ちょっと珍しい花です。
「グレビレア・ラニゲラ」です。
まだ葉ばかりの時に気づいて、それからこの場所を通るたびに少しずつ花が赤く色づいてくるのをを楽しみに見ていました。
1ヶ月ほど前、葉ばかりの時の状態です。
まだ花も開いていないため、ちょっと肉厚な葉が垂れ下がっていたのを見つけました。
そして1ヶ月後、やっと花の様子が分かるくらいの状態になりました。
花は変わった形状で、拡大するとこのように、花弁のように見える総苞から、長い花柱を突きだした花になっています。
グレビレアはもともと形がユニークな花なので、それゆえにオーストラリア原産の植物の中でも、とっても人気があるようなのです。
そして、さまざまに交配を重ねた結果、品種の数は250種以上もあると言われています。
そのような中で、「グレビレア・ラニゲラ」は地面を這う性質があり、そのためにグランドカバーとして利用されていることが多いようです。
ちょっと肉厚でシルバーがかった葉も魅力的ですね。
ウォーキングコースでは本来のグレビレアも咲いていました。
11月下旬に見たグレビレアです。
とても変わった形の花ですね。
この花は四季咲きのようで、数は多かったり少なかったりですが、1年中花が見られます。
[グレビレア・ラニゲラ]
学名:Grevillea lanigera
英名:Woolly grevillea
別名:スパイダーフラワー
科名・属名:ヤマモガシ科 ハゴロモノキ属(グレビレア属)
原産地:オーストラリア