祈りのない宗教は存在しません

　　　　　　　　〇
　自分がやるんじゃない。神様に支えて
いただいて、神様がさせて下さるのである。

　　　　　　　　〇
　祈りのない宗教は存在しません。それは
生命を持たない人間とおなじことです。

　　　　　　　　〇
　余分なものを捨てましょう。この生命を
かがやかすために、捨てて捨てて光一元に
なると、神が必要なものを与えて下さいます。

　　　　　　　　〇
　天命というものは誰にもある。それは、
神様が、一人一人に与えられた尊い働き
なのである。世界平和の祈りを祈る時、その
天命がかがやいて、天と一体になってゆく
のである。

　　　　　　　　〇
　生も死も
　富も貧も
　本心本体をかがやかすための
　道筋

みな 神の働き人

　　　　　　　　　〇
　かなしむ者とともにかなしむという
言葉は、かなしんでいる人の波に
呑み込まれてしまっては、共倒れに
なってしまう。
　気持ちを感じ切るということと、心を
調和させるということは違うんだよ。
　気持ちはいうなら情の世界だ。人
それぞれの情をよくよく理解した上で、
あなた方は、その人の本心に呼びかけ、
本心がひかりかがやくようにしなければ
ならないんだよ。
　流れず、流されず。神様がすべて
見守っていて下さるとおもって、働く自分を
自在にしてゆくことが必要です。

　　　　　　　　　〇
　あなた方は働き人なのです。世界平和の
祈りを祈る人、魂を澄み清めさせて、神を
おもう人は、みな神の働き人なのです。その
最大の働きは何かというと愛であり、祈り
であり統一です。

この世で思いわずらうことも・・・

　　　　　　　　〇
　世界人類が平和でありますようにと
祈りつづけてゆくと、いつの間にか
祈っていることを忘れてしまう。ただ
無心の自分があり、光の中に住み、
光の中に抱かれている自分があることを
識るのである。

　　　　　　　　〇
　人間は限りなく進歩をつづけるものです。
　それは、それぞれに与えられた神の
いのちを宣（の）り出すために、光一元と
なるために、そして神の愛と一つになって、
人類を救済する力をいただくために進歩
するのであります。

　　　　　　　　〇
　愛とゆるし以外に神の本質はありません。

　　　　　　　　〇
　この世で思いわずらうことも、真実の人間の
相（すがた）があらわれるための過程なのです。
　何十生何百生と生きつづけてきた人間が、
真実の相をあらわす時は近いのです。

さあ 神にむかって歩いてゆきましょう

　　　〇
気負い心
あせり心があっては
どんなすばらしい言葉も
心も
たちまちに
光を失ってしまいます

ふるさとに帰るのに
気負う人間がいるでしょうか
ふるさとの
山や川は
そのままのすがたで
あなたを迎えてくれる筈です

悠々と流れる大河のように
神は
ありのままの素直な
あなたを
迎えて下さるのです

さあ
我々のふるさとである
神にむかって祈りを
献（ささ）げましょう
我々のふるさとである
神にむかって
歩いてゆきましょう

何も心配しないで 光のなかに入るように

　　　 〇
光は
みちている
だから
何も心配しないで
光のなかに
入るようにしなさい

　　　 〇
光は神のいのちです
そして
人間の本心は
その光を
受け、みちさせている
生命の源流なのです
源流にむかって
祈るほどに
私達は
神と一体になって
真実の人間のすがたを
あらわすのです