徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

「君たちはどう生きるか」

2009年11月25日 | 
素晴らしい本に出会った。
これは、特に小中学生とその保護者にお勧めです。

「君たちはどう生きるか」



1937年が初版らしいので、かなり古い。
が、文体も美しく、読みやすい。

主人公・コペル君(ニックネーム)と親友たちや叔父さんとのやり取りを通じて、人として大切なことを学んでいくという内容。
自然科学の大切さ、人は消費するだけではダメで生産し、人の役に立たねばならない、自分に正直になること、
仲間を守ること、など色んなことを教えてくれる。

よくある道徳本のように、押しつけがましくなく、スルッと入ってくる。
自分の中学生時代を思い起こした。
今考えても、悔いることもある。「あの時、こうしていれば」と。
もっと自分が強ければと思うこともある。
そんなことも、この本は肯定してくれる。
誰しもそういう経験をして、成長していくのだ、と主人公を通して教えてくれます。


この本が絶版になることなく、永代読み継がれることを希望します。

今年一番の映画かも。

2009年11月23日 | 映画
といっても、今年あまり映画観てないですけど。
これは、かなりお勧めです。

パイレーツ・ロック




大まかな内容は予告編でどうぞ。

パイレーツ・ロック 【予告編】



アホな男どもの集まりなんですが、すごく愛せます。
音楽を通じて、家族のような強い結びつき。
政府相手に最後までロックする、という話です。

制限された時代にロックをガンガン流して、実はみんなが聞いているという。
いつの時代も政治や行政は遅れるんですね。

この映画は特に音楽づくし。
まず、The Kinksの名曲「All Day And Of The Night」でスタート。
その後、Jeff Beck, The Roling Stones, The Yardbirds, Cream, The Who, Jimi Hendrix
などなど、満載。
そういう意味でもかなり楽しめます。

監督・脚本はリチャード・カーティス。
フォー・ウェディング、ノッティングヒルの恋人、ブリジット・ジョーンズの日記、ラブ・アクチュアリーなどを手がけるヒットメーカー。
笑いのセンスもさすが。劇場内が爆笑になった場面がいくつもありました。

いやー、気持ちのいい映画でした!

忘年会

2009年11月22日 | オフ
はやっ!もうかい!

というわけで。
「日本一早い忘年会」と銘打って企画して、昨日開催しました。
メンバーは大学時代からつるんでいる連中。
企画を立てるにしても、新鮮かつ面白みがないとダメだなと思って色々考えた結果、
今回は、屋形船にしました。

こんなやつです。




前々から乗ってみたいなと思って機会をうかがっていたのですが。
今回の趣旨からしてもピッタリかな、と。
たくさん業者がありますが、今回は品川にしました。
4人中、2人が横浜方面なので、そのアクセスも考慮して。

品川を出港して、20分ぐらいでもう台場に到着。
早いもんです。
海から陸の景色を見るなんてチャンスがないので、新鮮。
写真はフジテレビです。



船の上に登れるので、気持ちがいい。
ただ、さすがにこの時期は結構寒いですけどね。

料理は最初にお刺身など。あとからてんぷらが1品ずつ順番に出されました。美味しかったー。




船の中からでも夜景がキラキラと。
座敷なのでロマンチックという雰囲気ではないですが。
仲間内でワイワイやるにはぴったりです。
今度は花見とか花火大会とかで乗りたいな。高いんだろうけど   。



それにしても、船酔いなのか酒酔いなのかが分からなかったな。

その後、品川駅前のバーでワイン3本飲んで。。。
そして、朝までカラオケ。

僕は途中で完全にダウンして寝てました 
それにしても、はしゃぎ過ぎた。やっぱ身内で飲むとついついタガが外れる(笑)

次は新年会を企画しないと。
春ぐらいに花見を兼ねて「日本一遅い・・・」ダメか。

映画 沈まぬ太陽

2009年11月18日 | 映画
先日、観てきました。



ロケはかなり気合入ってるし、航空会社の実情や政治が絡んだ企業経営
なんてのも想像できる。NTTも同じようなもんなのだろう。
何より墜落事故の描写やそれ以降の遺族のシーンなど、身につまされる思いです。
そういう点では観ておいて損はないです。

今回は、原作を読んでから映画を観るというパターンでした。
これは久しぶりだったのですが。
結論的には、先に読まない方が良かったかも。。。
文庫本5冊分を1本の映画にしているので。
やっぱ、色んな場面をカットしているなーとか、
こんな展開、本を読んでない人は分かるのか??とか
色んなことが心配になってしまって(笑)

あと、間に休憩10分を挟む長編映画ですので、お気をつけて。



ところで、個人的には、
渡辺謙と三浦友和といえば、
やっぱり平均視聴率40%、NHK大河の最高傑作「独眼竜政宗」だ。
伊達政宗と伊達成実。
当時、小学校5年だった私は完全にハマってました。
この前は懐かしくなって、レンタルで全部借りてみなおしたぐらい。

と、そんなことも気になって、集中力を少し欠いてました(笑)



西麻布のバー

2009年11月16日 | 
会社のパーティの後、西麻布で好きなバーに行ってきました。
僕が関西に2年行っている間に、勝手に(?)移転していましたが。
相変わらず、洋書たくさんのライブラリーという感じで素敵でした。
1,2階のライブラリースペースが一杯だったので、3階のラウンジへ。
もう暖炉に火が入っていて、素敵な感じでした。



とても穏やかな時間。

さて、明日から最後の戦いが始まる。
ひと頑張りしまっせー。

楊家将

2009年11月11日 | 
これは熱い。



なぜか勝手に、読まず嫌いだった北方謙三氏の作品。
今回初めて読んでみたけど、面白かった!

いやー、男だね。
男の気概ってのかな。ええわーこういうの。
女性からしたら、バカだなとか、何でそこまでって思うのかもしれんが。
それでもカッコいい生き方があるのです。
思い込みでも何でもいいけど。
自分が思うカッコいい生き方をしたいな。

これは、僕の仲間内は好みそう。
ぜひ読んでほしいな。

ちなみに、続編があるらしく、タイトルは「血涙」。
これもまた熱さが想像できる 笑

ANVIL 観ました。

2009年11月09日 | 映画
久しぶりに六本木いきました。
けやき坂のイルミネーションなんて、何年ぶりに見ただろう。。。



お店も歩いている人も、何だか六本木!という感じがしますよね。
不思議なもんで。


映画は良かったです!
CDも買う気になりますな(笑)

それにしても、泣けなかったんです。。。
いや、すごくいい映画だし、家族や仲間の絆の強さがひしひしと伝わった。
でも。
すごく冷静に観てしまった。
別に、斜に構えたわけでもなく。
今の自分に重ね合わせて、冷静にメッセージを受け止めました。
やはり人生は短いし、精一杯生きなければならん。
Carpe Diem ! だ。
そして、愛です。
最近、特に大事だと思う。仕事に、家族に、仲間に、自分に。愛が必要なんです。
ということで、すべて真剣に受け取りました。
だから笑うポイントもよく分からなかった。
仕事でも金をかけて、時間をかけて作って、大失敗ってことがあるし。

今回もたくさんのものをいただきました。映画に感謝です。ありがとう。

ちょっと最近頭の中が一杯ですわ。
ここ半年ぐらいが激動だなー。
頑張るぜぃ。