わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

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私流にいうと 詩は祈り

2022-12-19 10:05:59 | 癒し

詩は言葉の寺
誰の言葉だったか
いい言葉だと思うんですよ
言葉の寺
言葉はことだま、寺は祈る場所
本来のいのちを宣り出す場所です

詩は祈りなんだ
私流にいうとこうなるんです
祈るっていうのは
しかつめらしく祈るんじゃない
そうでしょう

高村光太郎の智恵子を詠った詩なんて
悲傷そのものです、叫びそのものです
でもそれが魂の底から湧き出て
真実をたたえている
だから詩は祈りなんです
この祈りこそ
天にも人にもとどくものなのです
だから詩人は祈りをささげている人
なんです

詩は言葉の寺といったこの人は
神様の智恵の言葉をたくまずして
かきつけたということがいえると思います

何のてらいもなく
だからこそ神の智恵を言葉として
かきつけることができたのです
これは無為の一つ
これも無為のひとつ
無為にして成すとき
本当の人間の真実が輝きだすのであります