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わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

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(漢詩)無 題(十八)

2017-07-09 09:48:03 | 癒し
大我者元混沌生命相宿然大元愛
鶴似美思裡持確々之是肉宿生
太古神息吹大昔噺真実之


大我は元混沌として生命の相を宿す。
然れば大元は愛。鶴に似て裡なる
おもいは美しく、これを肉の生(いのち)に
宿す。
生(いのち)は太古、神の息吹により宿る
という昔噺(ばなし)はこれ実(まこと)
なり。


 宇宙はそのはじめ、はじめなくおわりなく
ただ生命のすがたをぼんやりと神のふところの
なかにやどしていた。

 鶴の姿のうつくしさに、誰もがみとれるだろう。
 たとえばその美しさを、心として、そのままに
肉をまとわせ、神から分かれてきたのが
人なのだ。

 いのちがそのむかし、神の息吹から生まれた
という昔噺(むかしばなし)は、事実そのまま
なのである。