森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

輪地切り 始めました  猪の瀬戸湿原

2022-08-28 22:45:39 | 自然保護活動

まだ8月ですが 例年通り 野焼き用の輪地切り 始めました

刈り払い機が多数 残りは手鎌

手鎌部隊は観察路の脇に生えている アケボノソウを 刈り払い機で切られないように 手で草刈りをします

ほかの場所も切らないように草刈りをするのですが 機械だとどうしても切ってしまうのです

今年度から アケボノソウが 大分県の準レッドデータになったので このような対応をしています

この湿原のアケボノソウは以前に比べるとずいぶん減っています で今年度からさらに気を付けて草刈りすることにしたのです

でもにゃあ もう少しあとで 花が種を落としてから切ればいいと思うのになあ

そんなこんなで 終わったら花見

サワギキョウやら

シラヒゲソウ 湿原の花たちが咲いています

ナンバンハコベもカヤの中に

ゲンノショウコは 水辺に 秋の花の季節です

Iさんが捕まえて見せてくれました 相変わらずミヤマクワガタ かっこいいです

作業が終わって 今後の会についての話し合いがありました

この素敵な場所を たくさんの人に楽しんでもらいたいということと そうすれば自然破壊が必須なので

どうしたもんでしょうか  そうでなくてもシカやらイノシシやら 大変なのに

 

 

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夏はすごい  陣屋の村自然観察会

2022-08-13 21:58:50 | 自然観察会

久しぶりに 陣屋の村の観察会に参加  やっぱ夏はええわあ  生き物がたくさん動き回っているから

落ちていた タマムシの死がい  背中にいるのが生きているアリ  アリにとっては食料ですからねえ

とはいえ どうばらして 持っていくのだろうか  外側堅そうだねえ

コモチシダ が 子持ちになってます  私はよく見ないで シダの葉の縁に子がつくのだろうと思っていたのですが

表の葉のところどころについているのです  触るとポロっとおちて そこから生えます  無性芽というらしい

胞子を飛ばすより 効率がいいのか  でも胞子は胞子でちゃんとつけてるのよねえ  

これは サルナシの実 青いのが落ちてました キゥイみたいに おいてたら甘くなるかな?ということで持って帰ってきました

サツマノミダマシというクモです  たぶんワキグロサツマノミダマシだと思うのよね

カラスアゲハの オスです  ひらひら舞って やっと撮れました

シュレーゲルアオガエル にも会えました 灰色の木の枝にいたので 薄い緑です

保護池にいた マムシさん ゆっくりしていたところを 観察会のメンバーのもと悪ガキのMさんに

棒でつつかれているところ  マムシさんはすこし怒ったようだけど 穴に逃げ込んでいきました

そろそろ咲くはずだと クロムヨウランを見に行ったら 

ボーベリア菌に取りつかれた 多分クマゼミ 発見   菌なのでキノコの仲間ですが

これに取りつかれると 昆虫はこのように死んでしまいます この菌を利用して害虫駆除をしているところも

あるそうです。

人間も菌に取りつかれたりします 水虫も真菌と言って キノコの仲間です  まあ死なないからいいか

じつは 生き物はものすごくたくさん身の周りにいるのだということを 最近やっと気が付きだしました

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番匠川水生生物観察会  3年ぶり!

2022-08-12 22:12:49 | 自然観察会

一昨年は台風で 去年は大雨で流れた 番匠川水生生物観察会 やっと実施することができました

川に入る前は よくお話を聞いて  講師は番匠川おさかな館の Tさん

子どもたちが持参した網は 使えそうもないので おさかな館が用意してくれた網を使います

ライフジャケットをつけて 頭を冷やして 水に入ります

Tさんの指導の下 網を隙間なく並べて

その上流側から 石をはぐったり 足で 追い込みます  そおれ バシャバシャ

ヨシノボリ コオニヤンマのヤゴ ヘビトンボ カワゲラ カゲロウの幼虫  いろんな生き物が網に入ります

採れた生き物を水槽に移して お勉強 子どもたちは シラシンケン

テナガエビもゲット  ヒラテナガエビ

この方は メスでおなかに卵をいっぱい抱えていました  卵が呼吸できるように 親はふわふわさせてます

顔がすごい イワヨシノボリ

たくさん取れたヒラタドロムシは 顔につけると、、、もぞもぞ動き出します きゃぁ

小さいけどモクズガニも オスメス捕まえました  左の小さいほうがメスです

さてお勉強がすみましたら  子どもたちだけのお楽しみ

Tさんが サップボードを用意してくれていました

ほんで 9人ワイワイ乗り込んで

サップボード(SUP)スタンドアップパドルボード なので 立たねばなりませぬ

こわごわ、、もちろんこのあとは 川の中にみなドボンです!

夏は 川遊びにつきます  たくさん遊んで 河童になあれ

 

 

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もうすぐお盆  県民の森自然観察会

2022-08-09 22:53:56 | 自然観察会

お盆のころになると トンボが飛び回ります ので8月の観察会は トンボとり

参加した小学生男子は みな 虫取り網を持ってやってきた

早速トンボとり  虫かご一杯にミヤマアカネを詰めて ど~するのかねえ

最近は 蝉取り用の網もあり これは網の輪の直径が小さくて ピタッと幹についてセミが取れるようになっている

で、蝉取り用網でとった オオシオカラトンボ  酷使された網は崩壊寸前

まあ連中は 好きにさせて 大人はキノコの観察と行きましょう

きれいな杏色の アンズタケ  食べられるそうだけど 志望者なし

箒のような カレキノホウキタケ  なんで名前がスラスラ出るかといえば 今回キノコのT原さんが来てくれてるから

この かわいいキノコは フクロツチガキ  いいっすね名前が分かるというのは

前回つぼみだったムヨウラン

少し花びらが開いてます

Nちゃんが こじ開けてしまいました  やっぱ蘭の花ですねえ  かわいいですよ

足元をゴソゴソ  なんだろかと 家に帰って調べたら マイマイカブリの幼虫でした

幼虫でも やっぱカタツムリを食べるそうです  ヒラタシデムシも親子で一緒に同じご飯食べてるからそうなのか

クヌギの伏せばでみた オオクチキムシ  名前の通り枯れた木にいるのね

最近昆虫図鑑の新しいのを買ったら 虫の検索がすごくやりやすくて 名前がすぐ分かるのだ

昆虫検索図鑑1600 という本です。長年不明だったカメムシの名前も少しずつ分かってきてます

ウレシイっす  ぐふふ

 

 

 

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久住高原は涼し~  モニ1000植生調査

2022-08-06 23:18:27 | モニタリングサイト1000

調査地 久住の沢水キャンプ場に行くと 市内より5度くらい気温が低いので すずし~

ので 草原はそろそろ秋の用意をしているようです

ソバナ 

キツネノカミソリ  猪の瀬戸湿原のオオキツネノカミソリより小ぶりで色が少し濃いようです

先月花だったツチアケビも 実になって色づき 美味しそう

すぐそばには テングタケが しっかりツバを広げて  なんだかおしゃれね

イヌザクラも サクランボがついてます  オレンジから赤くなって とてもきれい

つられて食した方もいたようですが  美味しくなかったそうです

今回のトピックス!!

とても分かりにくいのですが  エダナナフシの雌(大きいナナフシ)に 2匹の雄(細くて小さいナナフシ)

が交尾をしているのです 

ナナフシモドキの雄はめったにいませんが エダナナフシは結構いるそうです

でも 一度に二匹って どうなんでしょう? 

草原に行って

サイヨウシャジンや

ホソバシュロソウ (トケイソウみたいね)

コオニユリ マツムシソウ ワレモコウ と 花を楽しみました

9時から始めて 13時半になっても終わらんので 少しへたってる皆さんです  お疲れ様

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