森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

不思議の虫 ナナフシ  海野和男(写真) 伊地知英信(文)

2024-08-29 10:55:45 | 書籍紹介

押しの写真集である  ナナフシ好きの、、。

ナナフシ大好きなので  ワクワクして読みました

日本に20種もいるのに 身近には4種 というか モドキとエダとトビとトゲ  あと足立区生物園でみた太いツダナナフシしか見たことがない

にしても タイトル通り 不思議なナナフシです  ナナフシの七不思議~なんて歌を歌いたくなる

雄もいるけど 雌だけで増える種が多い   昆虫図鑑に雌のみ なんて書かれる虫てこの方ぐらい

卵には 蓋がある  ぜひぜひ見てみたい  そのためにはナナフシを飼えばいいんだけど

ナナフシの決めポーズ  前足をそろえて前に伸ばす  世界のどのナナフシも決めポーズは同じだそうです

ナナフシの世界的な研究者が この写真集の海野さんの名前をナナフシにつけてます  海野さんも世界的写真家

日本名でウンノトゲナナフシ  マレーシアにおる

ヒヨドリに食べられたナナフシの体内にあった卵が 糞のなかで生きていて 繁殖地を広げているという報告もある

読むのも楽しいですが 写真がとにかくもう 押しです

ちらっと 鮮やかな羽を見せるナナフシたちには マレーシアまで行かないと会えないようですが

とりあえず 卵を探すのと ヤスマツトビナナフシ(九州にいる)にあいたいもんです

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猪の瀬戸湿原 作業日

2024-08-26 06:03:21 | 自然保護活動

標高760mとか言っても  暑い  

来月から輪地切りを始めるので 準備を始めます 

主な準備は 輪地切りで 切らずに残しておく場所をチェックして 竹を立てて確認する作業です

アケボノソウがつぼみをつけ始めたので 印をつけます  

チェックしなくていい場所から 刈りはじめ

んで 私はというと 保護している ヒゴタイのチェック 

ヒゴタイに ウラナミシジミが来ています しっぽかわいいです

コアオハナムグリも もそもそ  こんなきれいな花の上に乗れるなんて羨ましい

O先生の後から バケツを持ってついて歩きます

道すがらには コバギボウシが たくさん

シラヒゲソウも咲いていて そろそろここでは夏の終わりです

次に咲くのは アザミ ついてますねえ~

アザミクロヒゲナガアブラムシ  だと思う  よく似た アザミオオヒゲナガアブラムシとは足の色で区別するのだけど

たぶんクロ?  本によるとアザミには5種類ぐらいアブラムシがつく すごいねえ 好かれているんだねえ

葉の裏には 脱皮した皮やら 生まれたての小さいアブラムシもいて ワシワシ元気です

湿原なので 地面は水のあるところが多く 小さなカエルも見つけました

1.5cmくらいなので 捕まえてお腹を見なかったので ヤマアカなのかタゴさんなのかは 分かりませんでした

タゴガエルさんですかねえ

 

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どんぐり君  No,216

2024-08-25 05:32:52 | 4コママンガ

暑いですねえ。こればっかりいってます。

台風が 来るそうで 雨を期待していたのですが 天気予報の態度が変わってきて

あんまり降らないみたいです

やっぱし 雨乞屋に頼んだ方がよかったのかなあ

職場の建物のそばにある マテバシイのどんぐりが 木についているのに

すでに ひびが入って割れてます 

ニュースでは 大雨被害のところもたくさんあって うまくいかないもんですねえ

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保戸島歩き

2024-08-20 06:25:37 | 植物研究会

月1の植物研究会 8月は保戸島 小型の高速船で25分

平地が少ないので建物はたいてい 3階建て 四国に似た形をした小さな島です

狭い県道612号線を通って 島の端っこへ

コンクリの隙間に ハマエノコログサ  ここんとこ雨降らないけど お水はどうしているのだろう

ソナレムグラも 白い花咲かしてます 海岸性の植物なので 葉っぱが厚い

でんと おおきなナタマメが ハマナタマメです  初めて見たよ

花も大きい 

豆のさやを開けると まんまるい種  食べた方によると うまくない! 福神漬けには使えそうにありません

ハマナデシコ ごっつい美人という感じ

磯には ヒザラガイ この背中の8個が 殻だそうで 2枚貝ではなくて 8枚貝?

子どものころ食べたという人がいるけど どうやってこれを岩からはがしたのか

海の中には カラフルな魚たち 熱帯魚なんですかねえ  保戸島は 南国じゃ

お弁当は 島で唯一の日陰のある トンネルの中で 食事中車も人も通らなかった

サツマゴキブリ 私と捕まえてくれたOさんだけが 大喜び  ほかの人は ゴキいやぁ~ 

ミンミンゼミが桜の低い位置で お食事中  なので上から目線の写真

これ アオイゴケ でいいんだよねえ キチンと聞いてなかった ツボクサかもしれん

名前は苔だけど 苔ではないということは聞いた うん見ればわかる

保戸島小学校の慰霊碑も案内してもらって 島の歴史も教えていただいた

ハマカンゾウや

ハマゴウ 暑い中でもしっかり咲いて 力強いです

私らは 暑さにへたりながら 帰りの船に乗りました

 

 

 

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エサキモンキツノカメムシのこと

2024-08-10 05:27:48 | 自然観察

県民の森平成キャンプ場での 森の先生の仕事があり 何度も出かけています

そこにある シナサワグルミの根元に エサキモンキツノカメムシ

三つ巴になって なんと産卵中  サイドの2匹は雄なのでしょう 

卵が 薄いエメラルドグリーンで とてもきれいです

で、三日後行くと 一人(お母さん)で しっかり卵の上に覆いかぶさって 卵を守っています

そんでまた 何日かしていくと お母さんいません!  育児放棄?かと思いきや

卵は羽化して 足がでてきて もぞもぞ  う~ん これみんなカメムシになるのか、、、

と思いきや

葉の裏では 次の産卵があって 卵をまもっています エメラルドグリーンが クリーム色になると足が出てくるようです

これはすごいと 観察会で子供たちに見てもらおうとしたのだけど

カメムシと聞いて  えっ無理無理 と言って近づかない 

高学年の小学生は トンボが肩にとまっただけでも 嫌がる子がいて なんだか虫離れしているようです

自然の中で遊ぶとか もう卒業したのよ みたいな~  つまんねえやつだな~

蟻地獄がいれば 掘りだし ウスバカゲロウの幼虫

サカハチョウだ って喜んで いい大人が、、てなことになるのかなあ

  なかなか自然保護を伝えるのは難しいもんです

それでも トチノキは もちもちの木で 人気があります  学校の国語の教科書に出てくるので

まだ未熟のトチノミを拾って喜んでいるのを見ると 自然を学校や生活と 結び付けて伝えなくては

と、また反省です

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