日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

フクジンソウ(福神草)

2023-09-05 07:00:00 | 植物

「フクジンソウ(福神草)」の花が開いているのをやっと見られました。

この場所に植えられているのは知っていたのですが、いつも蕾でなかなか開いているのを見られなかったのです。

 

1日に1つか2つほど咲いて、夕方には萎んでしまう1日花のようです。

 

いつもはこのように茎の先端に赤い苞が固まっているだけで、花は見えなかったのですが、やっとお目にかかれました。

草丈は1m以上もあり、大きな葉がしっかりとした太い茎にらせん状についています。

この花と一番最初に出会ったのは、ず~と昔のシンガポール植物園でした。

植物園の中にあるジンジャーガーデンで咲いていて、全体の姿形がショウガやミョウガとよく似ていて、花がとっても豪華だったのを覚えています。

てっきり熱帯地方の花なのかと思っていましたが、日本でも育つようですね。

でも、南国では常緑で一年中葉が落ちないらしいのですが、やはり日本ではそれは無理で、霜が降りると葉が枯れてしまうようです。

この花の名前はフクジンソウ(福神草)、オオホザキアヤメ(大穂咲き菖蒲)、コスツス・スペキオスス(Costus speciosus)、コスタス(Costus)などがありますが、福神草が一番覚えやすいと思います。

ただ、福神草という名前の由来は不明のようです。

 


 

学名:Costus speciosus

英名:Crepe ginger、Malay ginger

別名:オオホザキアヤメ、コスタス

科名・属名:ショウガ科(オオホザキアヤメ科) ホザキアヤメ属(フクジンソウ属)

原産地:東南アジア、中国、インド東部

 

 

コメント
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