高樹のぶ子のSIAブログ
佐藤泰生さんと野見山暁治さん
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今日は午後、甘苦上海の挿絵を描いていただいた佐藤泰生さんの原画展で、 佐藤さんとギャラリートークでした。 お昼間のデパートでのこと、立ち寄ってくださった方も、遠くからお見え 下さった方もあり、楽しいお喋りのひとときでした。 その後、佐藤さんの先輩である野見山さんを加えての、お酒となりました。 桜がほぼ満開の夜、二人の画家とのお喋りは、すばらしいものでした。 佐藤さんは私とほぼ同年ですが、野 . . . 本文を読む
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白魚
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桜が咲き始めました。昨日は、故郷山口に、講演会で出かけていましたが、 会場付近は、真っ白な木蓮、黄色が美しいレンギョウ、そして、桜が一分か二分、 咲き始めていました。 福岡に戻って、白魚を食べました。 室見川を遡ってくる体長4センチの、透き通るような小魚です。 季節限定です。 遡ってくる川にヤナを掛けて、捕獲します。 季節が終わると、虚無僧姿の尺八名人達が、白魚供養を行います。 白魚を食べ . . . 本文を読む
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マイマイ新子の快進撃
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アニメ「マイマイ新子と千年の魔法」が、再再再上映となり、桜の季節になってもまだ続いています。 決して大きなブームではありませんが、オタク的に、熱愛されているようです。 署名運動なども、起こっています。 台湾でもシネマブックが出たり、ヨーロッパやオセアニア、いえ、イベリア半島にまで新子ちゃんが、進出するようです。 麦畑の美しい季節が、すぐそこまで来ています。 麦の季節は、新子の季節でもあります。 . . . 本文を読む
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インド酔いから一夜あけて
土曜日、無事SIA-DAYインド編を終えました。 山口県のふるさとからも、東京出版社からも、もちろん地元の一般の方々、 大学院生も多数のご参加があり、大盛況だったことを感謝いたします。 どんな中身だったかを、プログラムでご紹介いたします。 ●「第9回 SIA=DAY 高樹のぶ子と浸るインド」プログラム(PDF) インドは容易には全容をつかめないし、また、庶民の気持ちの中にも入り込む ことが . . . 本文を読む
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佐藤泰生原画展
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13日のSIA-DAYの準備の追われています。 今週は春の雪に見舞われて、その雪も春めいているどころか、 横殴りの激しいもので、しまい込んでいたコートを引っ張り出して着ました。 3月23日から29日まで、福岡で佐藤泰生さんの、「甘苦上海」挿絵の原画展」が 開かれます。 福岡三越9階美術画廊で、10時から6時までです。 佐藤さんの絵は、一年と一ヶ月のあいだ、とても刺激的な影響を与えてくれまし . . . 本文を読む
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SIA-DAYの準備
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今週末土曜(13日)のSIA-DAYインド編の準備をしています。 短編「ニーム」を発表した新潮が、家に届き、あらためてヤーダブさんの 「子犬」と併せて読んでいるところです。 この短編二つは、RKBのすばらしいアナウンサー二人が、当日、朗読してくださ います。 フォトデッセイの準備、レクチャーで取り上げる写真なども、選定を終えて、 一息ついていますが、心苦しいのは今回も、参加申し込みを頂いて、お . . . 本文を読む
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人生のお客様
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写真は、ノアンのサンドの館で見付けた、ちょっと不思議な樹です。 幹が緑色に輝いていました。 専門の人が見れば、別に珍しいことではないのかも知れませんが。 写真には撮れませんでしたが、ノアン村があるベリー地方では、 落葉高木に、沢山の宿り木が毛玉のようにくっついていました。 最初は鳥の巣かと思ったほどです。 その宿り木を見て、ショパンも自分のことを、宿り木だと感じたかも 知れません。 何しろ . . . 本文を読む
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