森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

陣屋の村 その後 しれっとね

2023-03-26 21:54:37 | 自然観察

さてさて ヤマアカガエルが鳴いていた陣屋の村のその後です あの後も雨が降り続いたので期待大!

入り口は桜 満開

足元は キランソウがキラキラ

苔の生えた岩の上に満開の サツマイナモリ  も 庭園です

前回花がついていたツクシショウジョウバカマは 花が終わると どんどん葉っぱをのばしてきています

イワガネの花  小さいけどぷわぷわで カワイイ

などなど言いつつ そうなのだ 肝心の話をしよう

陣屋の村では タゴガエルが 先週にまして 大合唱  ぐっ うわん ぐっぐっ

シュレーゲルアオガエルの鳴き声も ところどころに交じって  季節は変わっています

先週ヤマアカガエルがいた保護池には  オオイタサンショウウオの卵塊が 6つ

この薄汚れた イノシシの〇ンコみたいなのが そうです

そして ヤマアカガエルの卵塊は見つかりませんでした  あれだけオスがラブコールをしても

メスは 降りてこなかったようです 去年と同じように3月になったらたくさん雨が降っても産卵はありませんでした

去年も今年も お正月に雨が降らず 卵塊の数が少なめです。 おまけに3月のはじめは干上がって 

すべての卵がなくなっていたので 今ある6個のオオイタサンショウウオの卵塊だけが今年の保護池の分です

多い年は50個ぐらいの卵塊があり みな幼生になっていたのに  せめてこの6個は無事に育ってほしいものです

にしても オオイタサンショウウオは鳴かないので こそっときて 静かにやることはやっているのね

イノシシ池のオタマジャクシは大きくなっています。 ただオオイタサンショウウオの幼生が

見当たらないので(いると思いますが)少し心配です

このたくさん生えたツクシを摘み 卵とじにして 一献傾けながら  陣屋の村の両生類の明日を憂い患ったのでありました

なんちて ただの飲んべであります

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんぐり君 No,199

2023-03-23 23:04:48 | 4コママンガ

さあ 年度末ですよ。書類書きは毎度のことながら 疲れる

そういうことをしなくていいらしいどんぐり君は フキノトウの次は タケノコです

お正月ごろから タケノコを掘って食べているイノシシたちはどうやって見つけるのでしょうか

あの鼻が すごい威力をもっているに違いない それを借りたら どんどん見つかるぞ というアホな考えから

4コマ漫画を描きました

まあ 山菜などは食べるより採るのが楽しいという方もいますので どんぐり君も騙されているわけでもありません

竹林を整備すると またタケノコが生えてくるようになります

そこをすかさず イノシシが食べに来ます  そろそろ落ち着いたかなと思って掘りに来ると

どこぞの人が掘りつくして 整備したのに食べられないということは あるあるです

イノシシに食われたらあきらめるけど 人が掘って持っていったら ちょーむかつく!

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯ノ見岳愛育会 森林ボランティア活動

2023-03-22 22:43:37 | 森林ボランティア

1年ぶりに 湯ノ見岳愛育会の活動に参加  当日は湯ノ見岳での作業

この会は日田の天ケ瀬方面に3か所の活動場所があります

まずは 今日の作業内容の説明  山頂にある遊歩道の周りのマツを切る!とのこと

根元から 3~4本に株立ちしている 3本のマツを全部切るというので こちとらごねまくりました

この湯ノ見岳の山頂は 日当たりも風通しもいいので マツがたくさん生えて ほとんど枯れていないのです

きょうびこのようにマツが生き生きと元気な場所はほんとに珍しくて もったいないというのが私の本音です

ので 代表委のUさんは 数本株立ちをしているマツを 1本にするということで 手を打ってもらいました

先に枝を落とすと あとが楽です。 写真左にあるモミジに陽が当たるようにしたいのですが

切り倒すとき モミジに倒れ掛からないように注意して 伐採

チェンソーが 慣れてない方は Uさんが教授  のこぎりじゃないので 振らないでね

それで 4本あったのを 1本にして

シカに皮をかじられて 病気になっているのも切りました

いろんな人の意見を聞くと なんやかんや言われて切れんごとなるけん 独断と偏見で切りようと と代表のUさん

はい いろいろ文句言って すみませんでした  Uさんは福岡の方で福岡から整備に来てくださってます だけん博多弁

私も 頂上に1本だけあった枯れたマツを切りました  でも周りにはマツの幼木がたくさん生えてます

ほんとにここはマツの住みやすい山なんだなあと 感激です  職場の高尾山自然公園はマツはほとんど枯れかかってますからねえ

頂上には 反射板とかいうものが設置してあって   反射板ってなんじゃろかと思いました

今回の参加者の皆さん 月に1回の作業(夏場は2回になります)では物足らず(?)

自主的に出かけてきて 整備されている方もいらっしゃいますので

ササはきれいに切られて いい感じの山頂になってます

どんなふうに 手入れを続けていくのかが 課題ですねえ。 作業をやめたら藪なるのは目に見えていますから

森林ボランティアは続けるしかないのです やりすぎず 切りすぎず 私のような自然保護系の輩と折り合いをつけて 続けてほしいです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陣屋の村 にぎやかに春

2023-03-20 22:50:57 | 自然観察

雨が降り続き 結構な雨量になりました これはもしかして、、と思いまして陣屋の村へ

春の花の花盛り

アオキの雄花 小さいのです

サツマイナモリの花 ぷわぷわ

ツクシショウジョウバカマ   ツクシなので花は白です

ヤマザクラも咲き始めです

川も流れだして  タゴガエルの声が ぐっ わん と この石の隙間から聞こえます

保護池の方からなにやらいい声!  3月11日の観察会で完全に干上がっていた池は

なんと ヤマアカガエルが何匹も来て 鳴いてます  慌てたのでピンぼけ

陣屋の村で ヤマアカガエルが3月に降りてくるなんて 私が観察し始めて(10年前くらいから)初めてです

で、まだメスが来ていないので 産卵があるかどうかは分からないのですが 明日から雨が続くようなので

もしかしたら産卵があるかもしれません また見に行かないとなあ 

オオイタサンショウウオは来ていません  こちらは鳴き声をたてないのでようわからんのよ

何かいると思ったら アカハライモリでした  そろそろ産卵の季節で池に来ています

産卵前に体力をつけようと いつもカエルやサンショウウオのオタマジャクシを食べています 

 今回まだ何も食べるものがないので この方たちも産卵待ちでしょう 

池の中では ヤマアカガエル  川では タゴガエルの声が聞こえて とても賑やかです

いのしし池では オタマジャクシが泳いでいました  この黒い小さな棒みたいなのがそうです

ヒラタケに似たうまそうなキノコをみても 自制心を持って 取らずに帰りました

この方も 雨の中 立っていました

だいぶ上手に鳴けるようになった ウグイスの声を聴きながら 帰りました

キノコの代わりに ツクシとヨモギを摘んで帰り ツクシは卵とじでいただきました

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の陣屋の村 観察会

2023-03-15 23:07:50 | 自然観察会

春に巣箱をかけました

M氏の手作り シジュウカラ用  ちょっと巣箱をかけるには時期が遅いのではとは思ったのですが

野鳥の会のE氏が ギリギリセーフということで  一番背の高いユウキ君にかけてもらいました

それから八重のシダレザクラの種がこぼれて たくさん芽が出て花が咲いてますが 元のお姿 エドヒガンに戻ってます

のでこの方を草刈りで切られないよう 掘って お引越し

奥のヤマザクラの近くに植樹  付くといいですね

こちらはセイヨウミザクラ サクランボの花です  たくさん実も付きますが

なかなか 私どもの口には入りません  そばでヒヨドリがひいーーと一声  はいはいあんたの取り分ですよね

ぬっくいので カナヘビ

こちらは ビロードツリアブ  花の蜜を吸うアブで 春にしか会えない  ほかの季節はどうしてるのか

川の中のオオイタサンショウウオの卵塊  もう泳ぎだしているのもいます

が Mさんが先月に続いて今回も数えたのですが  20くらいで 数は増えていません

アブラハヤの稚魚 この魚は 卵を食べます  初夏の大雨で上陸前の幼生が流されたり いろんな理由で

ここのオオイタサンショウウオの数が減っているようです 下判田の里山のように開発土木工事があって産卵地がなくなったわけでもなく

産卵数が減っていくのは とても残念です

そして今回ショックだったのは 保護池が完全に干上がって 卵がなかったことです

池には アライグマ タヌキ トリ(カラス?)の足跡が入り乱れ 干からびたオタマジャクシもいないのは

食べられたのかと思うしかないです

保護池には小さな湧水から水をひいているのですが ここが枯れていたようです  何とかせんとなあ どうしたらいいのだろう

イノシシ池には 水が少しあり ぐしゃぐしゃになった泥の中に卵が無事にいくつか残っていました

なんにもしないでは自然(生態系)を保持できないということでしょう   無い知恵を絞らなくては、

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする