徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

おくりびと

2008年09月29日 | 映画
久々に良い映画に出会いました。




これは、本当にいい作品だった。
すごく刺さりました。
うまく言えないので、ぜひ観ていただければ(笑)。

それにしても、ベテラン俳優たちの演技の素晴らしいこと。
ホンマよかった。

残念だ。

2008年09月26日 | 備忘録
海外に出ている間。
若い頃に、可愛がってくれた人が亡くなった。
血気盛んで生意気な私を上手くのせてくれ、
力を引き出してくれた。

享年44歳。
胃がんで。
コーヒー、酒、タバコをこよなく愛する人だった。

今できることは、彼の冥福を祈ることと、
自分の人生を大切に生きること。
それしかない。


ある本に書いてあった、ベネディクト修道会の副修道院長の言葉を思い出す。

「私は死んで神に『汝は私が授けた人生を全うしたか』と問われた時、
 こころの底から『はい』と答えられる人生を歩みたい。」

私も斯くありたい。







やっぱツマミなしでガブガブ酒飲んじゃダメだよ。
なんて。
今さらもう遅いけど。

とても寂しいです。。。

東本願寺

2008年09月17日 | 私的京都
この連休で、ちょっと時間が空いたので、行って見ました。
すぐ近所に住んでいるのに、ようやく。


正式名は「真宗本廟」(しんしゅうほんびょう)。



元々、堀川七条に豊臣秀吉が土地を用意したという、西本願寺(世界遺産)があるのですが。
この東本願寺は、徳川家康が用意したもので、東西分立という形になっています。
どうやら三河の一揆などを教訓として、本願寺勢力を抑えるためだったとのこと。


ちなみに、ここの建物は、世界最大の木造建築だとか。
たしかにムチャクチャ大きいんですよ。
しかも、癒される。

2011年には、親鸞聖人の750回御遠忌(ごえんき)を迎えるとか。
その頃はもう京都にいないんだろうな。。。


さて。
10月以降で、できるだけ「京都世界遺産めぐり」をしたいのです。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)
賀茂御祖神社(下鴨神社)
教王護国寺(東寺)
清水寺
延暦寺
醍醐寺
仁和寺
平等院
宇治上神社
高山寺
西芳寺(苔寺)
天龍寺
鹿苑寺(金閣寺)
慈照寺(銀閣寺)
龍安寺
西本願寺
二条城

全17箇所。
めっちゃ一杯あるな。。。
この中だと、二条城しか行ってないし。
順番に攻めますよー!

闇の子供たち

2008年09月16日 | 映画
この連休で観てきました。
サイトはこちら


出演者は、江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市など、錚々たる顔ぶれ。

内容は・・・きっついです。
詳しくはサイトをご覧ください。

どれぐらいかというと、途中で何人か退場してしまったぐらい。
嫁も「出ようかどうしようか迷った」と言ってました。。。

日曜の午前中に観てしまったので、午後までしばらく陰鬱な気分でした。
でも観てほしい作品ですね。

善光寺を世界遺産に。

2008年09月12日 | 備忘録
そんな動きが活発化しているそうな。
サイトは、こちら


そういや、先月長野に行った時、
駅前にパネルでたくさんの宿坊が紹介されていた。
それを見てたら、係りの人にステッカーまで渡されました。

どこに貼ろうかな。。。
ノートPCかな。


そういえば、善光寺は来年4~5月は御開帳。
6年に1度だけなので、かなりプレミアム。
観光客がドッと押し寄せます。(今や僕もその一員ですが。。。)





御開帳。今まで行ったことがないんだよねぇ。
二度もチャンスがあったのに。
今度こそ行こうかしら。

「さあ、才能(自分)に目覚めよう!」

2008年09月11日 | 


弱みを補完していくのではなく、強みを最大限に活かせ!というのが本書。
中古で買うのは辞めた方が良さそう。
ブックカバーのウラにIDが載っていて、それを使ってWEBで診断できるようになっています。

僕の場合は、

調和性
摩擦や衝突からは、生まれるものがないと思っている。
人々が自分の意見を他人に押しつけるために無駄にしている時間の多さは、
理解できない。
全員同じ船に乗り合わせていて、この船をこれから行こうとしている所に
到着させる必要がある。それはしっかりした船です。単に自分が船を揺することを
できることを示すために、わざわざ船を揺する必要などない、という考え方。

・・・たしかに無駄なパワーを使いたくない、というのはある。


適応性
柔軟性がある、とも言える。
この一瞬の積み重ねが将来を決定していると考えている。
決して計画がないわけではないが、その場の選択で未来は変わると理解している。
だから急な要請や予期せぬまわり道にも同様することなく、対応する。
むしろ、それを望んでいる面もある。

・・・思わぬトラブルが起きると楽しくなってくるもんなぁ。


回復志向
問題を解決することが好き。
物事に再び生命を与えることを楽しんでいる。
もし自分の介入がなかったら、たとえばこの機械は、この技術は、この人物は、
この会社は、機能を停止してしまった可能性があると本能的に分かっている。
そういう状況こそ力を発揮する。

・・・昨年はまさにそんな1年でした。


収集心
知りたがりや。物を集める。
もし読書家だとしたら、それは必ずしも理論に磨きをかけるためではなく、
むしろ蓄積された情報を充実させるため。(ドキっ!)
もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、
独特な文明の産物や事柄を見せてくれるから。

・・・たしかに単に温泉に行くとかだと思ったいない気がして。
 必ず史跡を訪れるようにしてます。



内省
考えることが好きで、頭脳活動を好む。
内省的で一人の時間が大切。
自分にとって、自分自身が最良の伴侶。
自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを
検討する。

・・・自分にとって自分が最良の伴侶。なんかグサッときますね。
 そんな側面が少なからずあります。。。
 家で仕事の話なんてしたことないしな。



これらを自分の強みと認識した上で、どう動くか。
社内的にもどういうポジションに自分を持っていくか、ということですねぇ。

丹後半島

2008年09月09日 | 私的京都
7日と8日、仕事を休んで旅行に行ってきました。
ちょうど結婚記念日でしたので。
結婚して、あっという間の2年です。早いもんで。

しかし、日曜に宿泊、月曜に帰るってのはいいですな。
道も宿もすいてるしね。


今回は、初めて丹後半島に足を踏み入れました。
やはり「京都を満喫する」というのが、この1年の大命題ですから。
かといって、2日間、京都市内をウロウロしてもなー、ということで。
ちょっと足をのばしてみることにしました。

初日は、プラプラと走りながら、いきなり京丹後へ。

目的地は、万助楼という温泉旅館。
創業100年以上という、老舗です。


(サイトの写真を拝借)


松がキレイに手入れされていましたな。
結構こじんまりとした旅館です。

選んだ理由は、「海に面した旅館」と考えていたから。
今回泊まったのは角部屋で、窓から海が全開!




日曜日ということもあり、お客さんは我々を入れて2組。
お風呂も貸切でございました。


料理は、部屋だしではなく、別の部屋へ。
でも個室の座敷なんですねぇ。
すてき。


お刺身の盛り合わせに




鯛の薄造り




そして、あわび。
生きたまま、網に載せるんですよ!



悶えるように、グニグニ左右に動くんですわ。
うまかったー。

リラックスしすぎたのか、冷酒2本ぐらい飲んだら寝てしまいました。。。



翌日、すっきり目覚めて朝から活動。

旅館の目の前に、嶋児神社というものがありまして。
かの浦島太郎を祀っているのです。




丹後半島には、丹後国風土記というものがあって、そこに書かれているそうな。
まあ、調べてみると日本各地に浦島太郎伝説は存在するので。
ちなみに、長野県の木曽にも、寝覚ノ床という、浦島太郎が玉手箱を開けたという
場所があるのですが。
木曽だけに、ムチャクチャ山の中なんですねぇ。
ま、それに比べりゃ丹後半島の方が現実味がありますな。
漁師町ですし。


そして、車で5分ぐらい行ったところにある、「静神社」




源義経の妾、静御前を祀っている神社です。
なんでもここの出身だそうで。
壇の浦に出陣する前に会いに来たという話も。
こんな感じの場所です。






そして、帰りは天橋立へ!
ただ、真っ直ぐ向かうのも面白くないので、丹後半島を一周しよう!ということで。
真っ直ぐ行けば1時間のところを、寄り道しながら3時間の道のり。


ずーっと海沿いを走るので、気持ちよかったです。

海岸ギリギリにも田んぼがあるんです。




断崖絶壁の上で作っているので。
なんかラピュタみたいな感じ。
ただ、カメラの腕が悪すぎて、ちょっと伝わらないですけど。。。


さらにぐるーーーっとまわって、伊根町。
宮津市のちょっと北にある街です。

ここは、舟屋が有名。
家の1階部分に船が入れられるようになっているんです。





うちの伯父だったら絵に描きたいだろうなー。
何とも静かな漁師町。

お昼時だったので、その近くの観光案内で店を紹介してもらいました。

「兵四楼」




そこで海鮮丼を注文!



うまかったー!
しかもこれで、940円。950円だったかな。
いずれにせよ1,000円超えないんです!

写真では、もちろん表面しか見えないですけど、
下の方まで結構な量の刺身が入っているんです。
いいなー地元の人は。毎日食べたいよ。。。



そして、寄り道しつつ、ようやく天橋立に到着。



聞きしに違わず、美しい眺めでございました。


いやー、丹後半島は楽しかった。

そして、当たり前ですが、日本は広いなー。
もっと言うと、そもそも京都が広い!
京都市内の観光ももっとしたいが、北京都エリアが素敵だー。

次に遠出する時は、舞鶴エリアだな。
また色々調べてみよっと。

ランディ・パウシュ 「最後の講義」

2008年09月05日 | 備忘録
これは感動しました。
いい講義です。

末期がんで余命数ヶ月と診断された大学教授が行った講義です。
小難しい話ではありません。
子どもの頃からの夢を語りながら、いかに人生を生きるか といった
教訓を学生に話す、という内容です。


講義についての記事はこちら

動画はYOUTUBEにあります。こちらです。

講義はちょうど1年前の9月。
そして今年7月に亡くなりました。

全部で9つあるので、大体1時間ぐらいですかね。
時間のある方はぜひご覧ください。
YOUTUBEだとどうしても細切れになってしまって、見るのが面倒ですが。
それをしてでも見てほしい。

内容の良さももちろんですが、プレゼンの上手さも際立っています。

最後は感動します。
ランディが言うところの「フェイント」です。

実は、学生に向けた講義ではなく、自分の子どもに向けたものなのだと明かし、
感動的に締めくくります。
父として、子どもたちに残す大きなメッセージだと思うとグッときます。



ちなみに、本も出ているようです。






刺さった内容は・・・


経験とは、
求めていたものが
手に入らなかった時に
手に入るもの



人は必ずレンガの壁にぶつかる。
思いが強ければ、必ず越えていける。
しかし、思いが弱ければ立ち止まる



人は長くみれば、必ず良い面が見えてくる。
何年でも待つことだ。



先を行こうとする者は、必ず周囲の人に背中を矢で射られる。
それでも先を行け。



何でも楽しむことだ。
私は、それ以外の方法を知らない



好奇心を忘れないこと。
生きる原動力になる。



かっこいい人より
真面目な人を重んじる。
そのような人の方が、信用できるからだ。



・・・深いです。
毎日、大切に生きたいです。