Vita Mandoloncellistica

マンドロンチェロ弾きcockatooの生活
マンドリン関係のこと・・・は少ないかも(笑)

「滅びし国」

2005年09月05日 | Mandolin Life
さて、9月11日の「ポルタ ビアンカ マンドリーノ 第4回演奏会」まで、あと6日となりました。

ということで、今週は恒例(?)の「cockatoo的曲紹介」をお送りいたします。
初日の今日は第1部の1曲目・・・「滅びし国」
原題は「La Terra dei Morti Sinfonia」となっていますので、「滅びし国 序曲」というのが正確なのかもしれません。

この曲はワタクシ、僭越ながらチェロパートトップを務めさせていただきます。

作曲者はGiuseppe Filippaさん。 「怯える小鳥」とか「懐かしき追憶」とか「田舎の祭」などの曲が中野二郎氏のアレンジでおなじみですね。ちなみに「町の祭典」や「山国の婚礼」のVittorio FilippaさんはGiuseppeさんの息子さんらしいです。

実はこの曲、大学生の時に演奏経験があります。 大学2年生のときの春の演奏会・・・ってもう15年前ですよ _| ̄|○

光陰矢のごとし・・・少年老い易く楽成り難し(あ、もちろん正しくは「成り難し」ですよ。 音楽の話をしてるから「楽成り難し」ってことで)

フィリッパさん(めんどくさいのでここからカタカナ表記します)ってどちらかというと吹奏楽の世界の人らしいんですよね。 だから「滅びし国」も吹奏楽のために書かれた曲を中野氏がマンドリンアレンジしたのかと思っていたら・・・どうやら元からマンドリンのために書かれたみたいですね。 ホントかなぁ?? だってなんだか「これって管楽器を想定したフレーズじゃないの?」ってのが結構あるんですよね。
・・・詳しいことは本気で調べたわけじゃないのでわかりませんけど。

「滅びし国」というタイトルからイメージするようなくらい曲ではありません。 どっちかというと底抜けに明るい曲。 冒頭のユニゾンに少しだけそこはかとない寂しさのようなものが漂いますけど。

察するに、「すでに滅び去ってしまった国の昔の反映の様子」を描いた曲ってことなんでしょうね。


そんな「滅びし国」を聴いてみたいな、と思っていただけた方は9月11日(日)第一生命ホールへお越しください。

メンバー一同、あなたのご来場を心よりお待ちしております。


 ◆ポルタ ビアンカ マンドリーノ 第4回演奏会◆

  【日時】2005年9月11日(日) 13:30開場/14:00開演
  【場所】第一生命ホール
      (都営地下鉄大江戸線「勝どき駅」A2a出口から徒歩8分)
  【入場料】前売:1000円/当日1500円
  【曲目】
    滅びし国(フィリッパ)
    マンドリンオーケストラの為の「星の庭」(小林由直)
    ソロ・ヴァイオリンとマンドリンオーケストラの為の「協奏詩曲」(帰山栄治)
    Jazz Pop Rock組曲(マンドニコ)
    交響詩「失われた都」(鈴木静一)




実は手元に残っていたチケットを昨日の練習の時に返却してしまいましたので、今現在1枚も持っていません。 でも手配することはできますので、今からでも「聴きに行ってみるか」と思ってくださった方はご連絡ください。 前売料金でご用意させていただきます。

ギリギリまでご予定のわからない方は当日券もご用意していると思いますので、当日直接会場へお越しください。 当日券は13時より販売いたします。