森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

晴天に撤去  鹿ネットかたずけ

2021-05-31 23:16:26 | 自然保護活動

4月に設置した鹿ネットとロープを 牧野組合さんとの約束通り 撤去しました

総勢18名  梅雨とはいえ晴天です まだ5月なので 五月晴れ

すっかり 草丈の伸びた牧野

ロープをとったら ネットを止めているペグを抜いて 結着バンドを外して ネットを絡まないように外します

軽トラに積み込んで終了 9時に始めて 11時半に終わりました まずまずです

ネットの中のサクラソウは無事に花を咲かして 種をつけて もう種もこぼれていた株が多かったです

これを見ると 任務完了という気持ちになります よかった

来年もまた ネットを張って外して また再来年も、、、 あんまり先のことは考えないことにしよう

草むらには

かりにくいとは思うけど テンナンショウ マイズルテンナンショウだとレッドなんですが諸説あり

たくさん生えていました

コモリグモさんも出てきて  あー名前がわからん

お弁当食べて 観察会を隣の山でして帰りました

タンナサワフタギの 白い花がとてもきれいでした  

疲れたなあと言いつつ夜は蛍を見に出かけたのでした

 

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ダイオウイカ 奇跡の遭遇 窪寺 恒己著

2021-05-25 22:47:35 | 書籍紹介

2013年に発行された ダイオウイカの本です。

2012年にNHKの番組で放映されたので こちらをご覧になった方も多いと思います。

実は 2004年に小笠原沖で 生きて活動している様子をこの窪寺センセは観察撮影されたいたのです。

年によっては 日本海側の海岸にダイオウイカの死体が上がってのがニュースになったりします。

生きてるやつは どこらへの海でどのくらいの深さで 何を食べているのか み~んなナゾだったんですね

撮影までにたどり着く過程が わくわくものです。 10年前の書籍なのに読んでいてライブ感はんぱないです。

小型の潜水艦で どんどん潜って ライトをあてて 仕込んだ餌を食べている様子を自分の目で見るなんて うらやましいけど

深海600m 怖いですね

ここまでに世界中の研究者が アイデアを出し合って 技術の協力があって  あ~ こうまでしても 生きているダイオオイカが見たいんだ!

なんせ 大王という名前がついているし、ペンギンは王様か皇帝だけど 大王ですよ 偉いのよ グソクムシにも大王がいるけど  くしゃみをしても大王は偉いのだ

で、マッコウクジラはイカばっかり食べるので 世界の海の イカの数を推測するところが面白かったです  まあいっぱい(1パイではなく)いるのね

で、鯨の種類によって食べるものが違うのもあらためて知りました。 そういやシロナガスさんはオキアミ食でしたね。

本の巻頭にある ダイオウイカの 顔のアップの写真は圧巻です。目ん玉がすごい迫力

地球上の陸地はほとんど人が見知っている場所になってしまったけど 作者の言われるように 海は未知のワンダーランドです

もそっと長生きすれば 面白いもんが もそっと見れそうです

 

 

 

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どんぐり君 No,177

2021-05-24 22:26:54 | 4コママンガ

昨日と変わって 今日は一日雨でした

雨がやんで 陽がさしてくると 雨粒がキラキラときれいです

小さな水滴の中に 360度あたりの景色が全部入り込むのは 不思議で素敵です

一人で楽しみたいものって 多々ありまして ほかの人には 知られたくないものですよねえ

私には誰にも教えてない楽しみがたくさんあるので 本当の欲張りなんでしょうねえ

あるいは 変な趣味の ただのオタクか

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猪ノ瀬戸 晴天

2021-05-23 23:09:16 | 自然保護活動

梅雨時期の定例作業日に晴天とは みなさん普段の心掛けがよろしいようで

木漏れ日も気持ちのいいもんです

で、今日のお仕事は 鹿ネットの留めものの結束バンドを 針金にするというもの

ここのネットは設置したらそのままなので 結束バンドが野焼きやあまざらしで劣化してしまいます

で、針金 ステンラスのは 硬くて指に穴があいてしもた でもまあ午前中に終わって

午後からは 鹿害調査

ヒゴタイの苗が 根本から バッサリ じつはこれはネットの中なので 鹿ではなく野ウサギが入って食べたようです

金網の穴は 20cmのサイズなので ウサギ入り放題 37株あったのが 20株ほどになってます

今のとこ 対策が思いつかず どうしたもんだか

観察路の案内看板の縁に 虫が仰山来て 滑っておちて 滑って落ちてをやってます 100匹くらいはいるかな

こ奴です ラインアシナガコガネ なんでこんなことをしてるのかは もちろん分けがわからん

今回の調査で

シダも食害にあうのがわかった イワヘゴ 食べられてます  ジュモンジシダもかじられた跡があって

なんでも食うなあ

今回のかわい子ちゃん ヒトツボクロ  写真がうまくないのだけど 可愛い花なのだ

たくさん歩いていい時間でした  さて来週は由布岳登山口の鹿ネット撤去です 来れる方はよろしくね!

 

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顔の考古学  設楽 博己著

2021-05-22 22:38:49 | 書籍紹介

土偶や埴輪の顔に線が引いてある  あれ何でしょうか?

入れ墨ではないのか。 この時代の人は顔などに入れ墨をしていたのではないか

というところから話が始まる  面白くてわくわく

入れ墨は今では くりからもんもんのヤクザさんのトレードマークのようになっているけど

アイヌの人たちも入れ墨をしていたし もともとはどのような意味や役目があったのか

そして弥生時代になると 顔に線が書かれなくなる つまり入れ墨をしなくなった

外国から 入れ墨は 罪人にするという文化が入ってくる

あ、ついでに 昔は 縄文式土器 弥生式土器 と 式が入っていたけど今はそういう言い方をしなくなった訳も

書いてあって なんだそうなのかと思った次第

考古学などは 新しい情報(分析技術の向上とか)が入ると今までの理論が覆されてしまうことが多々あって 面白いですねえ

まさに 謎解き  まあ自分で埋めて 発掘したふりはいただけませんが

タイムトラベルはたのし♬

話がそれてしまいましたが 顔に消せない入れ墨を入れるという古代人たちの思想は 面白かったです

コミュニケーションスキル 高かったのかも

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