森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

保戸島歩き

2024-08-20 06:25:37 | 植物研究会

月1の植物研究会 8月は保戸島 小型の高速船で25分

平地が少ないので建物はたいてい 3階建て 四国に似た形をした小さな島です

狭い県道612号線を通って 島の端っこへ

コンクリの隙間に ハマエノコログサ  ここんとこ雨降らないけど お水はどうしているのだろう

ソナレムグラも 白い花咲かしてます 海岸性の植物なので 葉っぱが厚い

でんと おおきなナタマメが ハマナタマメです  初めて見たよ

花も大きい 

豆のさやを開けると まんまるい種  食べた方によると うまくない! 福神漬けには使えそうにありません

ハマナデシコ ごっつい美人という感じ

磯には ヒザラガイ この背中の8個が 殻だそうで 2枚貝ではなくて 8枚貝?

子どものころ食べたという人がいるけど どうやってこれを岩からはがしたのか

海の中には カラフルな魚たち 熱帯魚なんですかねえ  保戸島は 南国じゃ

お弁当は 島で唯一の日陰のある トンネルの中で 食事中車も人も通らなかった

サツマゴキブリ 私と捕まえてくれたOさんだけが 大喜び  ほかの人は ゴキいやぁ~ 

ミンミンゼミが桜の低い位置で お食事中  なので上から目線の写真

これ アオイゴケ でいいんだよねえ キチンと聞いてなかった ツボクサかもしれん

名前は苔だけど 苔ではないということは聞いた うん見ればわかる

保戸島小学校の慰霊碑も案内してもらって 島の歴史も教えていただいた

ハマカンゾウや

ハマゴウ 暑い中でもしっかり咲いて 力強いです

私らは 暑さにへたりながら 帰りの船に乗りました

 

 

 

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佐川地質館  四国の帰り道

2024-08-07 05:33:13 | 植物研究会

高知から大分に帰る道筋に 佐川地質館  気になって気になって寄り道しました

佐川町立佐川地質館   すごいですねえ町立ですよ  というのも地質学では由緒ある場所だからそうです

入ったら いきなりティラノサウルス! キャー これ首を振って動きます この前で写真撮ってもらいました

由緒正しい高知県の地質と地形   といっても素人だし よくわからんのですが 

ナウマン博士も来たとか (そうです、ナウマンゾウの名前の由来の方)

可愛いものにしか 反応しないのだよ  この恐竜の模型は作り物ですが

隣の卵は 本物の化石です

たくさんの化石がありましたが 外国産のもあります

でかい紫水晶も 展示

四万十川の石も展示されていて このコーナーは水が流れるようになっています

水にぬれると 石は色がきれいにわかりますもんねえ  ミニ四万十川です

野外にも 鍾乳洞の模型があったり 化石発掘コーナーがありましたが  あんまり外が暑いので 見るだけ

大分から来たというと 上映時間を無視して ミュージアムシアターで牧野先生の生涯と功績を見せてくださいました ありがとうございます

町立でこんな立派な地質館  うらやましいです

「プレート運動を解説する大陸装置」という大きな地球の模型がありまして  説明とともにゴンドワナ大陸が 離れていきます

ゴンゴン離れていった大陸に インドの半島がゴンとぶつかったときに ユーラシアの大陸に2本しわが寄りました! 

ヒマラヤ山脈です!!  ゴムのような素材でできていたので しわが寄ってんですよ  すごい よくできてます感激

感激して写真撮るの忘れた!

こんな展示もあって 高知県は地質への愛があふれています  大分県の石ってあるのかなあ

 

 

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四国の続き 横倉山

2024-07-28 05:40:00 | 植物研究会

いよいよ牧野先生ゆかりの横倉山に登ります 実家のある佐川からだいぶ離れていますが 熱心に通われたそうです

土佐植物研究会の方々もお見えになって 案内をしてくださいます

登山道で はじめに会ったシダ キジノオシダ  大分では私は見ないシダ  鹿は食べないらしくてたくさん生えてます

この森は すこし暗く 巨木が多いです

この樹名板のサイズ(横20cmくらい)から モミの木の直径を計算すると 1m以上ありますねえ

なんと ユズリハ  このサイズは もう反則でしょ もちろん全体の写真とか撮れそうにありません

昨日 天狗高原で見た

ギンバイソウ みんなつぼみだったのですが  つぼみが押しくらまんじゅうしているみたいで カワイイ

ここでは 咲いていました

なんだか はっちゃけていますねえ

コミヤマカタバミ  花に会えなくて残念

足元には サンショウソウやら

コウヤコケシノブ など 初めてお会いする方々でいっぱい

ついに ヨコグラノキの木に 面会

牧野先生が この木を見つけて 横倉山にちなんで ヨコグラノキと命名

もうかなりの老木で 足場も悪いので こんな写真ですが

足元には 赤い実がたくさん落ちていて 春先には黄色い花をたくさん咲かせたんだろうなあと思いました

牧野植物園には 若いヨコグラノキが 何本かあって ちょっと感じがちがいました

神社の近くには ヒメノヤガラや マヤラン ナンカイアオイ たくさんの花や植物がありました

ありすぎて 多分うれしすぎて お腹いっぱいの気分で山を下りました

 

 

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四国 横倉山あたり

2024-07-26 05:57:19 | 植物研究会

四国 2日目は牧野先生ゆかりの 横倉山

山に登る前に 横倉山自然の森博物館に案内してもらいました

山のふもとにある 素敵な博物館です  で入り口の展示に いきなり

カエルさんたち! で、モリアオガエルがいらっしゃるではありませんか

モリアオガエルは九州にはいないけど 四国にはいるんだ 感激 初生ガエルです ベンチからこけそう

四国は 地質が世界でも珍しいところだそうで いろんな石

砂漠のバラ  です  バラです美しい

昆虫標本もあります  これはマニアにはウレシイはず

 ジオラマが 素敵に楽しい

よくできています 吸い込まれそう

極めつけは

アノマロカリスの模型 体長2m近くあります  もうウレシイ

ほかにも三葉虫とかあって 楽しいです 

なんと 古生物復元画の世界 の企画展があって 小田隆氏の生イラストがっ

骨格標本のイラストが こんなに美しい

ティラノサウルスも!

シーラカンス  標本しか見たことがなかったので 感激です  イラストですが 色が美しい

横倉山に行くことがメインだったので 1時間くらいしか見学できず(植物研の研修なので)

名残惜しく  でもしっかり缶バッチとティラノサウルスのガチャポンと

キノコとモモンガの柄のメンディングテープを買いあさって 集合場所に向かいました

 

 

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四国のカルスト台地 天狗高原

2024-07-23 05:56:23 | 植物研究会

大分植物研での四国研修旅行 メンバーの四国のSさんに案内されて 初日は天狗高原

一面に ハンカイソウ  

遊歩道を歩くと

あちらこちらに ヒメユリです  遊歩道そばにもたくさん咲いているので アップで撮れます 

でなんと 

ササユリです  やっとお会いできました ほとんどが散っていたのですが つぼみもあって うれしい

カキランも 本当にあちこちに咲いていて もったいないほどです

これは ヒメヒゴタイ  つぼみですが いいですねえ

シコクトリアシショウマ    四国の名前の付く植物が出てきます

なんと ツリガネニンジン  大分ではサイヨウシャジンしか見れないので 感激

なんで 天狗高原というのか 聞き忘れたのですが  天狗が飛び回っていたのでしょうか

今は 牛が歩いています  牛が毒のあるハンカイソウを食べ残すので 一面ハンカイソウになるそうです

どこにもいろいろあるもんで

分かりにくい写真ですが ウバユリの 根元が掘られて 球根のない株が 何本も放り出されています

イノシシです 高原にイノシシ除けの電柵など無理です 

ウシの放牧や 野焼き イノシシの害 これからどうなるのかなあ 

こんなに すばらしい高原も 維持していくということは 大変なのだと思いました

 

 

 

 

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