思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

出費は痛いが、ママチャリ再生のためには必要不可欠の交換

2009-05-21 03:00:45 | 自転車

久々に自転車ネタ。
先週末、普段の生活で乗り倒していてこれまでに7年半乗ってきたママチャリの後輪を交換した。厳密には、リム・スポークも含むホイールではなく、ママチャリの場合はそれに付随しているスプロケット(チェーンを噛ませる歯)を新品に交換したかったから。

写真でわかるとおり、これまでにかなり力を入れてペダルを漕いできたためか歯が昨年末あたりから徐々に欠けて、1本欠け始めると次々にその近辺の歯が欠けていき、しまいにはまだ健康? な歯が4本しか残っていなかった。このようにスプロケットが舐めてしまうとチェーンがしっかり噛み合わないものだから、ペダルを漕いでもカスッと空転が続き、しっかり踏み込めないためにたいした加速もできず、と歯が欠けていくにつれてどんどん走りにくくなってきた。特に交差点での信号待ちからの度々の発進や斜度5%くらいかそれ以上にきつい上り坂なんかはまったく漕げないし。

で、今年に入ってからはママチャリでは速度があまり出せないことをわきまえつつ騙し騙し漕ぎ進めてきたのだが、今月に入ってからとうとう悔しいというか我慢できなくなり、結局は先日の大型連休明けにスプロケットを新品に交換することにした。
ただ、ママチャリの場合はMTBやロードバイクのようにホイールとスプロケットを別々に交換できないらしく(安物の中国製ならば尚更?)、それらが一体化されているものに交換するしかなかった。だからホイールの再新品化はおまけで、今回欲しかったのはチェーンがしっかり噛むスプロケットの歯のほう。

ただ、問題がそれだけなら良かったのだが、今度はリアブレーキが長年乗り倒してきたせいか錆びていて分解・交換できず、さらにその交換費用も出費することになった。
結局、リアホイールのみの交換であれば部品・取り付け作業費を合わせて5500円ちょいだったところが(MTBの部品だったら自分で交換できるが、ママチャリだとブレーキまわりが面倒だと思うので店に頼んだ)、リアブレーキの交換もその項目に追加されて、出費の総計は7560円となった。今春は偶然にも野暮用が続いて出費がかさみ、今回もスプロケットを交換するか否かかなり悩んだ。もっとあとにアウトレットででも型落ちが見付かったりして今の交換は時期尚早なのではないか、とかほぼ毎日悩んだ。
でも生活での使用頻度は高い自転車なので背に腹は代えられず、結局は交換した。いざ交換すると当たり前だがとても走りやすくなり、現在は快適走行に戻っている。坂道もいける。だったらもっと早めに交換しておけばよかったか……。でも、この経済的にピンチのときに7000円超の出費は痛い……。

ちなみにその交換した新品ホイール、リアハブを見ると日本のシマノ製だという刻印というか表記はあるが、小さくCHINAとも入っているのでどうやら中国製らしく、よくわからん。そうなると正規品ではないのだろうか? と疑念が渦巻く。
でもせっかく2000円前後でも追加すれば新品の自転車を近所のホームセンターで買える金額だったのに、ひとつのモノを部品の交換のみで済ませば再び末永く使えることを考えると、そこで自転車を廃棄して新品にいってしまうのは“エコ”的によろしくないよな。もったいない。交換したからには再び乗り倒すしかない。

そういえば、これとは別の旅用MTBのほうもスプロケットが同様に幾分欠けていたり、さらには変速も正常に動かないことが災いして、とにかく駆動系が要交換状態で放置したままだった。そちらも早く直して、再び走り出して「自転車魂」をしっかり受け継がなければ。
でも最近はマラソン出走の影響もあってか、自転車よりも登山や徒歩旅への興味関心のほうが強いのよね。拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)で自転車話を書いておきながら最近はあまり自転車に乗っていない、という体たらくですみません。


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