小さな公園に優しいピンク色の花が咲いていました。
葉っぱもほんのりと赤く縁取られていて、とても可愛かったのです。
この木の下の立て札には、「ウグイスカグラ」との表示がありました。
そして「淡紅色の花が咲く、全体に無毛」とも。
その後、また民家の庭先で見つけた「ウグイスカグラ」らしき花。
こちらは無毛ではなく、葉っぱに細かな毛が見られました。
これは「ヤマウグイスカグラ」なのだそうです。
ウグイスカグラに似ていて、葉や葉柄、花、花柄などに毛があるのが特徴。
毛のあるこちらが本家本元で「ウグイスカグラ」は「ヤマウグイスカグラ」の変種とされているようです。
ウグイスが鳴き始めるころ花が咲くのでこの名前がになったらしいのですが、「ウグイスカグラ」のカグラの方は諸説あります。
ウグイスがこの木を渡り歩く姿が「神楽を舞っている」、枝葉が多くてウグイスが隠れられるので「ウグイスガクレ」になり、それが「ウグイスカグラ」になったとか、色々と言われているようです。
どう見ても色は違うけれど花は「グミ」にそっくり、と思ったら別名では「ヒョウタングミ(瓢箪茱萸)」とも言われているそうです。
グミと同じく、5月~6月ごろに赤い実も生るらしいので、その頃が楽しみですね。
学名:Lonicera gracilipes
別名:ウグイスノキ(鶯の木)
科名・属名:スイカズラ科 スイカズラ属
原産地:日本(固有種)
自然での有りの儘を心で感じることだと思えます。
今年の牧野富太郎へのテレビドラマ化も、過剰すぎますから。
草木の命名にも、自分が付けたという知名度故です。
功績を残せばいいのでしょうか?
その命への尊きことに気づけることは幸い熟れです。
こんにちは!
そうですよね、私も最近の様々な植物を改良することには???と思うこともあります。
新しい品種に自分の名前を残せる、などと考えていたとしたら尚更です。
まあ、品種改良も必要とされているから行っているのだとは思いますが、それならば同時にその植物の自然のままの良い点、悪い点をありのまま受け入れ、ずっと守り続けていって欲しいとも思っています。