千葉県の農産物といって思い浮かべるのは落花生だと思う。
でも、他に生産量日本一を誇るものがある。
それが「梨」。
梨の栽培に適している土壌や気象条件に恵まれ、栽培面積、収穫量、産出額ともに日本一となっている。
住んでいる近くでも「梨」の栽培が盛んで、この時期になると梨街道と名前が付くくらい、通りに梨園の売店が立ち並んでいる。
我が家でもお気に入りの梨園があり、その梨園からは毎年、ハガキで販売し始める日を知らせてくれる。
でも、何だか毎年販売時期が早くなっているような気がする。
数年前までは8月のお盆にやっと間に合うかどうかだったものが最近では7月の後半から売り出されるようになった。
最初は「幸水(こうすい)」から始まり、8月後半から「豊水(ほうすい)」へと品種が変わってくる。
「幸水」は水分が多く甘い梨、「豊水」はそれに少し酸味が入った感じで、人により好みが分かれる。
[梨・幸水]
3月末から4月にかけて咲く梨の花。
その日に収穫したばかりのみずみずしいものを食べられるということは、本当に幸せだと思う。
ふなっしーは梨の妖精っていう設定ですよね。
妖精の要素はどこ? という感じになっていますが(笑)
20世紀梨は松戸市のゴミ捨て場から生まれたそうですが、今ではこの辺りではあまり作っていないようで、売っているのを見たことがありません。
今日、梨園に行ったところ、今年は少し早いらしく、そろそろ「豊水」も終わりになるようで、「秋月」と緑色の梨の「かおり」が出ていました。
ふなっしーは、そういった経緯から生まれました。
鳥取県の20世紀梨は、千葉県からの発祥を受け継いでいます。
味は、好みですね。
砂地が甘みを呼ぶのかしら?
9月は最盛期を迎えます。