今日は、Implementationについてです。実装と日本語に訳されることが多いですが、いやいや普通に多くの人が耳馴染みがないために、個人的には実行、実施の方がNative Japaneseの感覚に近いと思っています(なんか武器を装着するみたいでよね)。
さて、色々な問題点を分析し、そして改善案を実施しなければなりませんがその際の注意点があります。
以前、世界のTOYOTAの講演でPDCA+SDCAの話を聞きブログにしました。
P(plan) D(do) C(check) A(act) 、これは方針管理や、抜本的改善、革新的な活動・アイデアなどで頻用する。ここから、組織全体が持つべき方向性・Standard化した行動や業務などを作成し浸透させることが重要ですね。一方で、組織の活動の標準化(つまりは毎日の医療行為の標準化と質が保たれているか?良い教育が行われているかなど?)に関しては、PDCAではなく、SDCAを用います。
つまり、S(Standardize 標準化) D(do) C(check) A(act)が重要で、行うべき標準化されたやり方、規則、考え方は遵守できているか、できないのであればなぜか?これを考えるのが重要と思います。
さて教科書では、このように記載されていますが、正直本質は一緒です。覚えるというよりは感得するということが大事かなと思います。
• Implementation is about how to make a change an integral part of the system. どのようにして変更をシステムの不可欠・重要な部分に組み込むか?
• A common mistake is to go straight to implementation and skip testing. よくアルアル間違いは、いきなり直行して猪突猛進して実行していまし、重要な評価やテストをやらないことです。
• Implementation should be managed as a series of cycles. 一連のサイクルとして管理されるべき
• Once improvements are implemented, practices need to be established to ensure the change becomes the normal way the business is run. Some of the practices that help make improvements permanent in an organization are standardization, documentation, training, measurement, and appropriate resourcing. Periodic self-audits can be useful in determining whether these practices are being followed.
変革や変化が通常の運営プロセスになるように確立する。その改善を永続的なものにするのを助ける実際的な手順はの
標準化
文書化
トレーニングの繰り返し、
評価とテスト
資源の確保
定期的な次組織の観察や調査はこれらのプラクティスが守られているか決定する場合に有用。
• The increased permanence of a change associated with moving from testing to implementation is usually accompanied by increased awareness of and reaction to the change. 変化の定着を向上せるということや実際にテストから実行へ移行する際にどれだけ注目されて、抵抗があるかということと関連する。
• Many of the ways in which people become motivated to support a change begin before implementation is started. スタッフがその変革にサポートする意欲を保つために数多くの手法があるので、実施する前に十分に検討する。
*Gerald J. Langley, The improvement guide より
今日はこの辺りで。
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