森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

四国の続き 横倉山

2024-07-28 05:40:00 | 植物研究会

いよいよ牧野先生ゆかりの横倉山に登ります 実家のある佐川からだいぶ離れていますが 熱心に通われたそうです

土佐植物研究会の方々もお見えになって 案内をしてくださいます

登山道で はじめに会ったシダ キジノオシダ  大分では私は見ないシダ  鹿は食べないらしくてたくさん生えてます

この森は すこし暗く 巨木が多いです

この樹名板のサイズ(横20cmくらい)から モミの木の直径を計算すると 1m以上ありますねえ

なんと ユズリハ  このサイズは もう反則でしょ もちろん全体の写真とか撮れそうにありません

昨日 天狗高原で見た

ギンバイソウ みんなつぼみだったのですが  つぼみが押しくらまんじゅうしているみたいで カワイイ

ここでは 咲いていました

なんだか はっちゃけていますねえ

コミヤマカタバミ  花に会えなくて残念

足元には サンショウソウやら

コウヤコケシノブ など 初めてお会いする方々でいっぱい

ついに ヨコグラノキの木に 面会

牧野先生が この木を見つけて 横倉山にちなんで ヨコグラノキと命名

もうかなりの老木で 足場も悪いので こんな写真ですが

足元には 赤い実がたくさん落ちていて 春先には黄色い花をたくさん咲かせたんだろうなあと思いました

牧野植物園には 若いヨコグラノキが 何本かあって ちょっと感じがちがいました

神社の近くには ヒメノヤガラや マヤラン ナンカイアオイ たくさんの花や植物がありました

ありすぎて 多分うれしすぎて お腹いっぱいの気分で山を下りました

 

 

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どんぐり君 No,215

2024-07-27 06:03:37 | 4コママンガ

突然ですが どんぐり君です

ティーブレイクです 資料の整理が追い付かない 通信の締め切りはくる どんぐり君は書かなきゃならん

アイデアに詰まると カエルと河童が出てくる とよく言われます

端境期か知らんけど ちょっと胡瓜のお値段が高い そうなると胡瓜が食べたくなるのよ

で、胡瓜の天ぷらは作ったことがないので 美味しいかどうかは 分かりません

ちなみに 私の水切り最高回数は 3回です とほほ

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四国 横倉山あたり

2024-07-26 05:57:19 | 植物研究会

四国 2日目は牧野先生ゆかりの 横倉山

山に登る前に 横倉山自然の森博物館に案内してもらいました

山のふもとにある 素敵な博物館です  で入り口の展示に いきなり

カエルさんたち! で、モリアオガエルがいらっしゃるではありませんか

モリアオガエルは九州にはいないけど 四国にはいるんだ 感激 初生ガエルです ベンチからこけそう

四国は 地質が世界でも珍しいところだそうで いろんな石

砂漠のバラ  です  バラです美しい

昆虫標本もあります  これはマニアにはウレシイはず

 ジオラマが 素敵に楽しい

よくできています 吸い込まれそう

極めつけは

アノマロカリスの模型 体長2m近くあります  もうウレシイ

ほかにも三葉虫とかあって 楽しいです 

なんと 古生物復元画の世界 の企画展があって 小田隆氏の生イラストがっ

骨格標本のイラストが こんなに美しい

ティラノサウルスも!

シーラカンス  標本しか見たことがなかったので 感激です  イラストですが 色が美しい

横倉山に行くことがメインだったので 1時間くらいしか見学できず(植物研の研修なので)

名残惜しく  でもしっかり缶バッチとティラノサウルスのガチャポンと

キノコとモモンガの柄のメンディングテープを買いあさって 集合場所に向かいました

 

 

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四国のカルスト台地 天狗高原

2024-07-23 05:56:23 | 植物研究会

大分植物研での四国研修旅行 メンバーの四国のSさんに案内されて 初日は天狗高原

一面に ハンカイソウ  

遊歩道を歩くと

あちらこちらに ヒメユリです  遊歩道そばにもたくさん咲いているので アップで撮れます 

でなんと 

ササユリです  やっとお会いできました ほとんどが散っていたのですが つぼみもあって うれしい

カキランも 本当にあちこちに咲いていて もったいないほどです

これは ヒメヒゴタイ  つぼみですが いいですねえ

シコクトリアシショウマ    四国の名前の付く植物が出てきます

なんと ツリガネニンジン  大分ではサイヨウシャジンしか見れないので 感激

なんで 天狗高原というのか 聞き忘れたのですが  天狗が飛び回っていたのでしょうか

今は 牛が歩いています  牛が毒のあるハンカイソウを食べ残すので 一面ハンカイソウになるそうです

どこにもいろいろあるもんで

分かりにくい写真ですが ウバユリの 根元が掘られて 球根のない株が 何本も放り出されています

イノシシです 高原にイノシシ除けの電柵など無理です 

ウシの放牧や 野焼き イノシシの害 これからどうなるのかなあ 

こんなに すばらしい高原も 維持していくということは 大変なのだと思いました

 

 

 

 

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蜂の奇妙な生物学   光畑 雅宏 著

2024-07-15 10:17:26 | 書籍紹介

ハチの生態の本です。

20万種類もいるハチの 83種類の話で 頭いっぱいになってしまいました

社会性を持つハチたちの生きざまは 同じく社会性を持つヒトの考えることやっていることを超えています

ハナバチ・カリバチ・キセイバチと 分類して見開き2Pで1種と分かりやすい  けど知らないことや言葉が多くて

読み終わるのに時間がかかりました  スマホでググりつつ読むのだ

ハチと関係生物の話が面白かったです  寄生したり(クモとかテントウムシに) されたり

作者は マルハナバチの研究と実用化をされているので マルハナバチの記述が少し多い  私もトラマルハナバチが好きなのでうれしい

なんてったって 毎年保全活動をしているサクラソウの花粉を運んでくれるハチですからね モフモフ系だし  

最後に 特別寄稿があり  

五箇公一氏の 「ハナバチの危機とその対策」という文章が すばらしかった

生物多様性の保全と ヒトの生活は 別々にあるのではなく 生物多様性に支えられて人の生活があることを実感した

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