温泉ドラえもんのブログ

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「キチキチバッタ」とも呼びますが! ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)のオス

2017年08月16日 | 昆虫
 ① イネ科の植物が多い草地を歩くと、一番多く飛び出すのがショウリョウバッタ(精霊蝗虫)です。
 一説には、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名がついたと言われています。
 体色は、緑型と褐色型がいます。



 ② これは、褐色型です。
 スマートな体をイネ科植物の葉に平行にして止まると、色だけでなく見分けにくいですねえ。



 ③ 草地に足を踏み入れると「キチキチキチッ」と鳴きながら飛行します。
 これは飛行する時に前後の翅を打ち合わせて発音するためです。
 そのため、小さいころは「キチキチバッタ」と呼んでいました。
 ただし、このように飛び立つのはオスで、メスはオスの1.5倍ほど大きく、後脚でピョンピョンと跳ねて逃げます。 





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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
色違い (うさちゃん)
2017-08-16 16:30:45
緑型と褐色型があるとは。カメレオンのように色を変えるのだと思ってましたよ。結婚すると半分緑で半分褐色って無いのかな?
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思い浮かぶのは・・・ (毎日日曜大工)
2017-08-16 19:12:19
やはり・・・さだまさし・・・です。
https://www.youtube.com/watch?v=gg504_XlHu0
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ショウリョウバッタ (定年(諦念)おじさん)
2017-08-16 22:01:16
時々見掛けます。写真にすると、後ろ足がヤケに長く見えますね。そして2画のバッタの後ろ足の片方が取れているように見えますが・・・・。トカゲみたいに又、生えて来るのでしょうか。
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バッタ (猫親父)
2017-08-16 22:17:55
里山の湿地を歩いていると、時々足元から飛び出してきます。
体色が二種類あるのは知ってましたが、どちらも良い感じの保護色になってますね。
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バッタ (たいぴろ)
2017-08-16 23:29:38
うん、このバッタはよく見かけます。
でも...ドラえもんさんに以前教えてもらうまで緑のバッタが年を取ると茶色になるのかと思っていました(笑)。
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うさちゃんさんへ (温泉ドラえもん)
2017-08-17 17:34:09
 へっへえ~、遺伝子の優位がどちらにあるかですねえ。
 しかし、そのようなショウリョウバッタが見つかれば、高値で売れるかもねえ。
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毎日日曜大工さんへ (温泉ドラえもん)
2017-08-17 17:35:49
 う~ん、さだまさしの「精霊流し」ですねえ。
 私も好きな曲の一つです。
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諦念おじさんへ (温泉ドラえもん)
2017-08-17 17:37:43
 後足が大きいのは、ジャンプするためですね。
 確かに、捕まえるときに脚が取れてしまうことがありますねえ。しかし、再生する能力はないと思います。
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猫親父さんへ (温泉ドラえもん)
2017-08-17 17:39:08
 そうそう、今は一番よく目にするバッタですね。
 やはりイネ科の植物に紛れ込む保護色としては、うまくできていますねえ。
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たいぴろさんへ (温泉ドラえもん)
2017-08-17 17:40:11
 はhっはあ~、面白い発想ですねえ。
 意外に、そう思っている人が多いカモ知れませんねえ。
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