徒然なる日記

映画、音楽、本からテレビやCMを含めた広告全般の話まで。好き勝手に綴っていきまーす。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

2010年09月14日 | 


これは、なかなか面白かった。

大学生をチーム分けして、1チームあたり5ドルを封筒に入れて渡す。
どれだけ悩んでもいいが、封筒を開けたら2時間いないにできるだけお金を増やせ!
という課題を与えてやらせる。
その結果、どんなことが得られるか?というところが起点。


本の内容の一部。




気になった内容としては、
・他人が捨てたアイデアは、磨けば光る原石かもしれない。
 人は、価値を完全に評価していないか、その価値を徹底的に掘り下げる時間がないために、
 アイデアを捨ててしまう場合がある。

・自分の持つスキルの幅を積極的に広げるべき。
 自分が得意なことはこれだと決めてかかると、成功の確率は低くなる。

・リスクは5種類。
 身体的リスク、社会的リスク、感情のリスク、金銭的リスク、知的リスク。

・情熱とスキルと市場が重なり合うところこそ、その人のスイートスポット。

・「生きることの達人は、仕事と遊び、労働と余暇、心と体、教育と娯楽、愛と宗教の
 区別をつけない。何をやるにせよ、その道で卓越していることを目指す。
 仕事か遊びかは、周りが決めてくれる。
 当人にとっては、常に仕事であり遊びでもあるのだ。」 老子

・観察力が鋭く、外向的で、冒険心に富み、楽観的で、なおかつ物事に懸命に取り組む。
 それが起業家のスキル。

・人間は、2タイプ。
 自分のやりたいことを許可されるのを待っているタイプと
 自分自身で許可して進めるタイプ。

などなど。
大学時代、こんな講義に出会いたかったです。
ま、別にいいんだけど

さて、今から神戸で遊んでこよっと!

海と毒薬

2010年09月13日 | 
あっという間に2週間ぐらい経ってしまった。
ホント早くてびっくりする。
ちなみに、まだ大阪。
予想以上に忙しくなってしまって、しばらく帰れない。
こういうのを「嬉しい悲鳴」というのでしょう

さて、「海と毒薬」。
書店にフラッと立ち寄った時に、名作シリーズとして推していたので読んでみた。



この作品は、戦時中に九州の大学で行われた、米兵の捕虜を使った人体実験の話。
後から責められるにせよ、当時はどれだけ狂った世相だったのかということが理解できる。
読み終わった後にもちろん救いはないので、どんよりしてしまう。
これを読み終わった後の夕食は全くテンションが上がらなかった

時間がないので、一気には難しいが、有名な文学作品は少しずつ読んでいきたい。
できれば、シェイクスピアなんかもきちんと読みたいのだが。
ま、徐々にということで。