温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

キタキチョウ、クロコノマチョウ、キタテハ、オオハナアブ 成虫越冬の準備!

2021年10月26日 | 昆虫
 野には、成虫で越冬するための準備に余念のない昆虫に出会います。
① キタキチョウが、小さな花で一生懸命に吸蜜をしていました。

② 秋型のクロコノマチョウが草むらに隠れていました。
 動かないと、まったく所在が分かりません。

③ 綺麗なオレンジ色の秋型のキタテハが、翅を広げて日光浴をしていました。

④ オオハナアブも吸蜜に一生懸命です。


ツマジロエダシャク、チャドクガ、マメノメイガ 家の外壁に!

2021年10月25日 | 昆虫
 今日は、天気が悪いので外出せずに、家周辺を歩き回りました。
 その際、外壁に色々な蛾を見つけました。
① まずは、前翅と後翅を開いてぺたりと張り付くように止まっていた「ツマジロエダシャク(褄白枝尺蛾)」です。
 幼虫は、いわゆる「尺取虫」で、クスノキやオガタマノキの葉を食べます。
 隣接する神社の樹ばかりです。

② 次に、黄色の体色をした「チャドクガ(茶毒蛾)」のメスです。
毒針毛を卵・幼虫・蛹・成虫と一生有する厄介な毒蛾です。
幼虫は、ツバキやサザンカの葉に集団で発生するので、剪定する時に要注意です。

③ 倉庫の外壁にいた「マメノメイガ(豆野螟蛾) 」です。
名前のように幼虫はマメ科の植物を食害します。
しかし、蛾としては優雅な姿ですねえ。


ミツバアケビ(三つ葉木通)、ゴヨウアケビ(五葉木通) 秋の味覚!

2021年10月24日 | 昆虫
① 秋晴れの生きものの里へ行くと、親子で「お米の収穫体験」をしていました。

② 山では、ミツバアケビ(三つ葉木通)が生っていました。

③ ゴツゴツとした表面ですが、紫色の皮が魅力的です。
まだ、名前の語源となった「開け実」にはなっていません。

④ しかし、ゴヨウアケビ(五葉木通)は、すでに開け実になっているのが沢山ありました。

⑤ 開け実からは、真っ白な果肉と真っ黒な種子が顔を出していました。
 この種子を「ぺっぺっ」と吐き出して食べたのを思い出します。


アカアシシギ(赤脚鷸) これで信号の三色揃い!

2021年10月23日 | 昆虫
① 久々に小垣江の海岸へ行くと、コガモたちの集団がいました。
 その中に、ほっそりとした体型の水鳥が一羽いました。
 車で近づくと、コガモたちは一斉に水中に泳ぎ出しましたが、この水鳥だけが動かずに残りました。

② 車中から見ると、最初「キアシシギ(黄脚鷸)」かと思いました。
しかし、脚は綺麗なオレンジ色で、嘴の基部もオレンジ色です。

③ どうも、初めて出会う「アカアシシギ(赤脚鷸)」です。 
 旅鳥として日本に立ち寄りますが、東海地方では単独で見かけることが多いようです。
 これで、信号色「青脚」「赤脚」「黄脚」のシギ(鷸)に出会うことができました。

④ ちなみに、これが「アオアシシギ(青脚鷸)」です。

⑤ これが、「キアシシギ(黄脚鷸)」です。


ジョロウグモ(上臈蜘蛛) 金色に輝く「けんいん糸」!

2021年10月22日 | 昆虫
① 柿の葉に金色に輝く糸が目につきました。

② 何本も金色の糸があります。

③ 見上げると、ジョロウグモ(上臈蜘蛛)の巣を固定するように伸びている「けんいん糸」です。

④ ジョロウグモ(上臈蜘蛛)のメスが、獲物をグルグル巻きにしていました。

⑤ この時期になると、なぜか「けんいん糸」が金色になります。
 高分子の強い糸です。
 この糸から布が作れないかという発想は以前からありました。
 そこで、80人がかりで120万匹のメスから糸を紡ぎ黄金色のケープを作った人がいます。
 一度、本物を見てみたいものですねえ。

⑥ 網の中央部にメスがおり、その端に小さなオスがいました。
 メスに食べられないよう、命がけの交尾の機会を狙っています。


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