徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

ユダヤ人大富豪の教え

2008年10月31日 | 
以前、ビジネスマンが印象に残った本のランキングにあったので
買って、寝かしてあった本。



ちゃんと文庫本が出ていたので、安く買えました。


内容としては、よくある内容ではあります。
メンターが、若者に色んなことを伝授するという物語形式。

いくつか参考になりそうな内容があった。

目標設定
1.『ワクワクするような目標を立てる』
  やるべきだと思っていることを目標にすると達成は困難。
  こうなったら最高だ!という目標を立てる。

2.『目標は細分化し、具体的な行動ステップを考える。』
  ジャンプしすぎず、ステップを考える。

3.『目標を達成した時のご褒美と、失敗したときの罰を用意する。』
  そうすることで、行動しやすくなる。

4.『目標が達成できたところをイメージして楽しむ。』
  自分や周りの人が喜んでいるところをイメージすると加速する。
  (よく、カラーで見えるかどうか、ということが言われてますね)

5.『行動を起こす』



あと、面白かったのが、夫婦の話。

1.『問題が起きたら、その日に解決する。』
  男は問題を先延ばしにし、女は違和感を感じながらもそのままにしてしまう。

2.『何かを決めるときには、ふたりの100%の合意で決める』
  運命共同体なんだから、と。押し切ってはいけない。
  「そんなことをしたら仕事ができなくなる」
  ⇒パートナーを仕事より大切にしていないからダメなのだ。

3.『お互いの存在を自分の人生での奇跡として扱い、感謝すること。』
  60億人の中から選んだんでしょ?と。

4.『自分の幸せに責任を持つこと』
  相手を幸せにしたいとか、幸せにしてもらいたいとか言うが、無理。
  誰かが他人を幸せにすることはできない。
  人は自分しか幸せにできない。

5.『夫婦は運命共同体であると認識する。』
  お金がどちらから入っても、夫婦のもの。
  二人のつながりによってもたらされたものだから、入り口がどちらかは関係ない。
  共同事業だと考えること。

  ・・・今日メシおごってくれ!って言ってるうちはダメだな(笑)


あとは、人の感情というのは、すごいパワーを持っている、と。
だからネガティブになると、強烈にマイナス方向に引きずられる、などなど。

読みやすい本でした。

無名兵士の祈り

2008年10月26日 | 備忘録
南北戦争時代の兵士が残したものだそうな。
某雑誌で取り上げられていたので、調べてみました。



───────────────────────

大きなことを成し遂げるために、力をあたえて欲しいと神に求めたのに、
謙遜を学ぶようにと、弱さを授かった。

偉大なことができるように、健康を求めたのに、
より良いことをするようにと、病気を授かった。

幸せになろうとして、富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧しさを授かった。

世の人の賞賛を得ようとして、成功を求めたのに、
神の助けを知るようにと、失敗を授かった。

人生を享楽しようと、あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと、いのちを授かった。

求めたものは、一つとして与えられなかったが、
願いは、すべて聞き届けられた。

神の御心に、沿わぬものであるにもかかわらず、
心の中に言い表せない、祈りは、すべてかなえられた。
私はあらゆる人の中で、もっとも豊かに祝福されたのだ。




I asked for strength that I might achieve;
I was made weak that I might learn humbly to obey.

I asked for health that I might do greater things;
I was given infirmity that I might do better things.

I asked for riches that I might be happy;
I was given poverty that I might be wise.

I asked for power that I might have the praise of men;
I was given weakness that I might feel the need of God.

I asked for all things that I might enjoy life;
I was given life that I might enjoy all things.

I got nothing that I had asked for,
but everything that I had hoped for.
Almost despite myself my unspoken prayers were answered;
I am among all men, most richly blessed.

長野のワイナリー

2008年10月23日 | 備忘録
長野のワイナリーが、国産のワインコンクールで金賞を獲ったそうな。


品種のカテゴリー別とはいえ、すごい。

以前は山梨が強かったみたいだが。
最近は地球温暖化の影響で、長野県でも寒すぎず、良いブドウが育つのだとか。
いいのか悪いのか。。。

上田駅から車で20分ぐらいらしいので、一度寄ってみたいところだ。

近江八幡へ。

2008年10月16日 | オフ
この前の連休に。
前々から行きたいと思っていた水郷めぐりに行ってきました。
近江八幡です。

なんてことはない。
水郷を船でめぐるんです。
おじいちゃんが、ギィギィと漕いでくれるんで。

狭いところを進んでいくんです。
桜の木が並んでいるので、春はキレイだろうなー。









すんげー癒される。
なんか、普段の疲れがすーっと抜けていくようです。



その後、水郷めぐりからほど近い、八幡堀へ。
ここは豊臣秀次が整備した街。
八幡山の上に八幡城を築城。城下町に堀を作って街を整備。
近江商人の繁栄に寄与したのです。

僕の好きな「鬼平犯科帳」のエンディングをはじめ、色んな時代劇で使われています。



伯父はこの辺りでよく絵を描いてたのかな。









商人の街並みも保存されています。






少し散策したあと、嫁の希望により、さらに足を伸ばして安土へ。
安土山の麓に、資料館があるんです。
その名も「信長の館」。


安土城の天守閣は、こんな感じです。




「信長の館」では、天守閣の5階と6階部分を原寸で再現してあるんですわ。

これが6階部分。



左奥は孔子、右奥は孟子が描かれている。



これは5階部分。



真正面に、釈迦如来が説法しているところが描かれている。

この天守閣、4層目までは吹き抜けだったみたいですから。
すごいですわな。
西洋風というか。

前々から行きたかった所にいけて、ホントよかったです。

帰りに比叡山に登って延暦寺に寄ろうかと思ったのですが。
さすがに時間がなさすぎるということで、断念。

これから、じっくりいきますよー。

長野を通すの??

2008年10月15日 | 雑感
本日の日経新聞を見てビックリ。
JR東海のリニア建設。
3ルートの案があるらしいです。



Aルート 甲府⇒諏訪⇒木曽福島(なんで!?)
Bルート 甲府⇒茅野⇒伊那(微妙。長野県はこれを要望)
Cルート 甲府⇒飯田(南アルプスをぶち抜く。JR案)

Aはないだろー。
木曽福島なんか通しても、誰も使わない。
というか、美しい木曽路を壊してほしくない。

Bはねぇ。
気持ちは分かるけど。
伊那⇒名古屋とか。伊那⇒東京かぁ。
いるか??
今のままでいいと思うけどなぁ。

Cが妥当かな。
直線的だし、東京・名古屋間の大幅時短につながる。
ただ、南アルプスを世界遺産に!という話もあるらしく、その点は懸念されている模様。
たしかに。南アルプスの天然水が飲めなくなるもんね (んなことはないか



しかし、このルート。昭和53年から提示されているみたいですね。
そんな前からリニアって検討されてたんですな。
その頃想定されていなかった技術がどんどん発達しているでしょうねぇ。

まあ。いずれにせよ長野を通すのは反対だなー。

結婚式

2008年10月14日 | オフ
11日に後輩の結婚式に行ってきました。
今年5件目の結婚式。
これから数年、毎年こうなりそうで怖いです。。。
年頃ですな。

さて。
今回の式場は、南港にあるWTCです。
47階からの眺め。



WTCは大阪市が誇る、箱物行政の典型(笑)
橋下知事が府庁を移転させると言っているビルですな。

ちなみに、某金融機関で不動産投資をやっている後輩は、
「潰すのが一番安くて安全ですね。。。」と。
アクセスが悪すぎて開かれようがないというのが判断のようで。
ビルを残す前提で無理やり周りを開発してもどうにもならんのでしょうね。



さて。
今回の結婚式は、とても良かったです。
人の結婚式に出るたびに、いいなーって思うけど、今回はホントよかった。
後輩の人柄のよさがにじみ出てました。


しかし、東京在住の後輩たちとも話していたんですが。
関西の結婚式って、面白いんですよ。
何でかな。
すごくざっくばらんというか。
気取ってないというか。
スピーチとか、式の進め方とかもユニークで面白い。

結びに新郎の父がスピーチしますよね。
そこでドッカンドッカン笑いが起こるんですよ。
どんなんやねん!
みんな腹抱えて笑った後に、新郎のスピーチで泣く。。。
ホントに関西っぽいというか。
笑いあり、涙あり、です。



ホントよかった。
ちなみに写真は、料理の一部。
新郎の伯父が作っている無農薬野菜をわざわざ搬入して、作ったのだとか。



非常に美味しかった~。


そういや、二次会はプロの司会者がゲームとか仕切っていたな。
最近そういうビジネスが広がっているのだとか。


二次会の後は梅田に出て、4人で飲み直し。
結構熱い話になりましたわ。
仕事観とか。
自分の能力について、とか。
こういう機会があるから、結婚式は嬉しい。
しかも気合入れて仕事している連中なので、刺激を受けますわ。


ちょっとなー。
今は胸を張れないなぁ。。。

サソリとカエル

2008年10月09日 | 仕事
ある本にこんな寓話が紹介されていた。



川を渡りたがっている泳げないサソリが、カエルに背中に乗せてくれと頼んだ。
カエルは「君を乗せたら僕の背中を刺すに決まっているだろ!」と抵抗する。

そうすると、サソリは「そんなことをするはずがない。もし君を刺したら僕らは沈んでしまうじゃないか」
確かにそうだな、と。
で、サソリを背中に乗せて川を渡りだした。

だが、半分まできた所で、カエルは背中に強烈な痛みが走るのを覚えた。
サソリに刺されたのだ。
サソリとカエルは両方とも沈みだした。
カエルは叫んだ。「なんで僕を刺したんだ!お互い、全く得しないじゃないか!」
サソリは「わかってる。だけど僕はサソリなんだ。刺すのが仕事なんだよ。これが僕の自然の本性なんだよ。」と。



「人は変わることができる!」とよく言われるが。
ようは「人の本質は変わらん」ということですな。

まあ、こう言ってしまうと、すごく残念な響きですけど。
言い換えると「変わることはできるが、限界がある」ということですね。


だからマネジメントする者として、カエルが忘れてしまったことを、
常に意識しておかねばならない。
それを悲観的に捉えるのではなく、前向きに。
一人ひとりの特性、強みを発揮できるようにリードする。

あーむずかし。

バナナが売り切れますか。

2008年10月08日 | 雑感
全くどうでもいい話だが。

嫁が近所のスーパーでバナナが売り切れていた、と困っていた。
バナナダイエットの影響か!?

しかし、くだらんな。
嫁に「やってみる?」と聞かれて、即却下した。
意味ないし。
なんでこんなブームに左右されるんだろうか。


自分で9月からジムに通ったり、禁煙してみて思ったが。
やっぱね。努力が必要ですよ。

「There ain't no such thing as a free lunch」(TANSTAAFL)
(無料のランチなんてない!)
ってことですね。

そんなねぇ。飲むだけで、食べるだけでやせるとか。
そんな話、ないっすよ。

何かを取れば、何かを失う。
そんな当たり前のことを忘れないようにしないとなー。
ビジネス用語では「トレードオフ」と言うみたいですが。


そういえば。
最近、「なぜタバコをやめられたのか?」とよく質問される。
ニコパッチも二コレットも使ってません。
なぜって言われても「やめようと思ったから」なんですけど。。。

あえて言うなら、
「自分と約束したから。」
ということだけですね。
この考え方が、僕にはピッタリで上手くいきました。
自分を客観的にみて。
自分に対して約束するってことですね。
そうすると、男同士の約束やんけ!と。
だから守っただけ。
よし。仲間内にも無理やり約束させて、強制禁煙させたろかな(笑)


やはりビジネスマンは体が資本。
アスリートと同じ。
勝たなくてもいいから、とにかく負けずに、長く戦えるようにしないとねぇ。

さ、カッコいい40歳を目指して精進しますよー。

「京都人の商法」

2008年10月07日 | 
京都に住んでいる以上、理解する努力をしよう。
本屋でそんなことを思って手に取った本。




色々参考になりました。

店頭に商品を陳列しない
⇒お客がきたら瞬時に見抜いてお勧めのものを出す。

新しいものに目移りしない。
誇りを持って同じものをつくり続ける。
(創業800年の昆布屋もある!)
ロングセラーのポイントは
・時代を問わず、飽きがこない
・品のよさ(派手なものは、そのうち嫌気がさす)
・高品質でリーズナブルプライス。(いいものをちゃんと手の届く価格で)
・使い勝手のよさ
・適量生産(買い手が多くいても、品質優先)
・圧倒的な支持層


「一見さんお断り」はサービスの極致。
 サービスというのは、えこひいき。
 生意気なのではない。
 単なる売上至上主義ではなく、長い付き合いの中にこそ、真の顧客は存在するという考え方。
 逆に言うとどうやったら長くお付き合いできるかを考えるのが京都の商売。
 (だからそういう店は親子3代で通う、なんてことができるのだ)


などなど。
ところで、僕はいつになったらお茶屋遊びができるようになるんだろうか(笑)