Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

調弦

2005年09月27日 | Mandolin Life
たいぞうくんてば相当怒られたんですね。 かわいそうに。 おもしろかったのになぁ~


ぽるたん の第4回演奏会が終わって早2週間ちょっと。
翌週すぐにPEKがあったため、ぽるたんの練習~演奏会を通して思っていたことをあんまり書いてませんでした。 13日14日15日にちょっと書いたけど。 その続きです。

今日は調弦のこと。
普段の練習の時は、ごくごくたまーーに音叉を使う人とか、「ちょっとAの音ちょうだい」とか言う人がいますけど、各自それぞれチューナーを使って調弦することがほとんどですよね。

では演奏会本番の開演前や第1部と第2部の間の休憩時間の調弦はどうしてますか?
ぽるたんでは・・・正確には今回のぽるたんのチェロパートでは私が全員の楽器の調弦をしました。 他のパートのことは見てないし聞きもしなかったので知りません。

・・・で、これはどういうことなんでしょう?
学生の頃からずっとそうだったので、今まで何の疑いもなくやってたんですけど・・・どうしてトップが全員分の楽器を調弦するんでしょう?

学生だったらまだわかりますよ。 1年生とかまだ調弦もできないような人がいるのかもしれない。 でも普段の練習の時からやってあげてたわけじゃないですからね。 でも、ということは普段の練習ではぐちゃぐちゃの調弦のまま合奏してたってことになりますね。

ぽるたん初め社会人団体にはまさか調弦ができない人がいるとは思いたくない・・・んですけど・・・実際は・・・ 練習のときの音を聴いている限り、みんながみんなちゃんと調弦できているとは思えないような気がします。

チューナーであわせることはめんどくさがりさえしなければ出来るはずなんですよ。 ちゃんと説明書読めば。 今はピックアップマイクなんて便利なものもありますし。

問題は二弦合わせ(上下合わせ)ですよね。
こればっかりは各自の耳に頼るしかない・・・ 
でもね、「アタシ、上下合わせを正確にする自信がないから上の弦も下の弦もチューナーで合わせるの」ってのはダメですよ。 それじゃいつまでたっても出来るようになりませんから。

上下合わせは音感のあるなしに関わらず、誰にでも出来るはずだと思います。


もうひとつ。 本番の曲と曲の間の調弦。
最近は減ってきたように思いますけど、チューナーの基準音を鳴らす団体ってありますよね? って我が母校も一時期までやってたんですけど・・・

正直に告白します。
私、あのチューナーの電子音に合わせることは出来ません。 耳がトホホな上、大抵鳴らしてくれるのは442HzのAの音ですからチェロの場合オクターヴ違いになっちゃいますからさっぱりわかりません。

同じような理由でオーボエの音に合わせるってのも出来ません。

一時期ぽるたんでやってた「コンマスのトレモロの音に合わせる」ってのも出来る気がさっぱりしませんでした。

いつも舞台上でチューナーの電子音を鳴らして調弦をする某団体は、チューナーの音で調弦する練習を普段からしているそうです。
そうですよね。 それをしてなきゃごく一部の耳のいい人以外は、いきなり「やれ」って言われても出来ないですよね。


そんなわけで私は舞台上にチューナーを持ち込んでます。 それでいいと思うんだけどなぁ~