社会の様々な縛りのなかで苦悩しながらも体制や因習を打ち壊していく様子を、不思議な空気感(熱気と湿気)の中に描き出しています。
「バオカップとドイモイの狭間」という「埋もれた時代」を掘り起こす才能です。
とても真っ直ぐな、ものおじしない、チャーミングな女流です。
このような女流が物書きとして存在している、ということこそ、ベトナムの底力だと感じながら・・
高樹のぶ子
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今回はまだ少ないのでトライしてみました。
次男24才が昨年の12月半ばに突然のリストラ。
仕事はスロットの開発でした。我が家にもリストラの嵐が。
就業月日はインターンシップを入れても、一年足らず。
これをチャンスに違う職種にチャレンジと思うのは周囲のみ。本人は朝昼逆のゲーム三昧。
とうとう日曜日に迎えに行くことに。
唯一の救いは高速料金が1000になることでした。
私も論理では説明できない生命の不思議を何度か体験したことがあります。その多くは、人が亡くなる直前に体験した不思議な経験です。
ベトナムと日本では国状が違うでしょうが、日本人の精神にも(特に女性には)何らかの形で縛られている部分はありますから、ジュウさんの作品のテーマは、国を越えた普遍的なテーマであるような気がします。
私も先月、親戚の法要に行ってきました。
肉親の死は、その人の一生を浮かびあがらせると同時に、自分に続くDNAの道を振り返らせるものであるように感じました。
その親戚が亡くなる前日にも、いわゆる虫の知らせというべき不思議な体験をしましたよ。
科学や論理では説明できない生命の不思議を言葉にするのも文学の仕事のひとつかもしれません。
ベトナムという未来に開けた国が、真に国際社会に参加するには、様々な考えや異質な人間をどれだけゆったりと抱えていけるかにかかっていると思います。
は国としも、また人間としてもその懐の深さを問われるところだと思います。
どうしても、似通った考えや同じ習性で寄り集まった方が居心地がいいような気がしますが、実はそうではないのです。
異質なものが寄り集まった方が、面白いし、相手に対しても、「自分とは違うのだから」と割り切れるように思います。
それでも似た者同士で固まり、自分をより強固に正当化したがる、それくらい人間は弱いものなのでしょうね。
自分の弱さを認めること、自分とは違う他者を認めること、難しいことです。人と関わる仕事をしていますので、日々鍛練です。
妊娠⇒出産をしてそれを良く感じます。
いろいろ肯定、批判はあるでしょうが、
自分の思うがままに書くのがブログかな~って思っています。
色々な世界からの情報をキャッチしながら高樹さんの小説が濃い味になっていくのですよね。
私的に色々思うところはありますが、、
こちらで、
高樹さんの感性を感じ取れることが楽しいのでしょう~
今の私はきっと。。
そんな「高樹ファン」なのだろうと思います。
高樹さんのように、
いつも何かに熱く、何かを追い求める気持を私も真似てみたいと思っていますよ。
紅子さんと同じ年齢の私です。
きっと・・・
同じような感情の動きをしているような気もします。
それを、
理解しきれない人も沢山いることでしょうが。。
高樹さんは・・
思うがままご自分のお気持を表現されたら良いと思いますよ!
たいていのブロガーは、編集者などなしに責任を自分で負いながら発信している。その覚悟がないなら、数々の要職をこなしている名前を用いて発信すべきではないとの考えも当然あるだろう。
例えば事もあろうに折角の、マロさんからの好意有るコメントも、削除してしまいました。
タイトルが「心優しき人よ」だったのです。
余りの気恥ずかしさに堪え難く、しばらくして削除させて戴きました。
こちらをお借りして、深くお詫び申し上げます。
マロさん、ごめんなさい。
こちらでも僕のコメントに、幾つも間違いが有りましたが、訂正しなかったものも多々有り、後々間違いに気付いたことも、何度か有りましたね。
一応、ブログを開設する人もコメントする人も、誰でもそれなりに社会的責任は有ると思います。
ベトナムからのニュースで、前に一億円を寄附したと偉そうにしてた、杉良太郎が皇太子と一緒だったのを聞き、彼は好みに反しいてちょっと気になりした。
ベトナムは戦勝国とはいえ、貧しく国の予算は少ないのでしょうか?
亡くなった妻(あるいは両親)などと、夜な夜な、出会うような話はよく見聞きします。
やがて、男(何故か男が多い)衰弱してしまうみたいな・・
全然違いそうですね(私が書くと単なる俗っぽいはなしになってしまいます。凡人たる所以ですね。すみません。
誰もが考えそうでないことを想像する世界、理論で説明出来ない世界が確かにあるのでしょうね。
人は、どうしても、原因を知りたがったり、分析をしたがるものですが。
どなたかが仰っていました。
この世界ではあらゆる考えつくことが、起こりうるのだそうです。犯罪でも。多分、セックスのことかもしれません。
悪も例外ではなさそうですが・・ふとそんなことを思いました。
甘苦上海・・・さすがの展開が待っていそうです。
そうネコ(コン)ですが、ストレスはきっと溜まっていると思いますよ。でも小説ですから、どのようにでもなっても文句は言いませんのでどうか、安心してくださいませ。(笑)
うちのネコちゃんは、臆病なので、いつもビクビクしています・・。
期待しましょう。
しかし日本の侍たちは、スマートでかっこいいですね。
みんなシャープなイメージで、実際に運動能力は全般的に優れているのではないかしら・・じつに心地よい、一日でしたが、おかげで、仕事は進まず、明日に持ち越しです。
お昼間の時間は、誰も電話をしてきませんでした。
良かった良かった・・
あ、わたしは中学生のころ、ソフトボールのキャッチャーだったんですよ。スコアなんかも、つけることできるんです。
この度は夢中になって見てしまいました。
まったく野球を知らない私でも充分に興奮できた素晴らしい試合でしたね。
本当に日本の選手達はみんなスマートでかっこいいです。
日本代表も素晴らしいですが韓国代表も素晴らしかったです。
とても気持ちよく一日を終えることができました。
ちょっぴり疲れましたが。。
ソフトボールのキャッチャー・・・
スポーツ少女だったのですね~
キャッチャーは頭の切れる人!という印象です。
イチローの笑顔が子供のように、輝いていていつも怒っているような顔とは別人のようでした。
好きな人をあげるとすれば、・・・岩村。
高樹先生、キャッチャーだったのですか。反応してしまいました♪
イメージが出来上がりそうです。
私はピッチャーでした。腕力を買われて・・・
中学生の頃は、ボールを投げるのも得意で、男の子に負けないくらい遠くまで投げることが出来ました。
わ・・こんなこと自慢しましたよ。高樹先生と共通点がやっとあったようで、書かずにはいられませんでした。そのあとの人生はえらい違いましたけれど・・・とほほ・・です。
小説頑張って下さい。追い詰められる気分を楽しんでくださいませ。
流石、イチロー、3勝の松坂も、棚の作業で昨日の試合は観られなかったのですが、行きつけのカフェに行くと、皆さん挨拶代わりに日本チームの優勝を、良かった良かったと祝う言葉を掛け合っていました。
イチローもピッチャー出身だったことを思うと、野球は偏ってピッチャーで成り立つスポーツなのが明白だったですね。
もちろん調子の良かったリードするキャッチャー城島も。笑
妹は男子に混ざっても、何故かピッチャーでしたね。
僕はサウスポーなのでピッチャーかライトでした。
キャッチャー(私)がピッチャーの球を弾いてしまい??、それが相手側ベンチの下に転がり込んで、私は相手側選手の足を払いのけながらベンチの下に潜り込みボールを取り出したときは、すでにランナー一掃・・でした。
記憶に焼き付いた、屈辱のシーン。あのベンチの下と相手側選手の何本もの足・・忘れられない・・
「いまはいい思い出です」なんて、絶対に言いたくない!
今、日本の女子ソフトはすごいですね。オリンピックになくなるとがっかりするソフトボールファンも多い。
5流草野球だったら、私もピッチャーやりました。高樹さんのベンチもぐりのような屈辱は一杯あり、です。使い物になりません。
日本の野球選手の活躍。これでファンも増えます。
親戚のオリンピック選手は、中国で9位でしたが、それでも日本新記録でした。この不況で、企業が解散するところも出て、なんともいえない状況です。。。
うちの二人の息子たちは少年野球からずっと野球をしています。(長男はいました、過去形です)
つまり、土日は、家族そろってずっとグランドという生活を10年くらいやっていました。
今テレビで春の選抜をやっていますが、もうずいぶん前に長男も甲子園に行きました。夏も勝ち上がっていきました。
スポーツの楽しさや、それによって子どもたちが鍛えられたり学んだことも多いのですが、その裏の大人たちの欲にからんだ見たくない部分もたくさん見てきました。
まあ、でも、WBCはやはり感動しました。バッターボックスで集中しているイチローの姿は男の色気さえ感じました。
お~っと、ひとりドボンのひとり妄想に入りそう。
明日Ekoさんのお子さんは凄いですね。
息子は数少ない歴史ある高校ラグビー部でしたが、全く草ラグビーに近いレベルのチームでした。
でも珠に勝つので試合は結構楽しみました。
甲子園の常連クラスの野球部関係は、いろいろと大変そうですね。
ラグビーはその点、モサを美徳としてますから、裏事情は少なかったようです。
ただ息子の場合も、ラグビーはかなり阿呆&馬鹿になりましたからね。笑
高樹さんはスポーツウーマンだったのですね。
文武両道ですか。
ぼくは見るだけでした。
高校は大学の付属高校でしたが、野球は弱くて県大会の一回戦で必ず敗れていました。
何しろ外野へ飛球が上がると心配で見ていられないチームでしたから。
それでも東大のピッチャーとして六大学で活躍した選手がいたのです。
懐かしい想い出です。
きれいですね。
聡明そうな目、広い額、美しい女性です。
と、今更ながら感じました。
私もソフトボールの失敗談はつきません。
ただ、今もそのせいだと思うことは、顔のシミです。
夏には確実に2回は顔がまだらになりました。
後ろと前の区別がつかない・・・
高校生になったらサッサと止めました。続かない根性無しでした。
しかし、最後に決めたイチローには何かがあると痛感しました。
それでイチローについて、今日のブログに気を入れて書いてみました。
覗いていただければ幸いです。