森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

鎮南山に 登ってみた

2022-03-30 22:39:42 | 自然観察

ひょんなことから 鎮南山に登ることになった 山登りとは縁のない人間なので

お誘いの言葉通り 軽い登山と思っとったら えれえしんどかった

よく見たら 一緒に登った守る会の方たちはちゃんとシューズ履いとるではないか 

途中 お宮さんの鳥居が壊れていた

大きな岩の中に 祠もあって どうやら由緒あるお山らしい  ほんとになんも知らんのよ ごめんなさい

途中で登山をしている人達に何度も会う 地域の人たちがよく登る山らしい

頂上からは臼杵の海が見えて いい気持ち 

ちょっと下ったところにあるお寺でお弁当を食べました

と そこで!

お寺の池で ヒキガエルが大量に死んでいたのです 20匹以上はいるようで みんな大きな個体です

お寺によく来る方は2月に池が凍っていたので 息ができなくて死んだんだろうと、、 私はそうは思えないし、、

すっきりしないまま下山を始めました  道のそばには湧き水がいくつも流れていて

タゴガエルの声が たくさん聞こえます

で、見つけました!  タゴガエルの卵です

あちこちに産んでいて この岩の奥から声がします  真珠のような卵です

初めて見ました うれしいなあ

下山途中で ミツマタの群生地にもよりました

昔 人家があったところで 見事に石垣が組まれています  そこにも湧き水が流れていて

オオイタサンショウウオの卵がありました  成体も数匹いて まだまだ産卵があるようです

暑いくらい気温が上がり

ヘビやら(多分ヤマカガシ)トカゲやら出てきて ワイワイして帰りました

次の日は 膝ががくがくしました  山登った実感がしていいですね

 

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陣屋の村 雨降り

2022-03-27 22:06:11 | 自然観察

こんだけ雨が降ったら 両生類はリベンジしてるに違いない と思うものよ

で、先週まで干上がっていた陣屋の村にいってみた 土曜日の午前中の雨の中

入り口広場のハクモクレンは散り始めていた

サツマイナモリ 咲き始め ショウジョウバカマとならんで咲いている

アオキはつぼみ もうすぐです

保護池には水がたっぷり 

オオイタサンショウウオが 新しく産卵しています 保護池には10対ぐらい 

ほかの場所にもいくつかあって 雨が降ったので 産卵を控えていた?連中がやってきたようです

しかし 肝心のヤマアカガエルの新しい卵塊が見つかりません

池にも 復活した轍の水たまりにも、、  ヤマアカガエルは時期を外したらもう産卵しないのでしょうか

気温もかなり上がっていますし  山の中はウグイスなどの鳥の声がにぎやかです

そして川べりでは タゴガエルのくぐもった声がしきりとしています   今はもうタゴガエルの時期なのでしょう

けろっとしているようで 案外生真面目なのでしょうか  遅くに産むと成体になってからの上陸が遅れるので産まないのかなあ

てか いままで2月の終わりに産んだ卵は オタマジャクシになっても オオイタサンショウウオやアカハライモリの

ごちそうになっていたし これ以上ごちそうを増やして アカハライモリやオオイタサンショウウオを増やしたらいかんと思っているのか

なんにせよ 産卵がなくて すこしがっかりしました

川のなかにはオタマジャクシが いくらか泳いでいます  流されんで大人になってね

雨が降って 見違えるほど元気になった イワヒバを見て ヨモギを摘んで帰りました

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どんぐり君 No,187

2022-03-26 22:39:42 | 4コママンガ

寄生虫の本ばかり読んで 次に食中植物の本を読んでいたら

どんぐり君が 虫食いの話になってしまった。

以前もどんぐり君は 顔にひびが入って砥の粉でふさいでいます。

いいんですよ みんな知らないうちに 寄生だの 共生だのやってるんだから

シギゾウムシやら チョキリの1匹や2匹

しれっと コジイ君 ひどいこと言ってますが 面倒見のいい人って 正直者なのよ

年度末なので わらわら  早く4月にならんかなとか思っても 仕事は終わらせねばなりません

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寄生蟲図鑑  ふしぎな世界の住人たち  大谷智通著

2022-03-17 21:49:02 | 書籍紹介

寄生虫の本を紹介したら 大谷氏の書籍も案内せねば

ご存知 目黒の目黒寄生虫館にお勤めの方

寄生虫を1種類ずつ 拡大されしつこく書き込まれたイラストと一緒に説明があります

のっけから ハナヒル 普通は動物の鼻の中で血を吸って生きているだけど 人にも住み着く

山で水で顔を洗ったり飲んだりすると 卵が体内に入り 孵化して鼻の穴で成長する

鼻の中に何かいる違和感がして ついに鼻の穴から顔を出す  つまみだそうにもぬるぬるしてすぐ引っ込むので

つまみだせない   で、どうしたかというと 顔を水につけて 出てきたところをタオルでつまんで引っ張り出したそうです すげー痛かったそうです

長々と書きましたが 事件が起きたのが大分なのよーっ  場所は書いてなかったけど もーぜってい 山ん中で湧水といえども 飲まないからね

ヤマビルは 吸うだけ吸ったらポロリと落ちるので こっちのはうがなんぼかましじゃ

話が飛んでしまった  本のサブタイトルにあるように ふしぎな世界の住人  

どうしてこんな生き方を選んだのか そのためにものすごい恰好になってしもて、、 

人生がつらくなったら こんな生き方もあると知るのもいいことでしょう

そして どんな時も 独りぼっちじゃないのよ  体の中にはたくさんの生き物がいるしね

寄生虫に寄生している虫もいます もしかしたらそのまた寄生虫に寄生している虫がいるかも

だからパラサイトで 親に養ってもらっていながら 親の金で自分のペットにごちそうを買っても 恥じなくても いいの、、か?

本のタイトルが 蟲となっているのがみそ  植物(ラフレシア)や昆虫までとりあげてある

ラフレシアって 葉も根もなくて寄生しているなんて知らなかった  あまりの臭さに発見した人は食人植物かと思ったらしい

作者の 寄生虫らぶが ドン引きしかねないユーモアを交えて 綴られています

読んだら 寄生虫好きになるかも   でも生肉はぜったい食わないぞ!  

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下判田里山観察会  陣屋の村よりもっと春!

2022-03-15 23:42:17 | 自然観察会

陣屋の村の観察会(毎月第2土曜日)の次の日(第2日曜日)は下判田里山観察会です。  山ん中と里をくらべると

やっぱ 里山はぬっくいわ~  花の種類も違うしね

スミレ(本スミレ)咲いてます  うれしいなあ

土筆もにょきにょき

ついに フキノトウも見つけ  やっと土筆とフキノトウの天ぷらにありつきました

アマナも たくさん咲いて  葉っぱも少しかじりました  甘菜ですので 少し甘い味がします

観察路のセリやミツバはまだ小さくて 摘むのは次回のお楽しみにします

しかし 来たからには

立小野川に クレソンがたくさんでていますので クレソンをせっせと摘んでおります

へびの簪こと ムラサキケマンも

カキドオシも出そろいまして 里山の春でございます

田んぼには  春の七草でご存知

コオニタビラコ  春の七草ホトケノザ

セイヨウタンポポは いつだって元気ですが ここんとこ雨が少ないので 茎をのばすのは

綿毛になった時だけと言わんばかりに 地面に張り付いたように花がさいていました

さすがです  あんたは強い!

陽気に浮かれて チョウやテントウムシが出てきています

4月になれば 工事が始まるのでしょう  いつまでもこの幸せが 続くといいのに

この豊かな里山の自然より  テニスコートや野球場の方が 豊かでいいと思う人がおるんじゃ

 

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