徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

海兵隊式リーダーシップ

2010年10月16日 | 備忘録
気になったので、メモとして。

昔の戦争は、戦場も相手の状態も分かった状態で衝突することが多かったので、
上から下への一方的な命令・絶対服従で統制していた。
しかしながら、ベトナム戦争を境に戦争が変化。
その後の湾岸戦争やイラクなど、ゲリラ集団などを相手にすることが増えた。
そうなると、後方の本部からの指示では対応しきれない。
よって、大筋の方針は決めた上で、あとは部隊長にある程度権限を渡して、現場で随時判断させることが多くなった。

そんな中、アメリカでは、「Be Know Do」と呼ばれ、体系化されてきた。

◆Be
「リーダーとして、どうあるべきか」という品格。

忠誠、義務、尊敬、無私の奉仕、名誉、高潔、個人的勇気。


◆Know
リーダーとして、「何を知るべきか」

コーチングやカウンセリングといった「対人的なスキル」
創造的な思考や論理的な推論を含む「概念的スキル」
職務遂行に必要な知識や能力など「技術的スキル」
目標達成のために必要な用兵や予算、交渉などの「戦術的スキル」


◆Do
上記の2つを踏まえて取るべき行動。
部下や組織とのコミュニケーションを意味する「影響」
計画立案から達成までの「実施」
組織をより良いものにする「改善」


最近は、海兵隊などの司令官クラスが退官して、企業の戦術コンサルティングなどを始めるケースが増えているみたい。
興味のある分野なので、タイミングを見て本でも読んでみたいところ。

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