温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

オスの吸水の謎! コムラサキ(小紫)、ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)、ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)、テングチョウ(天狗蝶)

2018年06月03日 | 昆虫
 ① コムラサキ(小紫)が、黄色の口吻を伸ばして吸水をしていました。



 ② ③ 太陽光の当たり具合で、翅が綺麗な紫色に輝きます。
 ということは、この個体はオスですねえ。




 ④ 別の場所では、ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)が3頭吸水していました。
 翅の色を見ると、どれもオレンジ色で、オスです。




 ⑤ 同じ場所で、沢山のルリシジミ(瑠璃小灰蝶)も吸水していました。
 私が近づくと飛び立ちますが、翅の青色が綺麗に見えます。
 ということは、どれもオスです。



 ⑥ また、別の場所では、テングチョウ(天狗蝶)のオスたちも吸水していました。
 広島大の研究では、吸水で得たアンモニアを原料にアミノ酸を合成し、精子や胸部筋肉組織の製造に使っているそうです。
 チョウの吸水は、熱中症対策ではなく、子孫繁栄のためなんですねえ。


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