動物病院のドクターをされている田向氏の 日常奮闘記 というか 戦場記みたいな話
珍獣とあるように 普通の動物病院での患畜(でいいのかな)である イヌやネコではなく
ハリネズミやミーアキャットやニシキヘビやフクロモモンガ、、、が
それらが骨折したり 卵詰まりになったり 癌になったり 皮膚病になったり、、、、
最初に書いてあったのだけど やはり 野生動物はペットではないので 飼うのはやめたほうがいい
でも もう人に繁殖をさせられた 野生動物とは言えないものもあるし
それらをペットショップで売っているし そういう生き物たちが 病気やケガをしても
マニュアルがない 専用の薬がない でも田向センセは すごい情熱とエネルギーで対応しています
私は ペットは飼わない主義なので(昔 亀や犬やハムスターや十姉妹を飼っていたことはあるなあ)
カエルが水温計を飲み込んで(表紙の写真がそうです)手術が大変という話を読むと なんでカエルを飼うのだろと思ってしまう
野生動物と 家畜と ペットのラインがあいまいになっていて 人はやりたい放題だと思う
それはともかく 治療方法や カエルツボカビ病の話は とても面白かったです。
現場からのドキュメンタリー報告の 本です