本日はガイドのため、画像がありません。ご了承下さい。
月曜から強烈に吹いている北東の風の影響で、大島は大荒れです。そんな状況ではありましたが、かろうじて王の浜が潜れそうだったので2ダイブしてきました。今年は水温の落ちが早く21℃台後半、透明度は残念な事になっていました…。
1本目は右の根を散策です。
湾内はサージがきついのでサラット沖に出ました。
根沿いに進むとコイボウミウシが目に入りました。更に沖に出るとグルクンの群れです。そこへイサキの群れも…。更に大きなヒラマサが1匹ですが突っ込んできました。イサキ・グルクンは一気に逃げ惑いました。そんな中、ある1匹に目をつけたヒラマサは、その1匹だけ追いまして何処かに消えていきました。ロックオンされた魚は、どうなったのでしょうか。
テングダイを見て根を超えテーブルサンゴの上を散策です。サンゴの上ではヒメゴンベ・フタスジリュウキュウスズメダイ(幼魚)・カシワハナダイ・ヤリカタギ(幼魚)・イッテンチョウチョウウオなどが観察できました。
その後、沖に出てマツカサウオを観察して浅場に戻りました。それ以外ではコホシカニダマシ(ペア)・ヒレグロコショウダイ(幼魚)を見てEXしました。
2本目は左の根を散策です。
やはり湾内はサージがきついので沖に出ました。
根の手前ではトゲチョウチョウウオ・ソメワケベラ(幼魚)が見られました。
左の根に到着すると大きなハタタテダイが通り過ぎていきました。根の窪みにはコロダイ・テングダイ×2、それに絡むようにネンブツダイの子供が群れています。
更に沖に進むと大きなカメが海底で休んでいました。近寄っても逃げる事無く休んでいます。おかげでジックリ観察が出来ました。その後は、スミツキベラ(幼魚)・ゴイシウミヘビ・コロダイ(幼魚・若魚)・フエヤッコダイ・キイロイボウミウシなどを見ました。
「ボチボチ引き返そうかな~。」なんて思って中層を見上げたら、ハンマーヘッドが中層をユックリ泳いでいました。速攻でゲストに知らせ観察していると近くでカメもいました。が、カメには申し訳ないですがスルーしハンマーの数を数えてみました。その数、なんと30匹オーバーでした、しかも全部体長3m前後の大きなサイズです。
がっつりハンマーをまぶたに焼付け浅場に戻りました。そうなると今度は中層が気になって、しょうがありません。違う根に到着した時、またハンマーヘッドが登場しました。しかも怒涛のように群れています。正しくハンマーリバーです。マジで川の流れのように私の視界にハンマーの群れです。さっき見た群れから考えると、余裕で三桁は超えている数です。ユックリ泳ぐので思わずハンマと一緒に併走して泳いでしまいました、しかも結構な間。コチラも体長3m前後の大きなサイズでした。
凄く幸せな時間を過ごす事ができました。ちなみに15:22の出来事でした。あぁ、今日のこの時間は、忘れられないですね。
これで海が静かで、楽しく湾内も散策できたら最高だったのに…
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