高樹のぶ子のSIAブログ
最後のブログ・・散り残る緑の葉
ついに最後の記事となりました。 写真は、我が家のベランダのイロハ紅葉です。 秋深まって、他の葉は寒風の中で、季節相応に紅く色づいているのに、 数枚の緑の葉が覗いているのはなぜでしょう。 緑の葉の気持になってみました。 「上手に季節に乗ることが出来ませんでした。散り方が自覚できてないのは 哀しいことだけれど、まあ、こっちが自覚しなくても、どうせ散るときは散るのです、 紅くても緑でも。ですから . . . 本文を読む
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東アジア文学フォーラムについて
先週の金曜から、北九州の国際会議場で、東アジア文学フォーラムが 4日間に渡り、開催されました。 中国、韓国と日本の参加国の作家が、合計30人ばかり集まり、東京からも メデイアや出版人が参加されました。日本側責任者は島田雅彦さんです。 写真は、地元の少女たちが書道パフォーマンスで「国境を越えて」と書いた ものです。レセプションのときに、何人もの少女たちが音楽に併せて書いて、 照明を落とすと、蛍光 . . . 本文を読む
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カラスウリを齧りながら
朝鮮半島の緊張は続いています。 このブログを書いて居る時点では、北朝鮮は強い反応を示していません。 私の祖父は戦前、半島からの留学生を父親代わりに預かり、身元保証人として 日本の大学に通わせました。一時期は7,8人のアジアの学生(台湾や中国からも 来ていましたが、主として半島から)が、下宿していたそうです。 その一人は大変な秀才で、初代の韓国石炭公社総裁になり、お土産を沢山持って、 祖父に会い . . . 本文を読む
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日本の技術の素晴らしさと、当ブログについてのお知らせ
日本中が「ハヤブサ」の快挙に湧いたのは確か6月でした。 イトカワの物質も、ちゃんと持ち帰っていましたね。 きっとすごい技術なのでしょうね。 あまり話題になっていませんが、ヤマハピアノについての快挙をお知らせします。 今年がショパン生誕200年の記念イヤーということで、クラシックのコンサート でもショパンのピアノ協奏曲を何度聴いたことでしょう。 私もジョルジュ・サンドとの関わりを中心に、ノアンや . . . 本文を読む
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環太平洋の時代
APECも無事終わり、何とか中国とも会談が出来たようで、とりあえず修正の 一歩でしょうか。日本での開催は15年ぶりだそうですね。 今度の尖閣漁船問題は、のちのち、歴史のうねりの最初の一波となるかも 知れませんね。 第二次大戦が終わったあとの20世紀の後半は、世界の対立はヨーロッパが 主舞台でしたが、ソ連崩壊とともに、1989年の東欧革命で東西陣営の東が 敗れて、冷戦の決着が着きました。 . . . 本文を読む
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外交の質の変化
日本の外交は、自民党の長い戦後の時代と、去年からの民主党政権になって からと、大きく「質」の違いがある、ということに、誰も言及しません。 「弱腰」「戦略が無い」と民主党外交に批判が集まるだけです。 けれど本質的に「質」が変わったのでは無いでしょうか。 これを劣化ととるか、透明化ととるか・・ 日ロ外交は、鈴木宗男氏やロシア専門外交官が、担ってきました。 沖縄返還のときも、アメリカと様々な密約 . . . 本文を読む
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最後のムーヴ放送のお知らせ
31日の日曜の深夜、九州沖縄と山口で、SIA最後の訪問となったインドネシア編のムーヴが放送になります。 時間的に遅くなりますが、良かったら見てください。 また、このブログ上でも、ネット用に編集されたものが、近いうちにアップされます ので、全国で見ていただけると思います。 http://www.e-jnn.com/move/index_f.html 高樹のぶ子 . . . 本文を読む
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さよならジャンボ
海外に来ています。 関空から乗った飛行機はJALでした。 基本的にこれまでもJALを利用してきたので、ぜひ再建が上手くいって欲しいと 願っています。 ところで機内での機長からのアナウンスで、ジャンボ機は今年いっぱいで 廃機され、来年からは別の機種が就航するという話がありました。 何十回、いや国内を入れればきっと百の単位の回数、ジャンボ機ボーイング747 に、乗ってきたのではないでしょうか。 多 . . . 本文を読む
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白鷺
先日、京都に取材で出かけたとき、疎水の中に立っている白鷺を 見つけました。りりしくて、美しい光景でした。 でもこうやって、写真でゲットしてくることに、抵抗感を持っておられる 方々がいて、ちょっとびっくりしたことがあります。 日本野鳥の会の方々は、自分の目で見て確かめることをなさるけれど、 写真は撮らないのだそうです。 そのときは、え?なぜ?と思いましたが、たった今も私は、ゲットと書いた と . . . 本文を読む
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上七軒
先日の京都取材は、西陣織りの「織成館」のお宿に泊めてもらったことを、 書きました。そのお宿は、「上七軒」という花街(かがいと読みます)の近くに あり、泊まった一軒宿のすぐ隣は、この花街の芸妓さん舞妓さんたちの、 歌舞練場でした。 ハナマチ、と読むと、何となく浮ついてくだけた語感ですが、カガイだと、 ちょっと格調を感じさせますね。 ちょうどその日が、新しく舞妓デビューした人の「店出し」で、写 . . . 本文を読む
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