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育児サークル「わはは」

わははの仲間の「ちょっと聞いて!」

震災後に思うこと

2011-04-08 14:01:08 | Weblog
投稿者:のりこ

3月11日の東日本大震災後、毎日増えていく亡くなられた方の人数に胸が痛みます。
この胸の痛み、1995年の阪神大震災の時とは少し違っています。

95年当時、私はまだ学生で、結婚も出産もしていませんでした。
ボランティアで1週間、被災地に入って活動し、体育館の「遺体安置所」の張り紙を見て、死がこれほどまでに身近にある経験を初めてしました。
肉親や友人を亡くされた方がどれほどつらいのか、想像はしてみるものの、本当の気持ちは未経験の私にはとうていわからないだろうと考えていました。
この考えは基本的に今でもかわっていません。
ただ、自分が子どもを産み、育て始めている今は、一人の人間が育っていくために、どれほどの親の愛情や苦労が存在するかを知り、人が一人亡くなるということは、それだけ手塩にかけて育てられた命がこの世から失われてしまうということであると、実感するようになりました。
殺人事件や死亡事故の記事を見ても同じことを感じていましたが、今回の震災ではその亡くなられた方の数の多さに、その何倍もの人たちの悲しみがあることを痛感しています。
私は被災地に直接出向いて何かができるわけではありませんが、今与えられている場所で、できることを一生懸命やることが自分のするべきことなのかなと思っています。

3月11日の震災当日、私とナオは昼から友人と、前日に出産した友人のお見舞いへ向かっていました。
時間が早かったので環七沿いのファミリーレストランに入り、数分してあの揺れに見舞われました。
店員さんの的確な指示で、窓側から移動して(ガラスが危険)中央のテーブルの下に避難し、揺れが収まるのを待ちました。
ナオは当時、せんべいを食べていて落ち着いていました。
その後も車で移動しましたが、電車が止まったため、友人宅で一泊させてもらい、翌朝帰宅しました。
1歳5カ月のナオは歩けますが、道がどうなるかわからないので、こういう時は抱っこまたはおんぶ紐は必需品と感じました。


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投稿者:のりこ

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