森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

珍獣の医学   田向健一著

2023-04-24 22:30:10 | 書籍紹介

動物病院のドクターをされている田向氏の 日常奮闘記 というか 戦場記みたいな話

珍獣とあるように 普通の動物病院での患畜(でいいのかな)である イヌやネコではなく

ハリネズミやミーアキャットやニシキヘビやフクロモモンガ、、、が   

それらが骨折したり 卵詰まりになったり 癌になったり 皮膚病になったり、、、、

最初に書いてあったのだけど やはり 野生動物はペットではないので 飼うのはやめたほうがいい

でも もう人に繁殖をさせられた 野生動物とは言えないものもあるし

それらをペットショップで売っているし  そういう生き物たちが 病気やケガをしても 

マニュアルがない 専用の薬がない  でも田向センセは すごい情熱とエネルギーで対応しています

私は ペットは飼わない主義なので(昔 亀や犬やハムスターや十姉妹を飼っていたことはあるなあ)

カエルが水温計を飲み込んで(表紙の写真がそうです)手術が大変という話を読むと なんでカエルを飼うのだろと思ってしまう

野生動物と 家畜と ペットのラインがあいまいになっていて 人はやりたい放題だと思う

それはともかく 治療方法や カエルツボカビ病の話は とても面白かったです。

現場からのドキュメンタリー報告の 本です 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どんぐり君 No,200

2023-04-20 23:29:21 | 4コママンガ

もうすぐ連休です。 どこにも行かんでいいからとにかくゴロゴロしたい

ってんで 早めの締め切り

草原に行くと ヒバリがさえずりながら そらに向かって行き  よう声が続くなあ

それから 落ちて(降りて)きます

揚げ雲雀は春の季語だそうで  やはりこれは ロバート・ブラウニングでしょう

中学生の時に 無理やり暗記させられた腹いせではなく  ヒバリを見てるとなんか喧嘩好きみたいな気がするのです

どんぐり君、連載200回目の記念すべき号なのに なんでこんな4コマになってしもたんかなあ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サクラソウ保全活動 散々な目にあっても へ~き

2023-04-19 22:47:08 | 自然保護活動

今年も由布岳登山口のサクラソウ群生地 シカ食害から守るため鹿ネット設置の日がやってまいりました

と、天気が雨の予報なので 翌日16日の日曜日に順延しました  ので参加者が減って10人でスタート

まずは ロープを張るために必要な竹を切る

で、ここで道具が足りなかった でも1時間で100本余り切り出し

登山口に運んで 設置開始

日がささないと 風もあって寒い

そして ネットを止めるペグを持ってくるのを忘れていたことに気が付く

とりあえず ネットを張って ペグがないので ネットにスカートをつけられない

ロープは見学者に踏まれないように 予定通り張りました

今回は シカ向けに立ち入り禁止の看板も取り付けました  もしかしたら字が読めるシカがいるかもしれません

でも「だけん どうした」とか思って この看板は無視するかもしれませんが

何やかやで終わったのは 2時過ぎ それからお弁当にしました お腹もすいているのか分からないほどぐったり  寒いし、、

今回は観察会なしで 帰りました

帰り路で 雨がやんで

虹のかかっている根元もはっきり分かるような 低い位置にしっかりくっきり

うれしくてねえ 疲れ取れました!

んで 2日後リベンジ

ペグもっていって止めて スカートも 100m張りました3人でもなんとかできるもんですねえ

終わって 道のわきの土手には エヒメアヤメが たくさん咲いていました これはご褒美かな

あ、サクラソウの写真撮るの忘れてた 咲いているところはかなりシカに花を食べられていました

これは帰りに寄った 猪の瀬戸湿原のサクラソウ  ここは鹿よけの柵をつけっぱなしでいいので うらやましいです

ネットを張り出してサクラソウの株は増えているのですが ネットの外側にもたくさん株が増えています

これらはもう仕方ないので シカにも少しは食わせてやるかということにしています

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男池に花見

2023-04-15 23:24:16 | 自然観察

花見なので おベントにお稲荷さんをもって ケーキとコーヒーを入れて出かける

男池のお目当ては ヤマシャクヤク でもこれは予想どおり 早すぎてつぼみ

でも たくさんのサバノオがお出迎え  こんなかわいい花に鯖の尾という名前をつけるなんて 

名付け親は 朝ドラの牧野センセらしい  高知の人やから魚が好きなんか

ミツバコンロンソウにアブ いい匂いするのかなあ

ヒナスミレでいいのか とにかく大岩の苔の上にちょこんと かわいいったら

ツルシキミ  花はゴージャス でもシキミですから 毒ありです

今回ショックだったのは

男池といえば 岩を抱く根っこの木ですが  その根っこの皮が シカに食われて悲惨な状態です 

林床にも あちこちにシカの糞が落ちていて ほかの木々もカワハギや角とぎ痕のある木がめだちます

ツルシキミやアセビやバイケイソウなどシカが食べない植物は元気です

男池は水汲みに来る人やら 軽くハイキングに来る人やら いつも人が来ている感じですが シカにとっては関係ないみたいです

名残の ユキワリイチゲ

終わりの キツネノチャブクロ このへしゃげた丸いものは 胞子を飛ばし終わってぺしゃんこになったキノコ

たたけば ホコリの出る体 たたかれまくって もう皮一枚だぜ  って私のことではありませんよ

帰りに ミズバショウやらカタクリやら植えてあるお庭を見て 植えてあっても花見なので 喜んで見てきました

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陣屋の村 自然観察会

2023-04-09 22:19:53 | 自然観察会

一人でお山にいくのを 自然観察 2人以上一緒だと自然観察会  陣屋の村の観察会は最年少が高校生のユウキ君なので

けっこうマニアックに観察

この時期といえば

ムサシアブミ  毎年大きいのが咲きます

だんだん株の数が増えてきて うれしいウラシマソウ

そして今年見つかった マムシグサ?  やけに丈が高いし 茎の特徴ある模様もないので

何だろうか ということになり テンナンショウ属って わかんねえ ということになった  情けない話だ

森林整備をしたので シャガの花が咲きだした 

ミツバツツジも1本咲いて 華やかです

で、ユウキ君が見つけた タケトゲハムシ(だと思う) 写真撮りが大変

水たまりにいたゲンゴロウ  これもユウキ君が見つけて 捕まえてくれたもの コツブゲンゴロウか

保護池にはなんとか オオイタサンショウウオが育っていました これも見つけてもらった

陣屋の村での 昆虫類はあまりきちんと記録していないので 見つける名人(ユウキ君のこと)が来てくれる

時にちゃんと見た方がいいなあと思いました。 彼も高校3年生になったら受験勉強が忙しくなって 来てくれないだろうと思うし

キクラゲがたくさんついていました  よく食べられているのはアラゲキクラゲ

これは キクラゲ 食べられるみたいだけど 耳に似ているのであんまり食べる気がしない

だってねえ 首見分じゃないけど 代わりに耳集めたりしてたみたいだしねえ 

久留米には耳納山とか大刀洗という地名もあって  耳は食べたくないのだ

で、ワラビとセリと 陣屋市場で買ったタラの芽の天ぷらで 日本酒といきました

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする