森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

陣屋の村でタゴガエル

2022-04-09 22:09:17 | 自然観察会

暖かいいい天気 観察会日和

ハクモクレンが終わって シダレザクラ満開

このように 八重でとても優雅なのです この木の根元には たくさんのサクラの木が生えて

多分 種が落ちて自生したのだろうということになりましたが

その花はみな 一重なのです  ばっちし エドヒガン 品種改良されていたのが原種に戻った?

一重のエドヒガンも ステキです

サクランボの木の実が大きくなっています 熟れて甘くなっても私たちの口に入るかどうか、、

むこうのほうで ヒヨドリが ひ~~~

レンゲやサツマイナモリ アオキの花 ハナイカダの花 春の花盛り

シャガも

キブシも

ウラシマソウの花はまだでしたが ややっ 株が増えている 小さな株が親株の横にたくさんあります

いつの間にやら 子だくさん

その時 川の中で

葉っぱの下に隠れている輩を 発見!  頭しか隠してないじゃん

早速捕まえて お写真頂戴 タゴガエルさん  鳴き声がするので どっかにいると思ってたけど

岩穴から外に出ておりました  ぬっくいな~と出てきたのか  卵は見つからなくて残念

タゴガエルに会えたので 今日はとても良い日でした

新緑の美しい陣屋の村でした

 

 

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春のうららのお山のお寺

2022-04-07 22:17:54 | 自然観察

お寺さんの方から遊びに来ませんかとお誘いを受けて ホイホイ出かけました

なんせそのお寺は 大分植物研究会で 歩く植物図鑑と言われる Oさんのお寺なのです

坂道の下で待ってるとのことで登り口で車を止めますと

なんと 白のホトケノザ  お寺さんで色欲を捨てた方のようです

生えている植物のほとんどが Oさんが持ってきて植たもので そんじょそこらにはないものが植ってます

これはツルキジムシロ  ここらの黄色い花 似たのがやたら種類あるので 覚えきらんけどお初です

コウヤミズキと

ヒュウガミズキ どちらもマンサク科で ミズキ科ではないのよね 花の形違うしね

エンコウスゲも植えたらしい

これは シオミイカリソウ 由布岳で見る バイカイカリソウよりずっと大きいです

で、そのイカリソウより大きく伸びたのが ショウジョウバカマ ツクシはついていません

花が終わる頃は こんなにでかくなるそうです

ついでに調べたら 白のかわいいツクシショウジョウバカマは 千葉のほうでは シロバナショウジョウバカマと

呼ばれていたのですが 近年ツクシショウジョウバカマであるらしい てなことになったらしいのです

アリアケスミレ

ちょっと座った お寺の石段に ツクシスミレ ほかにもいろんな花がリレーのように次々に咲いて

ええとこです  ちょっとした植物園です。 でも手入れが大変なことは言うまでもないことで

もちろん除草剤などは使わないとなると   もうこれは 修行です

ここのお寺の鐘は ハイテクで 夕方5時になると 電動で鐘突きをします

ところが 電気はちっちゃな太陽光発電のパネルなので その日の天気次第では 突く鐘の数が違うそうです

まあ 雨が降ったら 鐘つきは休みとか 不真面目な小僧さんみたいですねえ

遅くならないうちに お暇しましたので この日いくつ鐘を突いたかはわかりませんでした

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14歳から考えたい 貧困  フィリップ・N・ジェファーソン著

2022-04-06 22:42:38 | 書籍紹介

SDGsの1番目の目標 貧困をなくす

では 貧困とは 具体的に答えることができなかった私に多くのことを示してくれた

14歳から考えたいであって 14歳でもわかるじゃなかった もちろん分かる14歳もいるけど 私はやっとだよ 専門用語多い! 

国内での貧困 世界的な貧困 貧困の基準

具体的な数字(これ出すの大変だったろうなあ)からくる実態

貧困についてとらえ方・考え方・基準が示されてとても興味深かった  

貧困を作る要素 差別の現状  貧困から抜け出すための施策 その結果と対応(支援によるリスクも生まれる)

それを踏まえての 今後  

個々の国内の問題だけでなく 世界的な国同士の援助も絡んでくるので 本当に複雑な問題だ

今 ウクライナでの戦闘による貧困や難民問題も考えると 今こそ、この書籍という気がする

 ますます大変になるという実感だけが強くなる

人間は自ら作り出した 貧困問題を 2030年までに解決できるのか  

まあ できんでしょうが どのくらい解決できるかが 大切なんだ  

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県民の森 自然観察会

2022-04-05 22:43:20 | 自然観察会

春休み 最後の日曜日とあって 観察会はとても賑やかでした

でも挨拶する前から 観察は始まっていて

管理事務所の植え込みの茂みに バッタのはやにえ  目ざといDちゃんが発見

安友庭園は 私の好きな オオシマザクラが満開 桜餅が好きな人は ちょっと葉っぱをかじって 納得していました

ぐるっと遠くまで行く予定でしたが 安友庭園に引っかかって 一時間

東やには なんかの卵があるし  1mmくらいのとても小さい卵はどれも羽化したようで空っぽでした

アケビの花やら

コウヤマキの花  雄花だから 花です

ネコノメソウは 種ができて 猫の目になっていました

で、この池に オタマジャクシ!

たくさん泳いでいるではありませんか  ヒキガエル産卵したようです 前回枝を入れてよかったな

うれしくなって 池の下の水たまりに ヤマアカガエルの卵を探しに行ったのですが オオイタサンショウウオの卵しか

ありませんでした やっぱりここも後出しはないようです

風はなくうららかで いつまででん遊べる

でもまあ 奥まで歩いていきますと

ハナイカダの花 まだつぼみですが これも雄花  雌雄別株です

雄花って 実がならないので 花が咲いた後は ポロっと落ちて 普通の葉っぱに戻ってしまうのです

つまんないやつだなあ

いつのまにか 私のバックにヨコズナサシガメがついていました 好かんねえ

名前の通り 刺すのですが 私はまだ刺されたことはありません 赤くなって痛くてかゆくなるそうです

今回刺されなかったので よしとして 逃がしてやりました

梅の木には小さな青い実がたくさんついています  よしよし 楽しみです

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モニ1000調査開始 沢水

2022-04-03 23:05:16 | モニタリングサイト1000

モニ1000の初日は毎年寒いので ばっちり冬装備で出かけます

外気温 5度 でも春の花たちは出そろっていました

シロバナネコノメソウ

ヤマルリソウ

オオチャルメルソウ  ここらは春の定番です

オオイトスゲも 花盛り

うら若い(小学2年生になりました)調査員も参加で華やいでいます

今回 イヌツゲについている

こんなのが 去年の雌花で

先っちょについてるのが 今年の雌花で 2年がかりで実になるのを知りました

こっちは 雄花 花粉の塊 で雌雄別の木なのです そうなんだ 知らんかった!

でも調べてくれたSさんが 本を見ると 雌雄一緒の木もあるそうで これだからもう!

これは 雄花と雌花が一緒についてます イソギンチャクのようなのが 雌花です ツノハシバミとも言います

エイザンスミレや

タチツボスミレの白やニオイタチツボスミレ ハルリンドウやスズメノヤリ

草原に入ると

キスミレ 色とりどりのスミレさんたち

でも野焼きの後は リンドウもつぼみであまり花もありません

ノウサギのふんの お焦げ   ヤケクソというそうです

ほかにも コカマキリの卵焼きもあって むげねえなあ

たくさんの素敵なものに会えて うれし たのしの初日でした

ただ 防寒対策に気がいって 弁当を忘れて お二人から分けてもらう始末でした これは美味しかった

夕飯に 台所に置き去りにされていた弁当を食うのは うまくなかった

 

 

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