森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

猪ノ瀬戸 仕事

2021-10-30 22:28:29 | 自然保護活動

猪ノ瀬戸湿原ですることは 自然保護 なので目下の問題は シカです

シカの食害から希少生物を守る 鹿害の実態調査 それから野焼き

最近は観察会やら遊歩道ができたのでやってくる人間から 希少植物を守るというのも出てきてる

でもこれは実際のところ 守られていない いろんな植物が無くなっている

ほんで 鹿と人間から希少植物を守るために 今回は柵を立てました

イノシシもおりまして これはあまり植物を食べないのですが 堀りくりおこして 小さな花をだめにしてしまう

鉄の柵を立てました

ここは 木の間なので 三角形に網をまげて立てました

鹿はアセビやチカラシバは絶対食べない  ほかのは食べたり食べなかったり 花だけ食べたり ウサギもいるし 

誰が齧ったかわからないのもある

このサクラの木も 周りを草刈りしてもらって 野焼きに備えています

午前中は 柵をたてて 午後からは鹿害調査 鹿が何を食べているか記録するのだけど

お楽しみも多い

大きな岩の上に一面に咲いた ジンジソウ

小さな赤丸がチャームポイント

星屑の リンドウ

イヌセンブリ  これは苦くなくて薬にはならんということで 犬がついたらしいけど

その方が ヒトに 採られんでいいかもね  今回で鹿害調査は一応終わりです 

 

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どんぐり君 No,182

2021-10-26 10:00:51 | 4コママンガ

毎月 月末のお仕事 4コマ漫画です

このたらいが落ちてくるギャグは ご存知ドリフターズの持ちネタです

でも今の人は知らないかな?  掲載誌を読んでいる連中はほとんど昭和生まれなので いいことにしよう

ナナフシって よくポトンと落ちてきて 気が付くと 足元とか肩の上とかで 見つかります

ナナフシはナナフシモドキという別名を持っている ややこしい奴です  モドキの方を無しにすればいいのにね

で、トゲナナフシやら エダナナフシやら コブナナフシやら ニホントビナナフシやら見分けられるようになって

一安心してたら 九州以外にもいろいろいて 20種類ぐらいいるんだそうです。

足がポロポロとれて 取り扱い注意の生き物ですが スィングするところが 好きなのさ

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上野の森池さらい 生き物救出

2021-10-23 22:52:37 | 自然保護活動

さてさて 上野の森のアメリカザリガニの駆除の最後 池の水を抜いて池を干します

そのためにザリガニ以外の生き物たちを捕まえて保護する必要があります

大分市があらかじめ池の水を減らしてくれています

声を掛けたら 子どもたちがたくさん加勢に来てくれました

水深10cmくらいの池に 網やらざるをもって すくいます

落ち葉や泥の中に いるわいるわ たくさんの生き物

例のモクズガニも捕まりました

今年はなぜか ミズカマキリがたくさんいて 全部で18匹

こ奴もまだまだおりまして でかいのは 17匹 卵からかえったばかりの小さいの(2mmくらい)が10匹

卵を持った個体も子どもたちが捕まえました  でかした!!

さて このようにたくさん生き物が集まりまして

O氏が せっせと分類して 数えてくれました

一番多かった ヤブヤンマのヤゴ  189匹

コシアキトンボが137匹  あとオオシオカラトンボが3匹

ちいさな キベリヒラタガムシ  たくさん

なんと スクミリンゴガイも 1個見つかりました あとハブタエモノアラガイなどの

外来種は ザリガニと一緒に駆除です  エビもかなりおりましたが これも外来種ということで、

ハイイロゲンゴロウやコマツモムシは 山のようにいて 捕まえていたら 飛んで逃げたりして数は数え切れない状態でした

来年も池干しするのか 生き物はどう変化していくのか 種類と数は増えているようなので

やっぱし やることになるでしょう   

今日参加したおチビちゃんが 長靴を忘れて池に入られず 泣きわめいて来年も絶対してね ということなので

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米水津海岸 植物調査

2021-10-19 21:54:46 | 植物研究会

大分植物研究会で米水津海岸へ。 海岸調査と言いながら すぐ山に行きたがる会

で、案の定 山の中で ししがき 見学  シシ除けの石垣が延々と積んであります

シシとは イノシシだけではなく 鹿とかいろいろをさすそうです。  しかし どっち側に入らせないようにしているのかようわからん

石垣に かわいいつた ヒメイタビ 

キハギ  これ会いたかったんだよね 白と紫のコントラストが 粋

ほんで やっとのことで 海岸に出て

ケカモノハシに会いました

けっこう 毛だらけ おまけに二つに分かれて カモノハシの嘴  ほとんどこじつけにしか思えん

ユッカの花と マツと 青空  海岸風景

防風の柵の前に ソナレノギク 暑い砂の上に元気に咲いてます

ハマニガナ グンバイヒルガオ ハマエンドウ コウボウムギ ハマナデシコ ハマヒサカキ  浜だらけ

駐車場に戻ったら ウバメガシの大きいのを見に行こう ということで また山の中に

胸高直径を図っているところ  282cmありました ウバメガシなのでかなりでかい

緯度・経度も図って 記録しました  ここは日豊海岸 国定公園です

カメラに入りきりませんでしたが こんな感じです  もう備長炭を作るのは無理みたい

 

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下判田里山観察会 静かに秋

2021-10-12 22:27:08 | 自然観察会

下判田の里山は秋です 定例観察会です

黄色くなった田圃のあぜに ジュジュ玉 色づき始めました 草刈りの時刈らずに残しています

いまや 貴重ですよ

クコも切り残した枝から 花が咲いています  赤い実になるまで刈られてないといいな

なんせ里山は 人の手入れが入りますので 観察するばかりの人にとっては 、、なんも言えんのじゃ

オオチャバネセセリ 秋を満喫している風情

お約束の アマガエルさん

この日は ヤマアカガエルさんも出てきました

フユイチゴが色づき始めています  食べたらまだすっぱかった

この面白れぇ形は

この花ツルニンジンの 種です 

下判田里山観察会は 会報を毎月出しているのですが 今月はこの花を描いたので ちょうどぴったしでした

これは県民の森に咲いていたのがモデル

この小さなかわいい花は アカネの花です  根っこが茜色 染色の材料になります

この花は そうです セイタカアワダチソウです  アップで見るとゴージャスでいいじゃん

下判田では 少しずつススキに負けているようです

最後に ツマグロヒョウモンの奥さん どうしても草むらから出てきませんでした

陣屋の村と違ってこの開けた日常的に人の手が入っている里山は 生き物の種類が違います

でも種類はとても多く いつまでも このままであって欲しい場所です

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