むらっちん!

おぉ!
光陰矢のごとし。
季節が過ぎていくのは早いなぁ。
田舎の大ネズミが料理講座で日々改善・奮闘する日記。

夏旅 8日目のむらっちん! 8/21

2011年08月29日 23時42分20秒 | 画布(旅日記・風景)
あぁ、あと二日・・・。
友達は、お別れの朝です。
むらっちん!とokapiさんはもう1泊あります。


竹富島は、船の最終便が出た後が本当の良さがある、そうです。

確かに。
人口300人の島。
観光客が帰ったあとの島は、静かで。
静かな島の朝は、とても明るく・・・
そう、寝坊したんです。
夜更かしはまったくしてないはずなのに、連日歩いて泳いでの疲れでしょうか。
朝ごはんギリギリの時間です。

朝、散歩したかったのに~・・・・!(>▽<;; アセアセ

もちろん天気は快晴。
着替えようと荷物をいじっただけでじっとり汗ばみます。



朝ごはんを食べ終わった頃、
「**着てみるかい?」
おかみさんが声をかけてくれました。
ちょっと聞き取れなかったのですが、宿のおばあちゃんについていくと・・・

紅型の、浴衣?でいいのでしょうか。
羽織って写真を撮らせてくれました。

okapiさんとも撮って、沖縄の、新婚旅行らしい1枚のできあがり。
やった~ぁ。ヽ(゜▽゜*)乂(*゜▽゜)ノ

それから出発までは島の中をさんぽ。

高いとこから見渡してみたり。
シーサー見つけるたびにシャッター切ったり。

バナナの花や実がめずらしく、観察してみたり。

おしゃれした水牛が通り過ぎるのを眺めたり。


ゆったりしに来たはずなのに
あっという間に時間。

もう1泊。
したいけどそうはいかない。


海を渡っていったん石垣島に。
ここで友達とはお別れ。
どうも、
一緒で楽しい1週間でございました。
また会う日まで~Bye ((ヾ( ^-^)ゞ Byeー♪
うちらはもう少し楽しんでから関東に戻るから~。



さて、
ここで。
本来は鳩間島に行く予定だったのですが。
やはりお祭りは見てみたい。
そして4年に一度のお祭りと聞いてしまっては、行かない理由がありません。



また、
okapiさんと2人、西表島に渡ったのでした。



ついてすぐ真っ赤な花が目に入り。
やぁ、これは何の花だろうと、人様の庭先を観察。

そこからすぐ、お祭りの会場がありました。


まずは腹ごしらえ。

猪汁です。
おそばが入ってます。

ずっとね、ヤギ汁とイノシシ汁食べたかったんですよ。
両方とも。
でも「どっちかにして」と言われちゃったので、イノシシにしました。

確かに、以前より聞いてた通りにちょっと臭みはありますが、お肉はホロホロとすぐに崩れるほどやわらかいです。
だからといって一気に口にほおばってしまうと、細かな骨に口の中を攻撃されます。
程よく生姜で臭みが消されているスープは、癖になります。
でも、他にも色々楽しみたいのでこのイノシシそばはokapiさんと半分つです。



いろんな出店があって、ここで自分たちと実家へのお土産を調達することにしました。

ラスト2本となっていた幻の泡盛といわれる泡波を買って
西表島の子供たちが育てた黒紫米
それからもちきびを入手。
マンゴータルトをかじりながら
発送するパイナップルとマンゴーを選びました。

炎天下に設置されたテントはどこも暑くて
海で泳いで代謝がよくなったらしいむらっちん!は汗がボタボタ垂れてきます。
日焼け防止に手ぬぐいを首に巻いていて良かったと思った瞬間です。


建物の中では、職人さんが多くいたようで、焼き物や木のお皿や、アクセサリーが売られてました。
なかなか見つからなかった海ガラスまで!

わくわくと自分用のお土産を選び、外に出ると

ピカリャー
だ、そうです。
子供たちに囲まれて
「ピカリャーってお酒飲むの~?」って質問に
(゜∇゜*)(。。*)(゜∇゜*)(。。*)ウンウンって答えてました。
このキャラって?

検索してみたらありました。
竹富町観光協会ぱいぬ島ストーリーで紹介がありました。
伝説の生き物がもとのイリオモテヤマネコなんですね。
イリオモテヤマネコなんだろうってことはすぐにわかったけど・・・
伝説の生物がいるんですね・・・。




一通り見たところで活動限界。
なれない南国の紫外線に関東の日差しでも痛がる私たちは音をあげて、
予定より大分早く石垣に戻り宿にチェックイン。

夜は、お楽しみがあります。
卒業以来あっていなかった後輩との再会です。


まずは、汗を流して一休み。
冷たい水を補給して出かけた先は、後輩の行きつけ島やまとぅ
おいしい泡盛沢山頂きました。
再開の乾杯はビールでしたけれど。

ここで、もっとも興味深く頂いたのは、「ヘチマ」。


少なくともむらっちん!の生活圏では見かけたことの無かった食材としてのヘチマ。


6月にokapiさんが一人沖縄へ行った時にお土産として買ってきてくれたのですが、
調理方法がまずかったのか、泥臭くてちょっと食べ切れなかったんです。
でそこで、本場の味を知れば、自分でもできるんじゃないかと。

ひとくち。
美味しい。
味からして、以前作ったときにオイスターソースを使ったのが敗因の一つかもしれない。
後輩に聞いたら、炒めが足らなかったんじゃないかとの事。
なるほど、そうなのか。

これはリベンジするしかない。


沖縄の料理をたのしみつつ、
大学の仲間の近況を話し、
自分たちの会わなかった間の事を振り返る。

あっという間に夜更け。


この日は、他に2件回り

おばあちゃん犬と仲良くなって
同じ店にいた地元の人たちと写真を撮り、お開き。


やんちゃだった後輩が
5年ぶりくらいに電話したらネットカフェの経営者になっているなんて。
まったく想像してませんでしたよ。

むらっちん!も楽しくなっていつもより飲んだ気がします。
楽しい時間をありがとう!!


それにしても、okapiさん、
あなたはもっと飲みすぎですよ。

タクシーのおつりが数えられないくらいに飲んじゃうなんて。


でも
おつりもすごかったんですよ?
千円札5枚に
500円玉4枚
100円玉24枚。
それと70えん。

1メーター分の料金に1万円出すのも悪いと思いますが・・・。


そして、さらに。
部屋に戻って原因不明の事件が・・・。

翌日に続く。


夏旅 7日目のむらっちん! 8/20

2011年08月29日 22時30分29秒 | 画布(旅日記・風景)
はいさーい!

7日目、この日は西表島の海で過ごし、夜は竹富島に泊まりました。


お世話になったのは~・・・
とぉっても楽しい話を聞かせてくれたダイビングショップにこにこダイビングさんでーっす☆

潜る前のブリーフィングでは、
「お魚が~こぉ~んな顔でパクッパクッてしてるから楽しみにしてくださいね~」
って、図鑑広げながら真似をしてくれたり、
観察の仕方を丁寧に教えてくれました。
ただ解説するだけじゃなくて楽しそうにニコニコ話すから尚楽しい。

聞いているこっちも
早く潜りたーいっ♪o(~∇~*o)(o*~∇~)o
テンション上がってキャッキャします。



トップに上げたものと、下の画像は帰宅後、あべちゃんからメールで送ってもらったのと、
8/20のブログからも頂いてきたものです。

1本目はチンアナゴがいるムーミン谷。

海の底の砂地に着いたらそーっとそーっとほふく前進のようにして近づきます。
この時、自分が狙ったヤツから目をそらさないのがポイント。

周りでも気にして目を動かそうものなら見失ってしまうんだって。


むらっちん!ももちろん、1匹狙いを定めましたよー・・・。
そーっと
そーっと
そーっと。

近づくたびについついと砂に潜っていくアナゴたち。
いいところまで来たぞー・・・って時に。
横からokapiさん。
彼が狙ってるヤツは、むらっちん!の獲物のすぐ近くだったようで。
むらっちん!の標的がいた穴は崩されてしまいました。∑(゜□゜;)ガーン(。□。;)ガーン(;゜□゜)ガーン!!
他の個体を探そうにも、すでにみんな引っ込み済み。


あきらめて、水中ツアーです。



黄色いサンゴが、もうとってもキレイで
グルクンやデバスズメダイの群れがた~っくさん列を作ってて、
その子供たちがサンゴに住んでいて・・・。
ポテッとナマコが落ちていて・・・。
海に入ってすぐの水面に近いあたりだったかなぁ・・・
キビナゴが沢山いてね、思わず
美味しそう・・・
って、つぶやいてました。
口にはレギュレーターくわえてるのに。

キビナゴって、実家の犬が喜んで食べるおやつのキビナゴだよね?って思ったら、ね。
さぞこれをあげたら喜んで食べてくれるんだろうなって想像しちゃってね。(・・*)。。oO(想像中)


少しはなれたところに大きなアカククリ。
はじめてみたのでちょっとビビリました。
小魚ばかりだったところにデデンと出てきたので。


2本目はこれ。

深さ20mのところにあるウミウチワ。
そしてそこには・・・

クダゴンベさん。
初めてこんな深いところだったので、ちょっと怖かったです。
息苦しいのと、暗いのと。


そこから慣れた深さに戻ったらもう、呼吸のしやすいこと。ε=(・o・*) フゥ
上がるまでにシマシマの海蛇や、クロスズメダイの子供、カクレクマノミやヤシャベラを見ました。
最初の頃と比べると本当に周りを楽しむ余裕ができてうれしいです。



一度上がってお昼を食べて。

むらっちん!が伊豆でオープンウォーターを取った時にナマコに触った話をしたら、
「潜ったらナマコいーっぱい紹介しますねっ」
そして3本目はナマコツアー。
フェアリーパークってポイントに潜りました。


本当に、名前の通り、大小さまざま、色とりどりの魚が沢山いて
大人も子供もそれぞれの群れで動いてる。

テーブルサンゴに手をかざせば、ヒュっと幼魚が枝に隠れ、
上に手を上げればサァーっと成魚の群れが流れを変える。

すごい。
魚が妖精なのか。
自分がいくつかの魔法でも使っているのか。
魚の種類が変わるとそんな風に錯覚する。


だって、下から見上げたり、上から見下ろしたり、自分も動きながら魚を見る角度を変えると、同じ個体でも色が変わるなんて!
海にあまり来る機会のなかったむらっちん!は図鑑さえも開かなかったから、
30にして始めて知りましたよ!!



この旅行で最後のダイビング。
一番最後に潜った場所は、それに相応しい、とてもキレイでにぎやかなポイント。
だからずっと潜っていたくて
でもタンクの圧力が下がってしまい、終了。


また、このお店とあべちゃんのガイドを聞いて潜りたいなぁ。
名残惜しい気持ちでタンクを下ろしました。
ナマコについては、また後ほど。



そして着替えたら竹富島へ。
3人でいる最後の夜です。
友達は先に現実に戻ります。

3人の旅最終の宿は泉屋さん。


母屋の門からしてとてもきれい。
むらっちん!たちが泊まったのは離れです。

こちらも素敵。


ついてすぐシャワーを使わせてもらったら、もう夕飯。
なんと・・・
この日の夕飯は、もともと行こうと予定していたコンドイ浜でバーベキュー!!v(≧∇≦)v いえぇぇぇぇいっ♪


なんて美味しいビール・・・(´ ▽`).。o♪♪

時計を気にすることなく(というか、携帯の電波が入ってない)
くれてゆく空を眺め、

バーベキューのにおいに集まった子猫に話しかけ、

浜辺に敷いてくれたゴザに横になって星空を散歩する・・・


なんて贅沢。

今夜こそは3人で同じ流れ星を・・・・・



結果だけいうと、見られませんでした。残念。


西表島では「ぱいぬ島祭り」をやっていて花火が上がったりしてみんなで見たり。
宿の車に乗せてもらってきてたのに、その車は先に戻っちゃって取り残されたり。
(宿の親父さんが気付いてくれて荷物置いてからまた迎えに来てくれました。)

その帰り道。


でっかいヤシガニでたーっ!!(ノ*゜▽゜)ノ ウォォォォォン


親父さんが
大きなヤシガニのオスは貴重だって話をしてくれてね、
大きなオスがいないと繁殖できないんだって教えてくれました。
オスとメスがであうと大きさ比べをして、メスより小さいと相手にしてもらえないんだって。


「美味しそうだなぁ、コイツ・・・」と言いながら、茂みのほうに放してあげました。
道を渡ろうとしてたからね、ぼっとしたら車に轢かれちゃいますからね。
沢山子孫を残してくれよ~とお願いしつつ宿に戻りました。




歯を磨きに外の洗面所に行ったら
明かりに集まった虫たちを目当てにヤモリたちがパーティーしていたり・・・
さらに手のひらくらいの大きなクモがそこに参加していたり・・・


関東にいたらなかなか見られない光景。
一つ一つの光景、どれをとってもなんて贅沢。
テレビなんか無くたって、むらっちん!にはこの世はとても面白く見えてます。

もともと退屈なんてしてなかったけれど、
もっともっと見たくなる世界があった!!

そんなわくわくする気持ちをもって
ちょっと寝苦しい湿気の高い夜、眠りについたのでした。