ウォーキング中に似たような2つの花が咲いているのを見つけました。
「サンゴシトウ(珊瑚刺桐)」と「アメリカデイゴ」です。
アメリカデイゴは今までもあちこちでよく見かけていましたが、サンゴシトウは初めてでした。
サンゴシトウ
アメリカデイゴとよく似ています。
それもそのはず、アメリカデイゴとヘルバケアという花(木)を交配して作られた園芸品種なのだそうです。
アメリカデイゴ
豆のような赤い花が目立っていました。
別名は『カイコウズ(海紅豆)』です。
サンゴシトウとアメリカデイゴがどのように違うのかを比べてみました。
サンゴシトウ
花---花色は少し暗い赤、形は細長く、上側にある花びら(旗弁)は完全に開かないので、筒状になります。
葉---葉は光沢のない濃い緑、先端の尖った菱型に近い形になっています。
この葉の形から別名が『ヒシバデイゴ』と呼ばれています。
学名:Erythrina × bidwillii
英名:Bidwell's Coral Tree
別名:ヒシバデイゴ
科名・属名:マメ科 デイゴ属
原産地:オーストラリア
アメリカデイゴ
花---花色は鮮やかな朱色で蝶形花(チョウケイバナ)ですが、上側の花びら(旗弁)は下向きで、花全体が開いたような感があり、花茎も長くなっています。
葉---葉先が少し尖った楕円形で、三出複葉(ひとつの枝の先から3枚の葉が生えている)になっています。
学名:Erythrina crista-galli
英名:Cockspur Coral tree
別名:海紅豆(カイコウズ)
科名・属名:マメ科 デイゴ属
原産地:南アメリカ