森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

モニ1000は続くよ

2021-01-31 22:48:54 | モニタリングサイト1000

毎週調査のモニ1000  土曜になれば お出かけです

陣屋の村にやっと オオイタサンショウウオの産卵がありました。 保護池に3つ

川の中も合わせると 10塊ぐらい見つけました  例年に比べるととても少ないですが また雨も降りそうだし 来るかな~

ヤマアカガエルも新規に3塊 

前回産んだのは 泥をかぶって まるで脳みそのようになってます

オタマジャクシになって 泳いでるのもいます

と、なんと無残な

体に外傷はないので どうしてこうなったか わかりません

でまあ 帰り道は コケの写真でも撮ろかとおもて

おーサクが出ているので ジャゴケということで。  ジャゴケは雌雄別株だそうで

こちらは 雌株です。  近くに雄株もありました。

この写真を撮っていたら 後ろから声がかかって もうびっくり  陣屋の村で観察会の時以外に人に

会うことなぞ ついぞなかったので。 

振り向いたら 何と H先生でした!  先生もオオイタサンショウウオの様子を見に来られていたそうで

手には 網。 決まってます。

で、しばらく両生類談義をしました。  オオイタサンショウウオの産卵は 少ないのか 遅れているのか、、

次の日は 下判田の里山に行きました。ここには新しい産卵は ありませんでした。 0も調査のうち

暖かくて オオイヌノフグリも ポヤポヤ咲いて たくさん歩いたので 少し汗ばみました。

ゲンゲの葉が伸びてきているので  もうすぐ 花が咲くのでしょう

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田尻小学校の不思議

2021-01-28 23:18:37 | 自然観察会

田尻小学校の校庭で自然観察会を行うので 下見  冬じゃし おもしろいもんあるのかな~

プールの側の 枯れたヨモギに産み付けられた オオカマキリの卵

地面すれすれ こんな低い位置に産むなんて 近くに木や壁もあるのに、、  そんなこと言ってる場合ではなかったのかも

ツル植物も枯れて タンキリマメの 種 二つづつ

赤くなった クサイチゴの葉  冬は赤くなるよね~ と話していたら 

ナンテンの葉っぱも赤くなっていた   ただし 重なっていた葉の 重なっていた部分だけ 赤くなってなく緑です

めくると チラッと緑の部分が見える  なしか! あとでまた緑にもどるのか しもやけみたいなの?

全草赤くなるわけでもなく 理屈がよく分からない

校庭の 大きなクスの木には いろんなのが住み着いていて  クスノキ 貫禄だなあ

クスノキに聞けば わかるかもしれない

グランドには ウサギ(ノウサギ)の糞が 点々と落ちている  

以前に校庭で見つけたときは クローバーの茂みのそばに落ちていて 食べられた痕もあったので

納得してたのだけど 今回落ちていたのは 何も生えていないグランドの中

ウサギたちが 夜な夜なグランドで走り回っているのだろうか  夜はなんか別のことがあっているのやもしれない

もう何年も 田尻小学校に顔を出しているのだけど 不思議なところだ

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どんぐり君 No,173

2021-01-26 22:10:09 | 4コママンガ

寒い季節は バードウオッチング 水辺には渡り鳥  山では落葉した木々の間から 鳥見ができます

いや いつでも鳥見はできるんだけど 繁殖中はあまり邪魔しないほうがいいかな とか思って

てか 冬場は植物や昆虫がいないんだよー

あ、自給自足の話なんだけど どんぐり君がやりたかったのは 採取生活 縄文時代のような

弥生時代になって 耕作が始まったのが 最初の自然破壊とか言う気はなくて 

採ってくるだけのほうがカッコイイ気がしただけ

いまや 水田が 生き物たちのホットスポットになってますからね~

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産卵日和

2021-01-25 23:10:40 | 自然観察

やっと雨が降りました。 土曜日は一日中降ったのでこれはもう 産卵日和

陣屋の村の遊歩道に入った途端 ヤマアカガエルの声が聞こえてきました

遊歩道の溝に 10卵塊

保護池に行くと たくさん鳴き声がするのですが 近くまでいくと ポチャ ポチャ と音がして

次々に池に飛び込んで 姿を隠します

池には たくさんの卵塊が 新しく産まれています  数えたら 66塊

隠れたはずの ヤマアカガエル  隠れそこなったのもおります

なるたけ 平たくなっていればわからんやろう   わかるんだよ

葉っぱに隠れてるから 見えんだろう   お尻みえてるぞー

イノシシ池でも鳴き声がしたのですが 卵塊が見当たりません 池の水も濁っていて

さっきまで イノシシがいたのかもしれません   イノシシは卵食べないと思うけど ぐちゃぐちゃにしたのかも

これはもう つい先ほど産んだような 卵塊です

 

産まれて時間がたつと 水をすいこんで 粒が大きくなります

保護池には カエルの卵しかありませんでした  オオイタサンショウウオの産卵はどうなっているのでしょう

では 下判田里山に行かなくては

池に向かう途中に ツチグリが 持ち上げてみると ツチグリサイズの穴が開いていました

この穴から 出てきたのか?

下判田にも産卵がありました   24日なら まあ例年並みです  A地点は7塊

C地点は なんと 10塊もありました  C地点のほうが多いのは初めてです

おまけに 親のヤマアカガエルも 1匹  C地点の水路は水温が高いので ヤマアカガエルも 赤い色してます

でも ごはん食べてないので おなかはぺっちゃんこ  私が写真を撮ろうと追いかけまわしたので卵の中に隠れているところです

とりあえず モニタリングサイト1000 やっと数字がでました ここでもオオイタサンショウウオの産卵はありませんでした

明日も雨のようです  産みに来てくれるかな

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けものが街にやってくる  羽澄俊裕著

2021-01-21 23:04:01 | 書籍紹介

人口減少社会と野生動物がもたらす災害リスク という話。

今山に入ると シカ害のひどさにため息が出るばかり

毎年大量に捕獲しているのに 被害が減った、無くなったという話は聞かない

で、このままいくとしても 人口は減るばかり 統計では 2100年には 8000万人

終戦直後の人口です。 で、空き家は増える 不耕作地は増える ではもう絶対対応できなくなる

という話から始まって 現状分析 対応策 今後の目標が理路整然と書かれていて 本当に感心いたしました

すごか

いま世界はコロナウイルスに対応することで精一杯で 自然保護とか環境保全とかいうと白い目で見られそうだ

しかし農林業の現場では 野生動物による被害は大きく、対策は大変なことになっている。もうずーっと以前から予算組んでもらっているのだ。

作者は 野生動物や自然環境を保全する社会システムという形での提案なので 行政の方にぜひ読んでもらいたいと思います。

こういう方法が とれるといいなあと思いました。

 

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