数日前、ホームセンターの園芸コーナーに寄った時「クモマグサ(雲間草)」の鉢植えがたくさん並んでいたのを見つけた。
やっぱりそれを買い求めた人がいたようで、ウォーキング中に数軒のお宅で「クモマグサ」の鉢植えを見かけた。
梅の花のような形で、小さく可愛いクモマグサ、花が咲いている鉢植えを見たらやっぱり欲しくなるのが分かる気がする。
本来の「クモマ」は高山植物で、高い山の岩場に自生しているもの。
雲の上の植物ということでクモマグサという名前。
こうしてホームセンターなどで普通に売られているものはヨーロッパ原産種から改良された品種で、「洋種クモマグサ」といわれている。
だから、日本の高山に自生しているものとは別物。
ちなみに日本のクモマグサは北アルプス、御岳山で自生しているのを見ることができるらしい。
ホームセンターでは1年草と書いてあった。
係員によると、高山に咲く花なので寒さには強く、逆に暑さには弱い。
だから、夏を乗り越えるのが難しいので、ほとんどの人が夏に枯らしてしまう。
そのため春先に1年草として売り出しているとのことだった。
学名:Saxifraga rosacea
英名:Irish saxifrage
別名:洋種雲間草(ようしゅくもまぐさ)、西洋雲間草(せいようくもまぐさ)
科名・属名:ユキノシタ科 ユキノシタ属
原産地:ヨーロッパ