森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

どんぐり君 No,213

2024-05-31 16:46:37 | 4コママンガ

森林ボランティアの高齢化→ 人手が足りない

ので 牛さんやらヤギさんの舌も借りたい!

実際 牛の下草を食べてもらうのを 「舌刈り」と言っていたし

レンタル ヤギさん は今もあります

でも 山のなかは きれいに鹿に下刈りされて泣きたいです

希少植物も タンナトリカブトもレイジンソウもキツネノカミソリも

由布岳界隈では 見事に食われています

植樹してもかじられるので 植栽地はヘキサチューブが 墓石のように立っている

後の(2年後、3年後)お世話もちゃんとしてね チューブは劣化したらマイクロプラスチックになるし

外さないと 苗木が変になっちゃうよ  この場所はちゃんとしてくれるはず ダメなところをたくさん見てきたのでついね

えっと どんぐり君ですが 性別をはっきりしていないので 今回どうしたもんだかと迷いましたが

まあ パートナーといえば いいのかな だって 樫の木類は 雄木 雌木ってないし 

一応 ももちゃんとめいちゃんは 雌です。 雄は喧嘩好きだし どんぐり君を食べたら困るし

じゃあ 雌はどんぐりを食べないかというと 美味しい草があれば 食べないと思いますよ

 

 

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なぜかいじめに巻き込まれる子どもたち   川上敬二郎著

2024-05-28 22:58:52 | 書籍紹介

「森の先生」という主に小学生を対象に自然観察会を行っていると

子どもたちを取り巻く環境にも目を向けざるをえない

ここんとこ 支援を必要とする子どもたちが増えたことについても話し合ってきたけれど

観察会の現場では あまり問題にならなかった

いじめについては 1980年ごろからいろいろ言われてきたけれど 

対策については 多くの本にいろいろ書かれていたがはっきり納得のいくものではなかった

で、著者はTBSの社会部の記者であり 教育者ではない  のに この本は 面白いのだ

歴史的流れや 外国での実態 データ分析ではなるほどと思う

思うほどに 子どもたちは大変じゃなあと感じる

ほとんどの子がいじめを体験し 加害者であったものが明日には被害者になったりもする

そのお助けをしているのが スマホなどのアプリ

被害者が起こす事件も 各国で起こっているし 追跡調査では いじめを行っていた人は犯罪発生率が高い

いじめられていた人は なんらかの精神疾患を起こしやすい

これじゃあ 何もいいことないではないですか

それで 今いろんな対策を実施している学校(外国も含む)の様子が紹介されている

いじめによるストレスを抱えている子どもたちは 自然とつながることが大切で予防にもつながるとも

もしかして 「森の先生」少しは役立っている?  

中学や高校には行けてないので ブラック部活のことは分からないけど

もっと頑張ろう。 自然観察会は目的ではなく 自然保護の手段だと叩き込まれたけど

子どもたちが すこしでも シアワセになってくれたら 本当にうれしいなあ

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サクラソウ保全活動 鹿ネット撤去終了

2024-05-27 23:29:12 | 自然保護活動

4月に設置した鹿ネットを撤去です。しかし今回参加者が少ない。 大丈夫かな?

いい天気で

空には ノスリも飛んでおる

草原となった道を ネットの葉ってある場所に行く

今回 参加者は7人 前回の半分以下  ではありますが Iさんが娘さんを連れてきてくれて

なんと彼女は 獣害対策を仕事としてしているのです  なんと頼もしい!!

ひいこらと ペグを抜いて

ネットをたたんで おっとタケカレハがついておる  ここだめだよ てなことで どいてもらう

ポールも回収  今回 司令塔HANAさんがいないので 結束バンド 部分的にですが ハサミで切りました

軽トラックに積んで 終了 と言いたいところですが

このネットを 支援センターの倉庫に収めるまでが 作業です。

雨も降らなかったし 無事倉庫に収めました。

だんだんネットの部品が壊れたり 無くなったりしている 

シカがサクラソウを食べないようになるということは まず 無いので 修理しながら続けるんだろうなあ

お疲れ様でした

 

 

 

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陣屋の村でウキウキ

2024-05-14 23:11:00 | 自然観察会

久しぶりに陣屋の村 でウキウキってのは ユウキ君が参加してるから

何がウレシイかって 捕虫網を持ってきて ばっさばっさと昆虫を捕まえて 名前をその場で調べてくれるから

その場で名前がわかるなんて こんなうれしいことがあろうか  いや ない 家にかえって調べても分からないままになることが多かった

アザミの花が満開で 昆虫も多い

早速 ゲット  ミヤマカワトンボ

アサヒナカワトンボもおります わが社の立てた看板の上にとまっている

キンイロジョウカイ   ジョウカイボンもいて サイズが違うので区別できる

うち帰って パソコンの写真だけ見ると サイズが分からなくて 区別できなくなっていたのが分かった

ヒメアシナガコガネ  黄色のコガネムシ

イオウイロハシリグモかな  じぶんで調べた  ユウキ君  クモは興味ないそうです

たたずむ シュレーゲルアオガエル あちこちで鳴いていたので 産卵期なのは分かるが

卵が 土の上に産卵してあった もうすぐお玉になるのに 水辺は遠い どうしてこげなところで産むんか

ええ 私が 池のそばまで持って移動しましたよ

サツマシジミも捕獲   陣屋ではお初 うれしいなあ

クロヒカゲは ♀なので 若いお兄ちゃんに引っ付いています  ユウキ君は高校生

色づいてきた クサイチゴを おやつに頂いて 帰りました

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動物たちは何をしゃべっているのか?

2024-05-03 07:58:47 | 書籍紹介

ゴリラの話が分かる 山極大先生と

シジュウカラの言葉が分かる 鈴木先生の対談ですので ボーカルコミュニケーションの話かと思うと

それだけではなくて ヒトのコミュニケーションの話も語られています

鳥は種別に鳴き方があるのだけど 冬の混群ではどうするのかなと思っていたら 

お互い言葉が分かるそうです  混群のシジュウカラが 危ないよと鳴いたら 一緒にいるコゲラとかメジロとかも反応するそうです

ただ 今のことだけ 昔の話や未来の話はしないそうです

なんか 過去を悔いることも無く 未来を憂うことなく さとりの境地?

ゴリラの子供に手話を教えたら 表紙にあるように 自分の生い立ちを語った?そうです

この本は 章ごとにまとめがあって 分かりやすいです  えっと講義受けてるみたい

で、ヒトも動物ですから コミュニケーションの話

文字とスマホの発明で 昔のことも 遠くのことも 瞬時に分かるし 会話もできる

で、ラインで文章も伝わる(形式知)であるところに問題があるのだという

以前はヒトも 直接会って 話したり 歌ったり 踊ったりして コミュニケーションをしていた

どこが問題かというと まあこの本を読んでください

ラインで文字を送って 絵文字やらスタンプを送って 気持ちが届いたと思うなよ

もう 語彙も少なくなって 変換できんと めんどくせえと安易に文章を綴ることにも反省しきり

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