森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

池の水 全部抜けたか 上野の森

2020-10-31 00:19:26 | 自然保護活動

大分市美術館の下にある池の水 抜いて掃除するとか大分市

バキュームでどっと抜いて流される前に 生き物捕獲調査

池の水はいつもの半分ぐらいになっていた。 のでヘドロと落ち葉の沼

この中に 網やらザルやら突っ込んで ガサガサ

泥の中から生き物(動くもの)をピンセットで回収するM先生

結構いるもんです

生き物は トレイや 瓶や タッパのケースに分けて入れます

ハイイロゲンゴロウ どっちゃり

小さなウスイロシマゲンゴロウ  ゲンゴロウたちは飛んでにげるので 調査が終わるまでは 確保

アメリカザリガニ やっぱまだたくさんおりました  とりあえず326匹  小さいのが多いので

300匹いても バケツに半分もありません  2㎜ぐらいの 孵化したばかりのも見つかったので

まだまだ池にはたくさんの数が生き延びているのでしょう  絶滅なんて絶対無理ですねえ

あ このザリガニは アカミミガメのごはんになりました

魚類は メダカとカダヤシ

ヤゴはヤブヤンマ 79  オオシオカラトンボ 5 ウスバキトンボ 1 コシアキトンボ 33

つかまりました。  ヤゴは池の掃除がすんだら 池に戻します

ほかに サカマキガイ キベリヒラタガムシ  トガリアメンボ ケシカタビラアメンボ(こんまい!)

コミズムシ マツモムシ コマツモムシ コガタノゲンゴロウ

外来種がかなり入っていて 掃除が終わってまた水が溜まって 春になって 生き物たちはどうなってるか

シュレーゲルアオガエルやオオイタサンショウウオが戻ってきてくれるかなあ

また 来年も調査ですね それまでに水生昆虫のこと勉強しとかんと 今回ヤゴはどれも知らないヤゴだったし、、

最後にこの写真をご紹介  何をしているのかというと  

泥がかき回されて 水中で息ができなくなったアメリカザリガニが 水面に浮いてくるところを

素手で捕まえているY女史  何匹も捕まえていました すげえなあ 獲物を狙うダイサギのごとし雄姿

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どんぐり君 No,170

2020-10-26 21:51:57 | 4コママンガ

朝晩寒くなりました。 でも天気はえらいよか天気で 晴天続き

青い空の下で 悲しいことも めでたい事も あるもんです

朝晩寒くなりました 昨今多少鼻がむずがゆくても 人前ではくしゃみもできません

あったかくするしかないのですが とりあえず 襟巻(マフラー)です

タヌキのしっぽや 子ザルの襟巻は 温いけど  匂う かな

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祝20周年 緑の工房ななぐらす

2020-10-25 19:01:21 | 森林ボランティア

120%の青空  今日の久住高原 阿蘇もクッキリはっきり

「NPO法人緑の工房ななぐらす」さんが長年手入れをしてきた久住高原 今日で一区切り

なんせ 20年も手入れしてきたのです。 20年ですぞ  人間なら成人です 

ということで 森の成人式です。 K理事長のご挨拶

ここは20年前の 第1回大分県豊かな国の森づくり大会の場所です  その時の杭がありました

もう最後なので きれいに剪定したり 枝の片づけを行いました  私は最後と思ってアセビをたくさん切りました

整備の後は観察会 木々の見分け方などOさんに教えていただきました(お勉強の時間でした) リョウブの紅葉がきれいです

ウメバチソウもぴかぴか

森の中にはこんなところもあります  

20年は人間にとっては成人式でも 森にとっては ちょっとの時間

ノリウツギやアセビを増えないようにせっせと切ったのですが すぐたくさん生えると思われます 

コナラ・ミズナラ・ヤマボウシ・ヤマザクラ・タンナサワフタギ・ホウ・イタヤカエデ・モミジ類 

落葉樹の多い森です スギ・ヒノキは数本しかありません 20年後はどうなっているでしょうか

ま、それはともかく 昼ごはん   緑の工房ななぐらす名物 手作りごはん

栗ご飯  栗・シイタケ・銀杏・むかご入り!  おいしい!

トン汁もおいしい! お代わりもたくさん   作業がなくなるよりこれを食べられなくなることのほうが寂しいとの声も

一人ひとり 挨拶をして交流会がすむと

素敵なコンサートがありました ケルト音楽やジャズの演奏があり

最後に「ふるさと」を皆で歌って名残を惜しみました。緑の工房ななぐらすグラスさん 素敵な会をありがとうございます。

森の手入れは いったん手を入れるとやめられないところがあって長年(20年以上)続けている団体もあります。

林業を生業としているわけではない「森林ボランティア活動」

森林ボランティアをする人の高齢化や減少で 立ち消えみたいに終わる団体も多いです

緑の工房ななぐらすさんの区切りのつけ方を見せてもらって いろいろ考えてしまいました

 

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カモノハシの博物誌    浅原正和 著

2020-10-21 22:16:52 | 書籍紹介

カモノハシの本である

カモノハシ 可愛いし好きだから 読んでみた

とはいえ 詳しいことは知らないから 書いてあることは面白いことばかり

作者は 歯というかあごの骨から進化や分類をする人で 骨の話は半分以上はわからなかった

でも 卵で産むか 子を産むかの違いについては 興味ぶかい  進化の方向を生き物はどう選択するのだろう

ヒト様は AIとともに生きる方向に進んでいるけど 足元(ほかの生き物たち)を見たほうがいいのかも

iPS細胞で作り変えるのは 進化とは言わないのだろうけど

カモノハシの人とのかかわりあいや歴史も書いてあって カモノハシを日本に連れてくる話(貿易外交)は

実現されなかった(よかった)けど 希少な生き物は本当に歴史に翻弄されるのだなあ。

作者はカモノハシのイラストを描くのと ぬいぐるみをたくさん持っているようで イラストやぬいぐるみの写真が掲載されている

お顔もこころなしか カモノハシさんに似ているようで、、 誉め言葉です

最後につまんないこと書くけど 本文の書体のゴシックはやめてほしい。読みずらいのだ。

表紙の文字は 明朝じゃないか なんでかっ

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杵築で一番高い山 雲ヶ岳

2020-10-19 22:56:11 | 植物研究会

植物研で雲ヶ岳とかいう山に登りました。

白山神社から登ります

アキノキリンソウやら

エゴマの花が咲いてます   エゴマが山に咲いているのをはじめてみました   エゴマはスーパーの食用油のコーナーにいるもんだと思っていたよ

真ん中にちょぼっと映っているのが ミズハコベ  長靴じゃないので近寄れなかった 初めて見るのに、、

山道には お地蔵さんも祭ってあります  お地蔵さん(でいいのかな?)の後ろにあるのが ゲジゲジシダ

この岩場の上のほうに サイゴクイワギボウシ と初めて見る草 どんな花かな

この山はシダが多いのです でシダの上にいる サシガメ?  わからん

センチコガネが飛んできて 足元に落ちた あんまり飛ぶところを見ないのだけど 薄い羽根が見えて やっぱ飛べるんだ

近くに○○チが落ちているのか

アオキのオブジュ  葉っぱがないと別物みたいです シカが食べたあとです

この山も そこそこシカの食害があります 

最後に トラノオスズカケの可愛い花を見て アカガシのどんぐりを拾って 帰りました

コメント (2)
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