多良間島最終日とむらっちん！

多良間ラストの日、すっかりお日様と共に生活するサイクルになったむらっちん！です。
おかげで朝晩のごはんが待ち遠しくて仕方ないです。



で、そんな多良間島での最後のご飯はこちら。
ふわふわで優しいハンバーグと出汁のきいた卵焼き。

美味しくいただきながらテレビで波の高さをチェック。
この日の予想…2.5～3mの高さ。
食堂のおばちゃんによれば出ない可能性のが高いとか。

果たして。
朝食後、部屋に戻って運航会社に問い合わせたら動いてるって！＼(^o^)／

船の時間までは最後のチャリンコドライブへ～。
天気は曇り。
でもむらっちん！の勘が雨が降ると言ってるのでカッパも忘れずママチャリのカゴにin。

まだ見てない所と島の外周道路残り1/4を制覇に。


出かけに思ったのですが…
この島に来てから買ったのど飴。

パッケージに「パウダーコート」とあるのですが、開封した時には既にパウダーが見えなかったりして。
っというか、若干溶けてる？
内地で買う時はちゃんと粉がついてるのにね。
ただ店においておくだけでも、何だか島のゆるさというか、のんびりな感覚が楽しいです。

さて、何も、さとうきび以外見えない様な道路をチャリチャリ出発し、
お日様が顔を出し一気に気温が上昇。
曇りだからと油断して日焼け止め少ししか塗らなかった事を後悔し始めた頃。

前方にオアシス発見！
しかもその裏側に非常食(牛)まで！！
ここまで来て自販機のジュースかぁ？と思うでしょ？
いやいや、だって他にお店ないですもん。
ここで懐かしのスプライトを買い、ついでにその姿をokapiさんに裏の牛舎ごと撮ってもらったのでした。



そしてまたチャリチャリ南へ向かい、先日オヤツをかじった磯へ。
ところが。
満潮時刻と知ったうえでいったのですが、本当に磯だった所はもちろ海の中で、砂浜しかなくて。
またたくさん拾おうと思ってたサンゴのかけらとかはあまり良いのがなかったのね。

それでも少し浜をみて、チャリンコに戻ったら何と！


okapiさんのチャリンコ倒れてるじゃん！
しかもさっき買ったスプライト投げ出されてるし…Σ（・□・；）

殆ど飲んでしまってたので、そこまでゴブゴブこぼしたわけではなさそうですが、ここからしばらく天気は曇っては晴れを繰り返し、こちらは陽が射す度に干からびそうになりながら脇道を見つけては浜に降りて見るを繰り返す。

自販機は農作業用の建物のとこにまばらにあるばかり、トイレなぞ。
旦那はその辺でチャッと済ませられるけど、流石にむらっちん！はそんな気にもなれず。

地図上ではこの先空港へ行く道がふたつ。
片方は集落へ戻る方。一方はこのまま外周道路。
むらっちん！はこの時、天気の様子とトイレの都合から集落へ戻る方を選びたかったのですが、okapiさんが外周道路選んでしまいました。
まだ膀胱に余裕あるからいいや、と思いついて行ったんですよ。
するとすぐに蝶々が体当たりして来まして。
風も怪しい向きに変わったので、嫌な予感が消えないむらっちん！。
さらに進むとたくさん蝶々が。

携帯のカメラなので高望みはせず、一匹だけ写しました。
その時、二羽の鳥がピチピチ騒いでたんですよ。
不思議な事に自然が多い所にいると、動物の言ってる事が理解できる気がしまして。
引き返せって言ってる様に感じたんです。

まぁ、okapiさんは構わずチャリチャリ進んでますけど。

結果、行き止まりです。
どうやら新しい空港ができた事で道がぶつっと切られてしまったみたいですね。


せっかく鳥に教えてもらったのにね。


どうやらこの多良間島では、アプリのGPSの地図や天気予報よりも、むらっちん！の感覚のが正確だったりするかも知れません。

さて、集落に向かう道路に戻りまして、空港を通り過ぎて再び外周道路に軌道修正。

まだ通っていない残りの部分を走ります。

トイレを半ば諦めた頃、というか、汗で水分が消費されて余裕ができてきた頃。

ヤギに遭遇。
ヤギがいるのは、歩道です。
チャリのむらっちん！達は車道を走ってます。
車、は。
殆ど見かけません。
すれ違わない、ではなく、車自体が少なくて、見かけるものの多くは軽トラか街路樹整備作業をしている2トン車。
しかも、こちらに気付けばオッサンが声をかけてくれたり手を振ってくれる。
こちらも返す。

さらに。
ヤギの写真撮ろうとしたら
真ん中で座ってた子ヤギが「撮る？写真撮るの？」って目で話しかけて来て


はいどうぞ。
って仲良しな姿を見せてくれたりね。

牛やコウモリや鳥や。
この時期の観光客が珍しいのでしょうかね。
犬までこちらをじーっとガン見してくるんですよ。
まるてこちらが珍獣です。
楽しい。


一周終えた所で時間もちょうどお昼です。

また草原を抜けて集落へ。
お昼ご飯はもちろんついてないので、スーパーでパンとコーヒー牛乳を買い、最後にコウモリ眺めながら食べる事にしました。

多良間にきてから毎日見ていた樹の所で

ぐびっと。

…コウモリいませんでした。
代わりにたくさん鳥がピチピチ賑やかに食事をしてます。

眺めているうちにあっと言う間にフェリーの時間になってしまいました。


自由過ぎる島の数日間が終わってしまいました。
たくさんの自然が溢れる島だったからもっと居たくて
動き出した船のデッキから眺めていると切なくなりました。

むらっちん！達を乗せてフェリーは宮古島へ。

長くなってきたので、今回の記事は多良間編とわけ良いと思います。
宮古島最後の夜に続く。