goo blog サービス終了のお知らせ 

育児サークル「わはは」

わははの仲間の「ちょっと聞いて!」

ワールドカップ 裏話 in Africa

2010-07-16 09:28:53 | Weblog
投稿者:けんすけ


「プァーーーー!!、パッパーーー!!」
朝から、国旗を着飾った多くの車がラッパを吹きつつ町を疾走している。
今日はいよいよサッカーワードカップのアルジェリア対イングランド戦。
事務所にいる現地従業員も皆、遠い恋人を待つかのように朝からそわそわ。
昼12時半からの試合に備えて、皆仕事そっちのけで10時半には昼食を食べ臨戦(応援)態勢、もちろん公官庁・銀行の窓口も誰もおらず開店休業。
まさに国を挙げてのイベントという感じだ。
僕ら日本人も、適当なところで仕事を切り上げ、応援に駆けつけた。

「おいぃぃぃぃーーー!!」
「うぉおおおおぉおお~~!」
「あぁぁぁっぁ~~!!」
危ういシーン、惜しいシーンが続くたびに天を突くような叫び声と、安堵のため息。
50人以上が集まった狭い部屋には熱気が充満し、僕も柄にもなく叫びすぎて喉がカラカラになった。

90分の激闘の末、結果あのイングランド相手に、予想外の引き分け!
本当に惜しい試合だった。
いや、あとちょっとで勝てた試合だった。
勝利こそ逃したものの、強豪イングランド相手に互角の戦いをした選手らに、テレビの前で皆でずっと拍手喝采だった。

今回、アルジェリアにとっては実に四半世紀ぶりのワールドカップだった。
これまでアフリカの雄といわれてきたライバル、エジプトを最終予選で下し、悲願のワールドカップ本選進出を果たした。
が、実は元々仲が悪かったエジプトとの関係が、この試合によって更に悪化、エジプト政府はなんと駐アルジェリア大使を国外退去させ国交断絶(?)、アルジェリアも負けじと、これまた国内で働くエジプト人の労働ビザの発給を全てとめてしまった。
おかげでエジプト人数千人が路頭に迷うハメに。
なんと大人気ない・・・

 日本がデンマークと戦うときも、多くの現地の友人が、「俺は日本を応援しているから頑張れ!」と手を握り声をかけてくれた。
その時は純粋に嬉しく思って「サンキュー!」と握手を交わしたのはいいものの、よくよく聞いてみると実は、数年前にデンマークは新聞記事でイスラム教の神様を侮辱したことがあって、その時以来世界中のイスラム教徒から目の敵にされていた。
その憎き敵を日本がとってくれ!ということだった。

その夜、吉良を討ち取った赤穂浪士のごとく、見事SAMURAIがデンマークを討ち取った瞬間、僕の携帯はお祝いメールの着信音が鳴り止まなかった。
「カタキをとってくれてありがとう!」と。

 僕自身はサッカーはあまり得意な性質ではないけれど、皆で見るのはとても好きだ。
見ていてハラハラドキドキ楽しいし、何よりビール片手に皆で盛り上がれる。
ひたむきに走る選手のプレーに、国籍を超えて応援してあげたくなることもあるし、負けて人目をはばからずピッチで泣き崩れる選手を見て、目頭が熱くなくともある。
でもそんな試合の裏で、実は国のお偉いさん同士の大人気ないケンカや、国民同士の長い間のいがみ合いがあるのもまた事実だ。
サッカーは単にキャプテン翼君のように“ボールは友達!”の世界だけではないんだなぁと、今年のワールドカップでは妙にそれを実感してしまった。 


育児サークル「わはは」
投稿者:けんすけ

夏本番!

2010-07-16 09:25:53 | Weblog
投稿者:ひろみ

いよいよ待ちに待った夏本番です!
幼稚園生や小学生も今週から夏休みに突入ですね。

海へ山へアウトドアを満喫できるこのお休みは何より楽しいものです。
楽しい季節ですが、私にとっては『刺される』思い出も多い季節。
川でバーベキューを楽しんでいた時、足がチクチクして見ると黒い点がびっしり。
慌ててはらうとそれはブヨでした。
20ヵ所以上も刺されて足首が曲がらないほど腫れました。痒くてたまらず病院へ行くと「ブヨは2・3ヶ所刺されても気が狂いそうに痒いからね」と失笑されました。
2週間の湿布生活です。


またハワイへ行ったときのこと。
美しい白浜のビーチに感動しながら海へ入るとまもなく腕に釣り糸のようなものが絡みつき、腕全体がしびれ激痛が!
クラゲの触手です。
慌てて近くのマーケットに駆け込みドラッグコーナーへ。
クラゲという単語が思いつかなかったのでスタング!スタング!(刺された!)と片言で訴えると腕をみた店員さんがOKとドラッグコーナーから私を連れ出します。
あぁ通じない・・・とがっかりしながら腕を引かれて食品コーナーにて塩と酢を手渡されました。
「 Put on these(これを塗って)」?と思いつつ強く勧めてくれる店員さんの言いなりにレジに並ぶと「 Were you stung by the JellyFish??(クラゲに刺されたの?)」とレジの店員さんに言われました。
クラゲはゼリーフィッシュだ!
お店から出て教えられた通り塩と酢を手のひらで混ぜて腕に塗るとみるみる腫れがひきます。
痛みも無くなりました。
以来海へは塩と酢が必携です。

こんな珍『刺される』思い出ですが、先日はヒヤッとすることがありました。
カイエが道に座り込み何かをいじっています。
近づいてみると3cm程の大きなスズメ蜂が瀕死状態で落ちていました。
それを棒で突いてつまもうとしていたので慌てて抱きかかえてその場を離れました。

ヒヤヒヤしながら今年は刺されるエピソードを増やしたくないなと思う夏の始まりでした。


育児サークル「わはは」
投稿者:ひろみ