アケビの花を見つけた。
アケビは雌雄同株の花で、1本の木に雌花と雄花がつく。
雄花は少し小さくて、シベが丸くなっていて、雌花はシベが開いている。
花弁はなく、3枚の花弁のように見えるのは萼片。
[中央が雌花]
めしべの先端は粘着性があり、受粉しやすくなっている。
[雄花]
アケビの学名は「Akebia」で、日本の名前がそのまま世界で通じている。
また漢字では「木通」と書く。
葉は5枚だが、3枚の「ミツバアケビ」もある。
アケビは1本の木で受粉しても実が生りにくいと言われていて、通常はアケビとミツバアケビなど異種の株で受粉して実が生るらしい。
ここにはこの木1本しかなかったので、このままでは秋には実を見ることはできないかもしれない。
でも、楽しみにして秋にまたこの場に来ようと思う。