高樹のぶ子のSIAブログ
ラ・フォルジュルネのトークショー
皆様ゴールデンウイークをいかがお過ごしでしょうか。 私は2日から東京国際フォーラムで行われる「ラ・フォルジュルネ」に 出かけています。 朝から夜まで、ショパン浸りです。 2日の夕方18時~18時40分まで、中央の広場でトークショーを行います。 今回の本「ショパン 奇蹟の一瞬」の一部分を朗読し、名曲が生まれた瞬間が どんな状態であったのか、をお話したのちに、その曲を聴いていただきたいと 思っ . . . 本文を読む
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ショパンの小指
「ショパン 奇蹟の一瞬」がPHP出版から刊行されました。 多分、今日あたり書店に並ぶのではないでしょうか。 私にとっては、異色の一冊です。 マヨルカの奥地ヴァルデモサにある、旧い修道院にあったショパンの レリーフが、表紙のカバーに使われましたが、ちょっと怖い顔をしています。 けれど、このマヨルカにサンドと滞在していた時期、ショパンはこんな顔を していたかも知れません。体調は最悪でしたから・・ . . . 本文を読む
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トモスイとクラゲとムーヴ
SIAのタイ編で書いた短編「トモスイ」が第36回川端康成賞をいただきました。 発表した「新潮」の計算によると、18枚だそうです。 SIAで書く短編は、SIA-DAYで朗読してもらう関係で、短くまとめる必要があります。 自分の作品を削るのは辛いので、最初から短い作品を書こうとします。 長さの制限だけでなく、会場の人たちに「耳で実感」してもらう必要があり、 聞くだけで実景がリアルに浮かぶ作品にしな . . . 本文を読む
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新聞の危機
アメリカではこの数年で120以上の新聞が消えた。 そう書き起こされたのは、西日本新聞のイニャシラ・ラモネ氏(前ルモンド編集長)の インタビュー記事です。 ショックだったので、新聞紙を切り抜いています。 イギリスのタイムズ、フランスのルモンド、スペインのバイス、イタリアの コリエレ・デラ・セラも、危機に瀕しているそうです。 アメリカニューヨークタイムズはメキシコの富豪に援助をたのみ、 シカゴ . . . 本文を読む
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川端康成文学賞を受賞しました
◆スタッフから 2010年4月15日、新潮2009年4月号掲載の「トモスイ」が 川端康成文学賞を受賞しました。 本ブログ内にも掲載されておりますので、 是非下記URLからご覧下さい。 「トモスイ」ショートストーリーはこちらから http://blog.goo.ne.jp/info/websia/shortstories07/japanese/shortstories07_1.html . . . 本文を読む
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SIA人物紀行 インド編(上・中・下)をアップしました
SIA人物紀行 インド編(上・中・下)をアップしました。 ぜひご覧ください。 ◆インド編(上):リベラリスト、ヤーダブさん 底辺の人間のために書く ◆インド編(中):プーナムちゃん 虐待された少女の明るさ ◆インド編(下):代理母のJさん マイホームの夢のために . . . 本文を読む
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井上ひさしさん
井上ひさしさんが、旅立たれた。 わたしの誕生日に。 桜が散るように。 いくつかの文学賞の選考で、ご一緒しました。最近では大佛次郎賞でした。 たばこをやめて欲しかった。 けれど井上さんは、ご自分の人生を全うされたのだと思う。 近しい編集者から聞いた、いくつものエピソードが蘇ってきます。 日本の作家は、ある意味で運命のように、「純文学系」と「大衆文学系」に 分けられてしまう。芥川賞と直木賞とい . . . 本文を読む
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春霞の新東京タワー
ショパンの本を出すにあたり、PHPの東京社屋で、いくつかのインタビューを 受けました。その折、ふと窓を見ると、竹橋方向に、千鳥ヶ淵の桜が ぼうっと霞んでいました。 さらにその右手には、毎日新聞社が見えます。白い丸い棟がそうです。 その遙かかなたに、あれ、あれは何? 写真ではくっきりとは見えないかも知れませんが、新しい東京タワーです。 先日、日本で一番高い建物になったというニュースがありまし . . . 本文を読む
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小山実稚恵さんとショパン本
東京で、ピアニストの小山実稚恵さんと新聞での対談をして来ました。 音楽ファンの方には、もちろんお馴染みで憧れの方です。 今回の対談は、4月24日に発売になる拙著の宣伝と、「東京ラ・フォルジュルネ」 のPRを兼ねていましたが、とても素敵なひとときになりました! 対談はいろんな方としますが、終わって、また是非一緒に、できればプライベートに お喋りしたい方というのは、なかなか難しいものです。 でも彼 . . . 本文を読む
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